1月25日は宮原氏と梶賀へ!前々日の土曜日は皆さんよく釣られていたようで、かなりの枚数が出たようです。しかし日曜日は一転して喰い渋り状態になったそうで、グレが喰ったタナは竿3本以上の超深棚だったそうです。出船時に船頭さんが「水温下がっとるからめっちゃ深ぁに落としていかなアカンでぇ!」と皆に告げていきます。6時半に誠丸は出船し、いつものようにカガリを目指して三木里方面へと向かいます。「高橋く~ん!用意して!」とマイク放送・・今日は南から行くようですが・・僕は一番に船を降りるのが実はあまり好きじゃないんです・・とくにお客さんが多い時は、背中に猛烈なプレッシャーを感じてしまいます・・磯付け開始の合図まで、舳先に立って揺られていると緊張してしまいます・・「行きますかぁ」の合図で船は前進、磯に当たる直前に宮原氏と一緒にタァ~と跳びまして無事に渡礁完了です。(毎度毎度のことながら、低い磯へ跳ぶのは怖いのだ)今日も凪です!沖のブイはほぼ定位置でフラフラしています。風は西から少し吹いているだけで釣りやすそうな雰囲気に「今日は釣れるんちゃうん!」とボルテージが上がってきたところで「どっち?」と宮原氏に尋ねます。しばらく悩んで“チョッとだけ高いとこ”を指差します。「オ~ライ!」で僕は“一番高いとこ”に荷物を運びます。あわただしくエサの準備を済ませ、いつものタックルをセットしながら、何とか朝の早いタイミングでグレを釣ってしまいたいな・・と、頭の中は本日の釣りプランで容量オーバーです。(脳天から湯気出てるよ・・冷却せよ!)前回の水本氏との釣行では“グレ坊主”を喰らってしまったので、まずは“黒いのん”をきっちり釣りたい・・と作戦を練り練りします。半遊動仕掛けできっちりタナをとって仕留めたい!と、カン付ウキ3Bでウキ下4ヒロ、ハリス3号2ヒロにボイルグレ9号からスタートします。ひと流し・・ふた流し・・サシエは無傷で“生還”します。(厳密には“生きて”ないけどね!オキアミのボイルは・・)更にウキ下を1ヒロ下げてみてひと流し・・ふた流し・・更に更に1ヒロ下げて・・ひと流し・・ふた流し・・ウキ下が竿2本を越えてきまして狙い目も少しずつ沖目になってきて・・開始から1時間、無言で釣りを黙々と・・いまだにサシエが一粒でイケてる状況です。マキエにはデッカいボラが群れてきましたが、こいつらは水温低下とともにやってきて、磯に居座る系の厄介者です。マキエをバクバク食べてくれますからタチが悪いです。磯際でギラつく奴らを気にしつつ、マキエを左右に散らして撒いて、少しでもグレに届けと回数も増やします。しかしダメダメな時間は刻々と過ぎていきます。宮原氏も同じ状況のようで、いつもは竿を置いて休憩してる姿なんか見たことないのに、座ってパンなんか食べてたりなんかして・・弁当船がやってきました。「どうやぁ?」とマイク放送に手を小さく2回振って答えると「なんや・・宮原君もかぁ?」に2回頷いて答えると「水温が14度ちょいまで下がっとるからのう・・昼が満潮やから・・これからやのう・・」と言って港へと帰っていきます。僕も腹減ったし・・でも“黒いのん”を仕留めるまでは!いや、“赤いのん”でもエエわ!この際・・でアウラ・ワイドのLサイズ000にスイッチし、大遠投を開始してしまいます。ひと流し・・ふた流し・・1クール10分を目安に投げて沈めて・・これを数回繰り返しましたが、投げたときにサシエがとれない限りはつきっぱなしです。しかしよく見てみると針に残ってきたボイルが潰されていたりしています!これは事件ですよ!ひょっとして喰い渋ったグレがエサを口にして、ゴニョゴニョしてブッて吐き出してるかも・・ボイルグレ9号の針を8号に変更して、小振りで身のしっかりしたボイルを慎重に選び丁寧に装餌します。トリャッとキャストして、ゆっくり右に流れる潮に乗せながら沈めていき、直感的にこの辺喰いそう!てな感じのとこで流すのを止めて竿先にテンションを与えて待ちます・・さぁ、どうだ!・・う~ん・・弾けませんなぁ・・コツっともこんなぁ・・で、結局サシエを触ってきたタナを見失い、気持ちが“ウロウロ”してしまいます。ウキを沈ませて釣るときの弱点は“釣れたタナ”を正確に把握するのが難しいってことですね!(釣れてないじゃん!)まぁ、アバウトな性格の僕には向いている釣り方ですがね!(実は緻密な計算?に基づいています。本人が気付いてないだけで・・って意味不明?)・・休憩入りま~す!で、いつもよりちょいと遅いタイミングの朝食を半泣きで頂きながら作戦会議を開きます。(脳内の会議室で)知恵熱がでるまで会議は続き(乳児かっ)“ワザの引き出し”(脳内の勉強机の)を開けて・・あ~でもない こ~でもないと・・収拾がつかないので(引き出しは五つくらいしかないのに)とにかく沈めることが先決やね!と、ベクター空カーマ Lの5Bに白羽の矢!「頑張れよ・・」とウキに一声かけて竿2本のタナから再スタートです。ハリス2.5号を3ヒロとり、ボイルグレ7号に針の号数を落とします。手前から沖へ、サシエが触られるタナと距離を探りまくります。そして気がつけばウキ止めはどこ?おおっ!ついに竿3本は越えたな・・たとえ5Bのオモリといえども・・たとえカン付ウキといえども・・これだけ深く落とすのには時間がかかります。普通のグレ釣りでは“ありえんタナ”でしょうが、寒の時期の梶賀ではよくあることです。そしてついに・・根掛かりしてるし・・グイっと引っぱるとブツッ!外れたかな?とリールを巻いて・・ウキのカンにセットしたSICラインスベルの穴を道糸がスルッ!と抜けた瞬間「ヤバッ!切れとった!」と慌ててタモを伸ばしましたが、あと“2センチ”届かない・・網でバシャバシャして水流を起こしウキをこちらに引き寄せようとしましたが・・逆効果であったことが判明しました。遠ざかっていくウキに「バーカ!」と言い捨て、とぼとぼと磯の上に登ります。(ウキとりパラソル・・買おっと!)すでに12時前です。やっぱり最後は遠投イケイケで何か喰うまで沈めるしかないのか・・とLサイズ00のウキにG5のガン玉を打ちキャストします。潮はまったく流れておりません。最大15分と決めて着水点から真下に沈めていきます・・そして15分ほったらかしてもサシエが付いて帰ってきます・・G2のガン玉を追加して沈めて・・適当に回収するとチョコッと重いぞ!・・魚?・・おっ!イソベラやん・・はるか沖目のベタ底まで行ってきた証拠ですね・・ある意味奇跡的な展開です。「もうエエわ・・」で宮原氏が納竿宣言。その10分後に僕も撃沈宣言です。ついに完全試合が成立したか・・って感じです。迎えの船に乗り込むと皆さん口々に「アカンかったわ」と・・「カガリ周りは昨日から1度も水温下がっとるのう・・まぁ安定したら喰いよるけどのう・・」と船頭さん。今週末はマリコン磯釣り大会です。それまでに復調していればいいのですがね・・ってアカンかったのは今日だけだったりして?(泣いてやる!)
1度さがるとこうも喰わんか・・と宮原氏 南でついに完全試合・・ 今日はえぶりぃばでぃダメでした・・ 梶賀側の磯はどうだったんかな? スタッフ 高橋 カテゴリー:奈良橿原店:スタッフ釣行記 情報登録日: 2010,01,26, Tuesday
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前回の“ごじゅうなっぷ”出現!の余韻も冷めやらぬまま1月16日も梶賀へ!今回は水本氏との釣行です。6時半に誠丸は出船し、カガリ東に4人・西に1人と上がり、南に我々が上礁します。今日もベタ凪です!風も穏やかな西風なので“完璧な朝”です。潮は・・沖のブイがかなり右寄りに張っていますので“間違いようがないじゃない!”って感じです。「高橋さん どっちすんの?」と聞かれ「右でも 左でも・・真ん中?でも!」「真ん中って???」で結局飽きたら場所交代しましょ!となり、最初は彼が左の“一番高いとこ”、僕が右の“ちょっとだけ高いとこ”からの竿出しと決まりました。「今日は“にぃにぃ ごぉ” 使うたんねん!」と水本氏はアテンダー2.25号を伸ばしています!(マジモードなのか・・おふざけ?なのか・・)僕はいつもの極翔1.7号にハイパーフォースの組み合わせです。水温が15.4度まで下がっているらしいので“渋い釣り”になりそうな予感もしますが、ハリス3号にボイルグレ9号、ウキはカン付きの空カーマ Mサイズの3Bをチョイスします。タナを竿1本に設定してスタートします。潮は予想通り、かなりの右流れです。数回流してみて、まったくサシエが盗られませんので、ウキ止めの位置がドンドン上がっていき、リールの中に入ってきたところでハリスにG2を足してみます。竿2本からさらにウキごと沈める作戦ですが、どうも潮が速過ぎてサシエがそこまで沈んでないんかな?と疑います。さらに結節部にBを足して、なじめばすぐにウキがしもりだし、適度な張りを与えて深く釣りたい・・みたいな感じでようやくサシエに“触りの跡”が見られるようになりました。あとは微調整で正解を探すだけ・・グレ釣りの難しいとこでもあり面白いとこでもある・・しかしなかなか答えにたどり着けません。水本氏は磯際からそっと仕掛けを入れて左にハケる筋からタナまでサシエを送り、右に流す釣りをしているみたいな・・真面目に釣りをしています・・2人とも・・しかし“お口”の方は止まりません!お互いがいつ“ボケる”かわからないんで“緊張感”も漂うのです。(うまくツッコめないとお仕置きだよ~ん!)開始から1時間がたちましたが、いまだにノーフィッシュです。「しゃぁないなぁ・・」で“遠投イケイケ どんどん沈んでいけ釣法”(ネームが長い!)の時間です。ベクター空カーマ Lサイズの00に交換し、3Bのガン玉を結節部に付けて、深~く深~くウキごとダイブさせて“未知のタナ”を探ります。サシエを丁寧に付けて“どりゃっ”と遠投しますと、沖ではさらに潮が速く“ガンガンモード”で流れていきよります・・「こりゃ口太の喰う潮とちゃうで・・タイの潮やで・・」で、ひそかに尾長が喰ったらいいのに・・とドキドキしながらバラバラと道糸を送りこんでいきますと、かなり遠いところから激信!「おっ!喰いよった!」でスプールを左の手のひらで押さえてフッキングします!ドン!と手ごたえの後、一気に沖へと走りますよ・・止めるとゴウンゴウンとタイでっせ~のサインです。ポンピングで優しく扱い抵抗感を楽しみます。足下まで寄ってくるとスウ~っと浮いてしまうのがグレとは違うところですね。いっきに抜き上げると磯にぶつけてしまいまして・・タイ失神・・人工呼吸?も虚しく虫の息・・(エラの動きが不規則・・ってこと)45センチ級の“ちょいマシサイズ”です。一応ブクブクONですが・・蘇生するのか・・まぁいいわ!で釣り再開です。「めっちゃ沖できよったでぇ~」と報告しておきます。弁当船が去った後、またまた沖の“未知のタナ”で弾けます!ゴンゴンの手ごたえで同型のマダイです。こんどは優しく抜き上げて、ピチピチ状態でバッカンINです。ひとつめのタイは息を引きとったみたいです。そして今度は少し手前の潮筋で喰ってきて強烈な突っ込みをみせましたが、残念ながらサンコ“大”でした。外道ですが3回も引っ張り合いができたのでまぁまぁ楽し・・竿を置いて休憩!水本氏は誠丸弁当特注品“大”をぺロリンとたいらげてしまいます。「場所交代しよっか?」で釣座を入れ替わります。僕が潮上ですが遠投してしまえば無問題か・・と思ったのもつかの間、急に南東からの風が吹いてきましたよ!「アカンでぇ・・この風・・」これでは高い足場からは不利やし・・真ん中の“一番低いとこ”に下りてやってみましたが、どうにもしっくりこないです・・(場所交代がアダとなったか・・)そして潮の流れも“あて潮”になってきおったし・・おもいっきり“あてて右”にはけるサイアクの潮向きです。そして交代後しばらくして水本氏の“にぃにぃ ごぉ”が曲がります!「あんまり大きいないでっ」といいつつも、ちゃっかり“よんじゅうなっぷ”の口太でした。一旦竿を上げてデジカメONでニューバージョンの“エェ顔”を要求。少しだけ考えていましたが、苦しんでひねり出したのは・・いつものバージョンでしたね。そんな時に携帯がブルルッ!「しまった!仕掛け入れてない!」と諦めて通話ボタンをピッ・・宮原氏からです。「どぉ?」に「アカンよ・・」で通話終了。携帯電話釣法が炸裂することはありませんでした。(ちょっとしたタイミングのズレってやつやね)その後も水本氏の一人舞台です!30センチ級を2枚しとめ、さらに今度は「あ~っ!入られたぁ~!」と・・どうも“右の先端”を回られてしまったようです。「ちょっと行ってくるわ~!」と低いところに飛び下りて、トテトテッと竿を持って磯の上を走っていきます。そして先端で4~5分の間ゴニョゴニョしたあと、「無理やわ!」と引き上げてきました。元の位置に戻り、道糸が磯に当たっていないのを確認してからグイ~っと竿を起こしております・・と、いきなりリールを巻いてますが・・竿が曲がってますやん!「魚! 出たわ~!」と慎重に巻き寄せてきます・・最後に禁断の根に向かって突っ込みましたが、水本氏の毒牙?にかかった魚に逃れようがないじゃない!「タモ取って!」「はいは~い!」でスルル~と良型のグレが網に納まりました。「おいおい!これ、“ごじゅう”ぐらいあるんちゃうん?」とメジャーを当ててみると・・「なっ!無いやろっ!」と水本氏。まん丸の体型で余計にでかく見えてますが、長さは46センチってところです。「でも・・よう獲ったねぇ!ハリスも道糸も傷まめしやん!」「いやいや・・俺・・やる男子(こ)やろっ!」「“やる”とは聞いてたがここまで“やる”とは・・」といった具合で10数分にわたる捕り物に終止符を・・「写真やっ!」で“よそ行き”のフェイスでパシャリと撮影に成功します。「このままでは僕の“やまば”が無ぇじゃん!」に「海に落ちたらエエやん!」と水本氏・・その意見はさすがに同意しかねます・・ってことで僕の“やまば”はその後も訪れることなく終~了~!ついに“南”でグレボウズになっちゃった・・連勝記録も途絶えたところでかえって気楽になりました!(負け惜しみ・・言ってるっ!)今度はカガリじゃないとこにでも行ってみよっかな?(そりゃ無いねっ!きっと次も・・ですぅ)
つれたらまぐれ! 場所交代してすぐに掛ける水本氏 よんじゅうなっぷだど~! 「ちょいと行ってくるわ!」と先端へ走る! 「やる男子(こ)やろ~!」 僕は・・グレボウズですわ・・ スタッフ 高橋 カテゴリー:奈良橿原店:スタッフ釣行記 情報登録日: 2010,01,18, Monday
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1月11日も梶賀へ単独釣行です。連休の最終日ですのでまぁまぁお客さんが多いです・・今日もカガリは無理かな・・と思っていると、船頭さんが「“南”に3人で行こか」と言ってくれました!(ラ・ラ・ラッキー!)6時半に誠丸は出船し、カガリ東に3人、中に2人と上げて、南で西井氏・なっちゃんペアとともに上がります。「今日はよろしくお願いしますぅ!」「どうぞこちらこそ・・」と挨拶を交わしたところで釣座を決めて準備開始です。僕が“一番高いとこ”西井氏が“ちょっとだけ高いとこ”そしてなっちゃんは“一番右端の低いとこ”からの竿出しとなりました。海水を汲んでキーパーバッカンの3分の1まで入れておき、つり餌吉野さんで解凍してもらったスペシャルボイル?2枚をエサバッカンに入れて、海水でヒタヒタにしたところでタックルの準備をします。極翔1.7号にハイパーフォース、道糸2.5号にハリス3号2ヒロで、いつものカン付ウキ“ベクター空カーマ”をセットします。先発はM-3Bでウキ下を竿1本とり、磯の手前から順に沖へと狙います。潮はゆっくり右へ・・僕が潮上になりますが・・なんとかなるでしょ!と余裕の笑み?を浮かべています!(どこからくる余裕なのか・・現実がのみ込めていないだけなのか)しばらくやってみて、沖目ではキタマクラ?にガジガジされて、際ではサシエが残る状況であることが判明しました。狙いは際寄りが正解でーす!と、答えも出てないのに釣った気満々!ここはカガリ!という事実がこの自信の裏付けか?(増長してるっ!身の程知らず・・)タナを下げて、際を深く・深く・・どんどん沈めていきますが・・おおっ!西井氏の竿が曲がってるっ!条件反射でポケットからデジカメを取り出しシャッターチャンスを窺います。やがてなっちゃんの差し出すタモに良型グレが納まりまして「おめでとーございます!」と記念撮影をポチっとな・・“よんじゅうお~ば~”ですやん!「どこらへんで喰ったん?」と聞くと「沖です!」とのこと。「エサ通るのん?」に「際は盗られて沖はついたまんまです」と・・こちらと逆パターンですな・・なっちゃんに「沖やで!遠投しやなぁアカンで!」と伝えて僕も沖目狙いに素直な心で切り替えて・・って今度はなっちゃんが曲げた!“さんじゅうお~ば~”のグレを引き抜きます。「撮るよ~!」と僕は“キャメラマン”に変身し、様々なカット?で撮影することに成功です!さぁ・・今度は僕の番でしょっ!とウキをベクター空カーマ Lサイズの00 “ナマリ仕込んだバージョン”にスイッチして沖~超沖を、ウキごとどんどん沈めて流していきます。しかしアタリがありません・・サシエも時折かじられる程度で基本はついたまんまの状態です。弁当船が来ました。「昼からやのぉ」とマイクで船頭さん・・しばらく頑張ってみましたがダメなもんはダメです。一旦竿を置いて休憩しながらはるか向こうの水平線を涙?にかすむ眼で眺めます。「潮は悪くは無いのになぁ・・」と呟いて、再び竿を握り釣座へ戻ります。遠投作戦でこのまま押し切ろうか・・と考えていましたが、風向きが東からに変わりました。足場が高いので道糸が風にとられて西井氏の前にお邪魔してしまうので、遠投を封印し際狙いに切り替えます。これまたカン付ウキの潮目スペシャル0.5号にチェンジして一気に深棚にズドンと落としてみますが、サシエは残ったまんまの展開が続きます。ウキ下が竿2本を越えてきました。そろそろ根掛かるかな?・・ホラね!で根掛かりです。竿を立てながら糸を出してラインを掴み、エイッと引っぱって仕掛けを切ります。これを3回も繰り返したら嫌になってしまうやん・・ハリスが切れたついでにウキをアウラ ワイドのM―000に替えて再び沖目狙いに変更・・(苦しんでるねぇ)左のサラシに糸をカマして、右に吹かれるのをちょっとでも防ごうと苦肉の策・・ウキがかなり沈んだと思われるタイミングでリールを巻いて糸を張ります・・竿を風上に向けてグゥーっとテンションをかけてフッと緩めた時にドン!やっとキタわ~とアワせて竿を曲げたら途端にスンと針ハズレ・・ちょっとショック・・(“ちょっと”とチャうやろ!)まぁ、手ごたえからしてタイっぽいです・・(あんな一瞬で何が解るのか)潮の流れが右に速くなっているのは、風が同方向から吹いているせいか・・更に左寄りにキャストして、出来るだけ正面で勝負を決めんと二人の“迷惑おじさん”になってしまいます。行けっ!沈めっ!ワイド000・・どんどこ流していきましょ!(ご迷惑をおかけいたします)・・ビシッ!バルルゥ~っと弾けたわ!やっとキタか!ゴクンゴクンと首振りです・・やっぱりタイですね・・40センチちょいか・・今日は大原氏から魚の注文が入っていますので、貴重なキープフィッシュです。なっちゃんが「写真撮りましょうか?」と言ってくれたので「お願いするでござる」で僕が被写体になることに成功します。(マダイのほうが主役ですって!)ようやくブクブクONですが、10時前ですね・・そろそろ電話がかかってきそうな予感が・・再び遠投して流していきますとブルッと携帯が震えまして宮原氏からの定時連絡です。「どう?釣れたん?」「・・ぜんぜん・・」ちなみに宮原氏は前日に同じ場所で48センチを頭に爆釣!だったのです。「昨日はどこで喰ったん?沖?」と聞いたら“際”との返事・・あっ アカンアカン・・糸が風に吹かれて西井氏の前でビローンてなってるし・・竿を股に挟んだ状態でリールを巻いて一旦仕掛けを回収します。もうすこしで迷惑おじさんになるところ・・「ほんじゃあ がんばって!」「はいよ~」で通話終了。・・そうかぁ・・“際”なんかぁ・・で、「昨日の宮原君の魚 際で全部喰うたって!」と西井氏に告げて「僕も際するわ~」と、根掛かり覚悟で再び重い仕掛けでやってみます。2時間ほど真剣になって竿1本~2本前の際の底を狙ってみたものの、グレが喰ってはくれません・・っていうか外道一匹すら掛りません・・ぜんぜんアタリがありませんね・・それっぽくウキが沈んでも根掛かりばかりです・・(余裕の笑みは・・今や悲愴の涙ですね)ついに“南でボウズ”になっちゃうのか・・ヤッバイです!時はすでに正午を過ぎました。もうイイっ!開き直った!どうせアカンねやったら好きな釣り方でやって撃沈しよっ!と、ウキをベクター空カーマのLサイズ00、ウキ止めを結節から半ヒロのところに持ってきてG5のガン玉を結節部に打ちます。ハリスをサラの3号に替えてボイルグレ8号をしっかりと結びます。仕掛けができたところで暫し瞑想にふけります・・集中・・集中・・フォースを高めよ・・と、貴重な時間を“祈り”に費やしておいて、沖のカモメめがけてタリャっ!と遠投します。このまま何か喰うまで流したらエエねん・・東風は何時の間にやらマシになっています・・否むしろ西風に変わってる?(真逆やん・・気付けよ!)そして潮の流れはそれなりに右です。風下に道糸が弧を描き、左からのサラシの先端で水面に接しており、ウキの流れる力と糸にかかる抵抗がトントンになってきたのか、いい感じの沈み方で海中深く入っていきます。曇り空なのでレモンイエローが揺らいでいるのがどこまでもよく見えてますねぇ・・これが一瞬で消えたときが“そのとき”です・・しかしジワジワとどこまでも沈んでいって、やがて完全に目視できなくなりました。15分以上ほったらかして、それで回収するとサシエが付いたまんまなのを見て愕然となります・・「・・・・・」言葉を失いました・・次はもうすこし手前に投入します・・さらに10分後、仕掛けを上げると針に海草が付いてました・・海の底まで行ってきよったか・・ラインを送らずに張っていたんで手前に帰ってきてたみたいな・・サシエをしっかりと付けてカモメの向こう側まで大遠投!空中の道糸を素早く海面に浸けて、竿を2~3回振って糸を出し、遠いところでしっかりと沈んでいくようにテンションをあまりかけないで流してみます・・10分経過・・こんだけ沈めても・・アキマセンなぁ・・溜め息がハァハァ・・ここで携帯に着信、吉村氏からです。「行ってるねんや!釣れた!」 「ぜんぜんですよ・・サッパリですわ・・」実は12日に行こっ!と吉村氏からお誘いを受けてたんですが、休みの都合上こうなりました・・「明日は雨降るゆってるし・・高橋君が釣れてたら行こう思うてんねん」「アカンと思うよ・・喰いませんわ・・遠投しても・・ラスト1時間は“ド際”で“一発”でも狙いますわ・・」で通話終了のボタンをピッで携帯をポケットに戻そうとゴソゴソしてて・・何なん?今・・チョロっと糸・・走ったような・・ベールを戻してハンドルをチョリチョリ~と巻いたら“ズン”と重い手ごたえです・・こんなに沖目で根掛かりするって・・どんだけ深海まで沈めてしもたんやろ・・何せTEL中10分以上の“ほったらかし方”でしたから・・リールを巻き込んで竿を曲げきり起こしにかかると・・んんん?・・なんだか引っぱりよるよ・・これはひょっとして魚か?おもいっきり引っぱるとズズズーっと動いた!「電話中になんか喰ったわ!」と西井氏に告げます。“ファイトッ”の掛け声が脳内で鳴り響き、正体不明の魚と戦闘開始です!リールを巻きます!魚が突っ込めば竿でタメます!とにかく重たいですよ・・あっ!動かんようになった・・底?に張り付いたんか?・・腰ダメにした極翔を力いっぱい起こし「1.7号のパゥワァー!」と強引に引っぱると再びズズズーっと出てきました!「セイ!セイ!セイ!セイ!」と気合を入れてダッシュ巻き・・だいぶ手前まで連れてきましたよ・・“禁断の根”のギリをラインが通っています・・ここはヤバイですよ・・あっ!また張り付いた!ここは一旦緩めるべきか・・エエイ!イッてまえ!ギギギっと竿を寝かして横方向に引っぱると3度目のズズズーっ!ラッキーのかたまりみたいなもんです!ここで竿を上に持ち上げて魚を浮かします!・・ウキが見えてきました・・素早くリールを巻いて距離をつめ、もう1度竿を起こしていきますと・・魚は何だ?・・黒いぞっ・・おっ!グレじゃん!いいサイズやん!ここで慎重になりすぎてのバラシなんてやらかしたらかっこ悪すぎです・・最後は豪快に決めるで!と足場を移動してタモ入れを・・えっ?足が・・足が・・何で震えてるのん?(緊張してるんちゃうん?)タモを・・タモを掴まないと・・(焦ってるやろ!)ここで顔を上げると西井氏がタモを持ってかまえてらっしゃるじゃあアーリマセンか!(おお・・神さま・・)「ヘルプ ミィ~!」でタモ入れをお願いします。グレは海面で胸びれをペッタペタ・・完全にグロッキーです・・無事にタモに納まったのはまん丸に肥えた良型の口太!腹パン君です!「ありがとう!お騒がせしました~!」で魚を磯に横たえてシゲシゲと眺めます・・体高があるぶん余計にデカくみえていますが・・長さは・・50センチは無いんチャうかな・・?まぁ、よく釣れてくれました!時計をみると1時ジャスト!“南”でボウズを逃れてホッ・・です。デジカメONで「お願いしますぅ」で、ポーズを決めようとハリスを掴んで引っぱったら、ボイルグレ8号がスポッと外れました・・(かなりヤバかったんちゃうん)ゴメンね・・と、撮影用にもう1度針を口に引っ掛けてハイ ポーズ!グレをうやうやしくキーパーバッカンに投入して、もう1匹釣れるかな?と、再び竿を手に取り仕掛けをチェックすると・・ハリスも道糸も傷だらけやん!そりゃあ3回も磯に張り付かれたらそうなるわな・・再び同じ仕掛けをして大遠投をやってみましたが、2匹目が“間違って”喰ってくることなんか無くって・・1時45分に納竿します。最後に西井氏・なっちゃんペアの記念撮影でお開きとなりまして、誠丸に乗り込みます。帰港後、船頭さんが僕のバッカンを覗いて「ごじゅう あるぞ!」と・・マ・マジっすか!バタバタと着替えて魚を持って事務所へ・・船頭さんがメジャーの上にデンとグレを置いて「どれどれ・・よしっ!ごじゅういち!大会に出してこい!」と・・ちょうど尾鷲の磯釣り大会の期間中・・「さぁ!レッツ ゴー!」でバタバタしながら検寸所へと車を走らせ、45分後に到着(なんだか焦るわぁ)「おばちゃ~ん 測って~」と魚を提出・・ドロドロドロドロ~(ドラムロールの音・・)「50・8センチ」おおっ・・ここへきて実感が湧いてきた・・ついに実寸で“ごじゅっせんち”超えた・・今年のグレ釣りの目標、早くも達成してしもた・・(もっとうかれてもいいんだよ・・泣いてもいいんだよ・・)つり餌吉野さんで記念に魚拓をとってもらいました!夕方4時半に吉野さんところを出発し、マリコン奈良橿原店に着いたのは6時半。「大原さんに魚 頼まれてたから」と魚を預けておきました・・。翌日、グレは大量の“タタキ”に変身!おいしくいただきました!そしてあらためて実感しました・・携帯電話釣法の威力・・恐るべし!きっと“殺気”が消えるんでしょうね!まだまだデカいグレ!釣りたいです!(今度はちゃんとアタリとって釣りなさい!)
西井氏のグレ!よんじゅうおーばー! 続けてなっちゃんも釣った! 僕はマダイでしたが・・ 最後にグレ!実寸50・8センチ! 西井氏・なっちゃんペア 今日はどうもありがとうございました! スタッフ 高橋 カテゴリー:奈良橿原店:スタッフ釣行記 情報登録日: 2010,01,14, Thursday
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平成22年1月5日(火)初釣り。私にとっては例年より早い初釣りである。
今年のスタートは三重県 南勢町 礫浦 『辨屋』さん。(海上釣堀です) マリコン奈良橿原店をAM3時に出発(このとき既にいやな予感…風が…) 途中、店に無い餌を補充(店のおばちゃんが「青物狙いやったらコレを」)コレも買いました。 辨屋さん到着AM5時30分。着替えを済まし、AM6時に受付。 辨屋さん「きびしいな~」「魚はいっぱい入ってるやけどな~」 受付は事前に名簿をFAXしていたので、名前を言って、お金を払う。そして活きアジも予約注文今回は10匹。 桟橋に荷物を移動、備えているスカリをもって乗船。今回は5号筏。まだ薄暗い中筏へ渡る。いやな予感は的中で、風が強い。 風が強く波が打ち寄せる。 釣り座を決めスカリを水につけセット。 さっそくシマアジ・真鯛狙いのタックルを準備。3mのライトタックルに道糸3号、ハリス2.5号、ハリは真鯛王10号に餌を生ミックでタナ7mから攻めてみる。何度か打ち返すが風が強くてウキがすぐに流される。 際を狙うためにもう一本タックルを用意していると…「ウキ入ってるで」の声。竿とアワセ巻き取ると今年一匹目の魚GET。(勝手に釣れました) 28cmのイサギ それからしばらくして真鯛もGET 2匹目は真鯛 一回目の放流タイム 真鯛・シマアジ…… 今日は渋いのか放流後も活性上がらず 真鯛の反応がイマイチなので、青物狙いに変更 4mの竿に道糸ナイロン6号、ハリス5号。 エサ屋で買った青物にコレをつけて8mを狙います。微妙なアタリか 巻き上げるとの尻尾が噛切られている。 真鯛の仕業かと思い、真鯛タックルにコレの加工してセット。仕掛けを投入すると、ウキがなじんだと同時にアタリがすかさずあわせると竿に魚の重みが 真鯛ゲットと思いきや 走る・・・道糸3号はリス2.5号に魚が走る。格闘の末ゲットしたのはカンパチでした。 ハリス2.5号で仕留めたカンパチ。 「コレ」です。 2回目の放流タイム。 青物放流。 放流直後も真鯛のときように活性はあがらず 昼前にようやく3~4mラインに青物が群れて泳ぎだした。これやと、このタナ付近で懸命に誘いをかける。 青物GET そしてまた「コレ」を使ってみると ヒラマサGET 風が強く厳しい一日でしたが、初釣りを楽しみました。 辨屋さんでは、この時期は練炭サービスがありますので、釣りをしながら熱いラーメンも食べれます。 今回の魚の写真は辨屋さんのホームページ今月の太公望にも載ってます。 真鯛と青物の門松(辨屋さん事務所前) スタッフ 岩江 カテゴリー:奈良橿原店:スタッフ釣行記 情報登録日: 2010,01,06, Wednesday
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1月4日は2010年度の初釣りです!行き先は毎度おなじみの三重県は梶賀の誠丸です。前日に船頭さんにTELしたところ「明日は人 多いで!」と予想通りの返事でしたが「どこでもいいよ!」で釣行決定です。深夜2時に橿原を出て、山道を路面凍結に注意しながら慎重に走り、つりえさ吉野で「あけおめ~!ことよろ~!」でボイル2枚を受け取り梶賀着は午前5時です。誠丸の駐車場は当然ながら満車です。下の港に車を停めて事務所に顔を出し、船頭さんに新年のご挨拶です。しばらくすると事務所がお客さんで満員になってきたので、そぉーっと車に戻り着替えを済ませて待機します。やがて船頭さんが操る軽トラが皆さんの荷物を積んで勢いよく登場し、船の前で停止した瞬間、荷台に人が群がります。その光景はいつものことながら“ゾンビ”のように無数の手が同時に伸びてくるのでキショいです。やがて船のエンジンがブオンと音を立て、あわただしく乗船開始です。船上は人・人・人・・キツキツで自分の荷物をまたいで船べりに腰掛け居場所を確保します。待機中、カガリに行きたい・・俺は見張りに・・と皆さん希望の磯名を口にしながら期待に胸が膨らんでらっしゃるようで・・気温は低いですが熱気に包まれております!6時半に出船!他船も満員御礼のご様子で、神須ノ鼻に向かっていく船体がいつもよりか沈み気味に見えます。そして誠丸は今年も三木里方面、カガリカツギへ直行です!カガリの東・南・西と数グループを降ろし、中ドマルに3人入れたところで一気に転進!賀田湾を横切り見張り下へ!先端~表側~カドと散らして上げたら再びフルスロットル!ここで名前を呼ばれます。「まつのき 行くでぇ!」で僕は荷物を担いで舳先へ上がります。数10秒後には松の下に到着!ヒョイっと身軽?に飛び渡ります。0.5秒後に誠丸はドンビ方面へと爆走していきました・・。さぁ!今年もグレ釣り!頑張ろう!目標は実寸で“ごじゅうお~ば~”を釣ること!(いまだに“ご縁”がございません)海の神様に手をあわせ、大漁祈願と安全祈願・・ついでにお願いできることは全部しておきます。(おいおい・・)じゃあそろそろ始めますか!と膝をポンと叩いて気合をいれます。松の下は周りがシモリだらけで、かなりガチャガチャしている磯なのです。ポイントは船付きの際と、左側の露出したシモリ周辺、そして奥の壁際です。“寒”の時期には“一発”の可能性が高く、実績もバッチリの磯なので、ここではいつも2号竿を使います。極翔2号5.3メートルにハイパーフォースのノーマル仕様、道糸3号にハリス3号の強気バージョンをセレクトします。ウキはカン付きタイプのG2 SサイズでG5のガン玉を段シズにして、まずは船付きの際から攻めてみたいと思いますが・・マキエを入れたら茶色の奴が早速現れました。キタマクラにカワハギ・ハコフグが水族館状態です。普通に振り込んでみたら2ヒロも沈まないうちにサシエがやられました。“ド際”からサシエ先行でそっと落としますとサシエが残りましたが、非常にじれったい釣り方ですね・・当然我慢できなくなってマキエの向こう側に仕掛けを振り込む“楽な釣り”に切り替えました・・(やっぱり際釣りは・・お嫌いですか)あるていどマキエが入ると今度はコッパグレが針掛かりしてくるようになりました。針はボイルグレの9号ですが、そんなのはお構いナシで掛かってきます。(飢えてるねぇ)釣ってはポイッ!の繰り返しが続き、針を外す指先が痛くてたまらなくなってきました。開始1時間で早くもダレモードに突入します・・弁当船が前を横切ります・・手を振って助けを呼ぼうか・・(磯替り?カガリが恋しいの?)いやいや、エサトリが消えるまで頑張らんと・・きっと昼から勝負やで!とポジティブに考えて、ゆっくりとモーニングをいただきます。休憩後、再び“ド際”から根気よく入れ込む釣りに切り替えてみましたが、相変わらず掛かってくるのはコッパばかりです。我慢して・・我慢して・・状況が変わることをひたすら願い、3ヶ所のポイントを小移動しながら狙います。そんな中、シモリとシモリの間をユラユラと泳ぐデカい魚影を発見!海溝の底の方を1メートルくらいはある黒い影が通り過ぎていきました。何だろな?・・ゲゲッ!・・サメやん・・底の貝とかを食べるおとなしい系?の奴ですかね・・前にドンビで遭遇したのと同じ奴かな?あまり気持ちのいいもんではありませんね・・会いたくなかった・・でもさすがにコイツが接近すると雑魚たちは少しだけ遠慮がちになるのか、マキエを撒いても姿を見せません。チャンスかっ?・・ってダメでしょ!サメがおったらグレも喰わんよ・・しばらくしてエサトリが復帰してきたし・・サメはどこかへ移動したみたいです。その後、サシエは盗られるが針にはノってこなくなり、次第にアタリも遠退きました。水温低下?食べ過ぎ?・・活性が下がってきたようです。ここからが本番です!やっと“寒”らしい釣りが出来そうです!そのころから沖からの風が強くなり、船付きからは釣りづらくなってきたので、奥の壁寄りの一段下に釣り座を替えます。足下の磯際と、左の壁と、前方の水中のシモリに囲まれたデルタな感じのところを、2BのウキにB+G2+G5の段シズ仕掛けで引き付けて狙います。サシエが残ってきます!いい感じなのはマチガイ無い!竿を持つ手に力が入ります。数投目・・ウキがジンワ~と沈んでいくやん!糸を張って穂先できくとクゥ~っと入ったのでタァーッ!とアワすと重っ!しかし重いだけ・・なんとウツボでした・・こいつが喰った後、再びエサが盗られるようになり、コッパが時折掛かってくるようになりました。デルタの外ではコッパですが、中ではサシエが通るみたいな・・足下・左の壁・シモリ際・・壁側の“凹んだ”の前でウキがユルル~っと沈んでいき、完全に見えなくなるまで待ってからアワすと、ちょっとはマシな手ごたえです!しかし一瞬でピョンと顔を出したのは30センチほどの口太さんでした。(よかったねぇ)とりあえずキープしてブクブクONしておき同じ“ピン”を狙い打ちしますが、またまたキタマクラがワラワラと出てきてしまいます。マキエをさらに続けると再度エサが通りだし、ラストチャンスか?と磯際に仕掛けを引き付けて・・って・・ウソっ!・・足下の棚の上にサメが上陸?何でそこに上がってんのん?(サメの考えていることはワカリマセンな)竿でパシッと叩いてやると、なんでシバくん?て感じでジロリと睨まれたような気がしたとかしなかったとか・・サメがいなくなった磯際をもう一度丹念に探り、じんわりしたアタリで、デカいガシラがデカい口いっぱいにボイルをほおばって上がってきました。まだイケルか・・1時半・・焦り気味に仕掛けを入れる・・いまのこの感じ・・いい雰囲気や・・なんか喰いそうや・・ジワっとウキ入れ!送ってアワすとギュン!・・てな展開なら最高だったんですが・・キタマクラでした。虚しく納竿します。こんどはカガリに行きたいな!(好きやなぁ・・)
エサトリ ワラワラ・・ ひたすらこのサイズが続く・・ この辺にサメがいたんです! お寒い釣果ですが・・初釣りはこんなもの・・です! スタッフ 髙橋 カテゴリー:奈良橿原店:スタッフ釣行記 情報登録日: 2010,01,05, Tuesday
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またまた梶賀へ磯釣りに!(行けるときは・・行っとかんと!)12月27日は宮原氏とカガリ南へ上がります。磯に上がって「どっちする?」と聞くと「こっち!」で宮原氏が“一番高いとこ”を選択します。僕は“ちょっとだけ高いとこ”に基地を作ります。(荷物の配置には異常にこだわる)今日もベタ凪ですが前回よりは若干磯際がざわつく程度の波があり、サラシがきっちりと発生しております。いい感じです!磯に上がってすぐに気づいたのですが、沖に浮かぶブイの位置が異様なまでに右寄りにきております。かなりの潮が流れている証拠です。こりゃ爆釣間違いなし!の状況にウハウハしながらタックルをセットします。極翔1.7号にハイパーフォース、道糸2.5号にハリス3号で針はボイルグレ8号です。ウキは・・とりあえずBでいこっ!と在庫補充完了のベクター空カーマ MサイズのBをパッケージから取り出します。(家で開けてこいや!)SICラインスベルにセットして仕掛け完成です。ついでに他の補充しておいたウキたちも裸にしてポケットに移しとこっと!・・とライジャケの右下ポケット全開でゴソゴソしてて、かがんだはずみにコロコロコン!と乾いた音が・・またヤッタかっ・・黄色とオレンジ色が斜めの磯を転がり落ちていきますが・・ヘタにあがいてこれ以上の惨事を招いては・・ポケットのチャックを閉めて、波打ち際で未だ頑張ってらっしゃるふたつのウキを救出すべく前に出ようとしたとき、なんで今なん!というタイミングで波がきて・・海にさらわれてしまいました。ウキはぷかぷかと浮かびながら一瞬で流されていきました・・「かなり右に速いなぁ・・潮・・」とボソッとつぶやいておきました。(あたかもあえて潮をよむ為に流してます!みたいな印象を与える為に)さぁ!気を取り直してグレ釣りしよっ!とバッカン・竿・タモを持って釣り座へ出ます。正面にボイルをピロッと撒いてマキエの沈み具合を確認し、そのシモ手に仕掛けを投入し、さらにカミ手にマキエを入れてウキを流していきます。しばらく流してアタリが無いので回収すると素針です。4ヒロのウキ下を3ヒロ半に上げて次を投入しましたが、今度もサシエが盗られています。数投繰り返してみて、エサトリの正体はハッキリしませんが、マキエとアワすとやられてしまう状況のようです。僕が潮下なのでどんどん流すことも許される位置関係ですが、最初から1投ごとのインターバルが長い展開の釣りをしてしまうとリズム感がないんで、ひとつシモ手のサラシまでと決めて流し、サラシの下にウキが潜ったらラインを張り気味に10秒くらい止めて、アタリが無ければ回収して次を打つパターンで狙います。仕掛け投入位置とマキエのタイミング、糸の張り加減を色々と試しながらグレを探します。(これが楽しい!1匹への道のり)あれやこれやで数十分が過ぎ、ようやくアタリがもらえました!サラシの先端で見え隠れしていたオレンジがビュルンと走り、ギュギュン!と気持ちいい抵抗で35センチくらいの口太グレが第1号となりました!さりげなくキーパーバッカンに入れてブクブクONで、釣座に戻り素早く次ぎを振り込みます。そして同じ潮筋をトレースし、連チャンで2匹目の同サイズをゲットです。またまたさりげなくキーパーバッカンにお入り願います。その後もバタバタッ!と調子良く連発し、あれよあれよで6枚キープです。ウキ止めをつけた半遊動の普通の釣りで楽?(まぐれでしょ!)に釣れてしまうので、これで喰いが止まっても沖目の潮下を“遠投イケイケ”で沈めたらもっともっと釣れるやろうしサイズもアップするやろうし・・尾長もこの潮なら間違いなく混じってくるんちゃうん!と獲らぬ狸の何とか・・で、楽勝モードに浸りきりながらの釣りです。(うかれてんじゃねぇ!)それじゃあ早速試してみよっ!とベクター空カーマ Lサイズの00に交換して遠投!沖はかなり潮が速いようでガンガンドンドン流されていきます。まったく動かないよりはマシはマシやけど、こんだけ速いとマキエが効くのはどんだけ潮下なんでしょうか?まぁ、サラシとのぶつかりの潮目とか、海底の地形で出来る流れの変化とか・・どっかでエサが溜まっててそこにグレがワラワラと集結してるんでしょうけど・・沖の流れの中ではサシエがつきっぱです。いい潮なんですがねぇ・・あれこれやってみて、沖目ではまったく釣れないので狙いを手前に戻して沈めてみたけどサシエが通りません。マイナスのウキにガン玉を足して、沈めて・張って・流して・・どっかで知らぬ間にサシエが盗られてしまいます。こりゃ厳しいのう・・ってことで竿を置いて暫し休憩です。磯に散らばった沖あみを指で一粒ずつ拾い、海にヒョイッと投げ込みます。(けっこうわびしげな光景である)そうこうしてると潮が緩んできたのか・・泡の位置が磯周りに接近して留まっているのに気付きました。状況変化です!早速仕掛けをBの半遊動に戻し、タナ3ヒロ半で正面の泡に投入します。たしかに潮の流れはおとなしくなったみたいで・・おっ!宮原氏の竿が曲がった!僕はリールをオープンベールにしておいて、竿を股に挟んでデジカメONで撮影開始!(最近は釣りをしながらの撮影が素早く出来るようになった!何でも“慣れ”やね!)タモがスルル~でキャッチ成功!40センチオーバーのグレです!「オナガ~?クチブゥ?」と聞くと「ブトッ」とのこと。やはり潮が緩むと“一番高いとこ”の前にある潮目は調子が出てきますね・・こちらも喰うやろ!で僕の立ち位置正面、“禁断の根”の少し沖に浮いてる泡を直撃しますが3ヒロ以上はサシエが通りません・・沖の潮は依然速く、今の僕?には難しすぎるから・・やっぱり厳しいのう・・。携帯ブルブルで水本氏から着信です。「どぉよぉ~?」「驚いたらあかんで!めっちゃ潮 速いねん!」に「うっそ~!昨日は全然流れんかったでぇ!」と・・ちなみに前日は水本氏が南に上がり、48センチの口太!・44センチの尾長!・他にもモロモロ・・のナイスな釣果を叩いております。「潮 あるんやったらオナガ釣れるやん!」「いやね・・それがね・・速すぎんねん・・」・・「まぁ 昼からやなっ!」で通話終了のボタンをポチっと押して、“昼から”に期待して再開します。・・しかし・・12時ごろから更に一本調子の潮が速さを増して、まったくとどまることを知りません。「糸 無くなるまで とことん流す!」と宣言して、はるか遠くまで流してみたら・・グイ~ン!喰った!・・けど・・ゴクンゴクンの感触です・・チャリコでした・・せめてマダイでお願いしたいもんです・・宮原氏もアレからは30センチ台を1枚追加したのみです。そして1時半を待たずして早くも納竿してらっしゃいます。僕は・・もちょっと・・もちょっと・・と頑張ってみたものの、最後はカスリもしない展開でした。終~了~!これで09年度の竿納めです!今回はイマイチサイズ的に恵まれませんでしたが、丸ボウズよりは全然マシやん!と自分を納得させてカガリを後にしました。また来年もよろしくね!カガリの旦那!
宮原氏のファーストヒット! よんじゅうなっぷ!でしたわ~ 潮がね・・速すぎてね・・ 来年もよろしく~ カガリ様~! スタッフ 高橋 カテゴリー:奈良橿原店:スタッフ釣行記 情報登録日: 2009,12,30, Wednesday
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12月24日は吉村氏と梶賀へグレ釣りに!吉村氏は、前回僕がカガリ南であまりパッとしなかった翌日に、カガリ東で良型のグレを2枚ゲットされています。「今日はどうしますぅ?」「高橋君にまかすわ」とのこと・・前々日に東に上がった宮原氏に「サンコばっかりやで・・」という“耳寄りな情報”を頂いておりますので「南にいきましょう!」となりました。6時半に誠丸は出船し、まずはカガリ東に2人、続いて南に僕ら2人、西に2人・・と上げていき、最後にイカ釣り組をオペラの奥へとご案内です。吉村氏が足場の良い方を希望で“ちょっとだけ高いとこ”に入ってもらいます。僕は“一番高いとこ”から竿を出します。極翔1.7号5.3メートルにハイパーフォースHタイプのいつものタックルをセットし、斜めの足場を慎重に進み、横割れの小さい水たまり(汚い!臭い!変な色!)の傍にバッカンをはめ込み準備完了です。際にボイルをポロリ、ちょい沖にパラリと撒いて状況を伺います・・潮は・・すこ~しだけ右に行ってるか・・エサトリの姿が際の底の方でチラリ・・黒い奴・・何だろ?・・海の観察が済んで(ただボ~っと見てるだけかもよ)とりあえず朝イチの釣りの“組み立て”が出来たところで仕掛けをします。(大概ワンパターン・・考える必要ないんちゃうん?)先発はお気に入りのカン付きウキ、ベクター空カーマ M―Bでいこう!とウキポーチをゴソゴソ・・無いやん・・ポケットの中かな?・・んんん?・・イィーッ!てなってきました。(在庫はちゃんと把握しとこう!)仕方なくM―2BのウキにB+G2とオモリを打って竿1本のウキ下で開始します。そして2投目でビュルン!と勢いよくウキが入って40センチ弱の口太が釣れてしまいました!あまりにラッキーな展開に小躍りしながらバッカンにINでブクブクONし、そして次の投入でもビュン!ですからタマリマセン!「また喰ったぁよ~!」と調子に乗って鼻歌まじり?にリールをゴリ巻きしていると・・スカッ!と針はずれ・・「あ~ぁ・・バラしたからもう釣れへんで!」と吉村氏。「まだまだいっぱいおるって!」と自信満々の僕。しかしその後2時間“何も無し”です。ナニかのマチガイではないのか・・あんなに調子良かったのに・・(一匹しか釣ってませんけどぉ)マイナスウキのLサイズでェ・・遠投してェ・・沈めてェ・・も、やってみたけどイマイチ・・ハマってこないです。弁当船が来ましたねえ・・9時です。ちょっとダラケてきたし「休憩しましょ!」で優雅に朝食を頂いておりますと、沖のブイが右に寄ってきていることに気付きました!「動き出したんちゃうん!潮!」と二人の声がシンクロします。優雅に・・どころか速攻で食べて、沖の潮筋めがけて大遠投大会を開催します。ブオン!と竿を振る音が響き、この潮で40センチ台のマダイをキャッチです。続いて微妙なコツッ!としたアタリを、ラインを持つ指先に感じて反射的にアワセたら重っ!て感じであまり引かん魚が・・ウキが見えるところまで寄せてきたらスン!と居なくなりました・・また針はずれじゃん!喰いが渋いんでしょうか?(アワセのタイミングとか 針の号数 竿さばき・・いろいろアルなぁ)10時前に宮原氏から定時連絡です。携帯がブルッのタイミングで素早く仕掛けを振り込み、通話ボタンを押します。「どう?どこ?」「とりあえず1匹釣れたし!サンコは居ないよ!南やで!」 「潮は?」「ゆっくり・・右やなぁ」で会話終了です。前回は電話中にハマチがHITしたんで今度もひょっとして・・なんて淡い期待もあったのですが・・しかし回収するとサシエが残ってますよ!チャンスタイム到来の予感・・3Bのウキ 4ヒロのタナで磯際~禁断の根の先端へ・・と流してみましたがサシエが無くなります。沖かな?でアウラ ワイドの000で遠投をかました1投目にアタリをもらいます!そしてアタリで道糸が切れてしまいます!(だから・・チェックしとこうね)ここで吉村氏の制覇が曲がります!タイっぽいですねぇ・・竿先がコクンコクンなってますねぇ・・やはりマダイでした!「今日はこれが欲しかってん!正月用に」とのこと。僕は仕掛けをやり直します。Lサイズの00の空カーマで正面沖に発生している“たよりない潮目”を直撃します。・・ゆっくり ゆっくり・・ウキを沈めていきます。オモリで早く沈めるとキタマクラにサシエを盗られるんで、軽い仕掛けで入れるほうがいいかな?と思いますが・・おっ!喰った!これ正~解~!足下でギュンギュン!尾長かっ?おっ、尾長だっ!慎重にタモ入れして魚を確認するとナイスな尾長です!43センチくらいかな?「オナガでしたわ~!」と吉村氏に報告してキーパーバッカンに投入し、同じ潮目を狙いますが、サシエがまたまた盗られてしまう状況になりました。3投ほど沖をやって、再び2Bのウキで手前に狙いを戻しますが、3ヒロくらいのところに黄色や茶色のエサトリがワラワラしているのを発見・・4ヒロまでサシエが通りません。エサトリの上を釣ってもグレの喰いは渋そうなので釣れる感じじゃないね・・「潮が沖から当ててきよるで」と沖目狙いの吉村氏・・「サシエ通りますぅ?」と聞いてみますとダメとのこと・・潮目が接近してきます。この状況変化を利用して、再び00のウキに戻して潮目の沖に遠投し、沈めながら手前に戻る仕掛けを糸の張り加減で調整して(そんな難しいことが出来るのか・・)潮目の下、推定竿2本のタナでクゥーッと微かなシグナルを感知・・優れた受信能力(かなり疑わしい)で“魚”と判断してバチコン!とアワすとギュンときた!グレっぽいです!シャープでありながらも重量感たっぷり!ギギギッとリールをゴリ巻きして足下へ連れてきて、竿を持ち上げるとボッコォっと良型グレが浮上!タモ入れ成功で45センチあるなしの口太をモノにしました!これはパターンの始まり!と肌で感じた僕は(野生かっ!)同じ攻撃を仕掛けます。やがて潮が止まり、再びハッキリとした右流れに変わります。潮目は少しだけハッキリくっきりになってきた!しかし潮目にダイレクトで入れたらエサトリにやられてしまうようで・・でもあの潮目の下には絶対グレも居るやろ!と勘が告げています!(だから野生かっ!)そこでキラ~ン!とひらめいた!「さっきの当て潮の再現でエエやん!」つまり潮目の沖にキャストして、ある程度沈めてから潮目まで引き戻し、エサトリの下に、奴らに気づかれずにゆっくりと入れ込む・・みたいな・・これがピンポン!大正解!1投ごとに時間はかかりますが魚も喰ってきます!3投で3枚の40オーバーを釣っちゃった!(ハマッたね~ぇ)恐ろしいことに3投に30分以上を費やしています・・でもこんなパターンでも型揃いだからうれぴ!1時半に最後の1投!・・なかなかアタらんなぁ・・で終了10秒前・・3・2・1・・ゼロ~で回収すると・・掛かってますや~ん!でアタリの解らないまま30センチの今日イチの“小っささ”のグレが針を飲み込んで上がってきました~。終了で~す。40~44センチ4枚を含む6枚の釣果は僕にはデキスギ君でしたね!素直に嬉しいです!
吉村氏が曲げる! お正月用の尾頭付きでした! 僕と口太!野生の対決? よくできました! スタッフ 高橋 カテゴリー:奈良橿原店:スタッフ釣行記 情報登録日: 2009,12,26, Saturday
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12月15日に泉南方面にカレイ狙いに行って来ました。
9時半に鎌森氏と合流し西名阪香芝インターより阪和道経由で泉南インターで降り、淡輪を目指します。 到着し、車を降りると爆風・・・ 夜の間は、メバリングをするつもりが「これわあかん移動しよう。」となり、先月雑誌に載っていた、泉佐野食品コンビナートの内向きを狙ってみようとなり、移動 到着して朝まで爆睡 5時過ぎに起き出して鎌森氏に波止のポイントを譲り港内寄りにて投げ始めます。 竿は27号負荷の投げ竿三本に道糸PE1号、オモリが25号、カレイ仕掛13号2本針に青イソメを房掛けて狙います。 しばらくアタリ無しでしたが、軽く穂先にアタリが有りあわせてみると、アナゴ・・続いてあたったのもアナゴ・・・今度は20センチを越えるハゼ・・・ 夜が明けるとアタリも無く6時半前が満潮で下げ始めたその時きました!! 軽く竿先が動いた後、竿尻が浮き上がるいいアタリこれだから投げ釣りはたまりません いい引きを楽しみながら、手前まで巻いてくるが魚が浮いてこないコレは間違いなく本命魚体が見えたデカイ!!久しぶりに良型のカレイ、抜き上げると白子が出ています。肉厚なマコガレイ36.5センチのオスでした。 魚は締めましょう。更に美味しくいただけます。 今がチャンスと打ち返しますが、この後お昼まで全くアタリ無しで終了となりました。 食品コンビナート内向きは根掛りもなく、砂泥底のようで餌取りも海毛虫も居ないのでカレイ狙いにピッタリなポイントでした。 車横付け可能ただし船が無いときに限ります。 車も横付け可能な為寒い時期には最高にオススメ 当店ではオススメのカレイ仕掛や青イソメを販売しております。当日も当店の青イソメを使用しました。 カレイのお刺身は釣り人だけの特権です。びっくりするほど美味しいですよ。ぜひお手軽なカレイ釣りにチャレンジしてください。 スタッフ 石川 カテゴリー:奈良橿原店:スタッフ釣行記 情報登録日: 2009,12,18, Friday
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12月14日も梶賀へ磯釣りに。海の状況はようやく落ち着いたようで、波高1.5メートルの予報に「イシダイ釣り!できるかも!」と一瞬思いましたが・・エサの手配がつくかどうか・・とりあえず船頭さんにTELします。「明日一人で行きますね!」「底モン?上モン?」と聞かれて・・3秒悩んで「ウッ・ウワモノォ・・」と答えてしまいました。この瞬間、僕の今年のイシダイ釣りは終わりました・・もう未練は無いはず・・潔くスイッチを切り替えて“グレ釣りモード”に突入しよっ!(変わり身の速さも身上?)つりえさ吉野さんにスペシャルボイル?2枚を解凍予約して段取り完了です。深夜0時に橿原を出発し、通行止めが解除されてゴキゲンなR169を走ります。2時前につりえさ吉野さんに到着し、小一時間ほどおしゃべりしてからボイルを積み込み梶賀へ。誠丸の仮眠所前の駐車場に一番乗りしたのは3時半です。車中で仮眠し5時半に起床。隣りにもう一台、常連のO氏ですね。「おはよう!最近どないでぇ?」と朝の挨拶を交わします。戦闘服?に着替えて事務所へ顔をだし、暫し雑談の後で「さぁ 下りよかッ!」の船頭さんの声で港へ。6時半に誠丸は出船します。港を出るとベタ凪の海面にピチピチとナブラが・・あたり一面です!「ハマチやのう・・」と船頭さん。「どぉする?カガリでもどこでもイケよるでぇ!」に“南”と告げると「よっしゃ!」でカガリ直行便です。最初にカガリ東にO氏が上がり、続いて南に僕です。しかし凪いでますなぁ・・こんなに“いい日”は久しぶりです!底物すれば良かったなぁ・・(切り替えたんちゃうん?)海水を汲んでボイルの入ったバッカンにヒタヒタになるまで入れておき、タックルの準備にかかります。極翔1.7号にハイパーフォースのハイスピード、道糸2.5号にハリス3号2ヒロで、先発のウキはベクター空カーマのMのG2です。ウキ下3ヒロの半遊動仕掛けでスタートです。“一番高いとこ”に釣座をとり、磯際にボイルを2杓撒いて海中の具合を観察します。偏光グラス越しに見える光景の中にエサトリらしき姿は無し。仕掛けを竿1本前に投入し、ウキにマキエを被せてラインを送りウキ止めまでなじませます。この磯で僕が望むのは右へ行く潮!左右のサラシはいまのところほとんど無くて、マキエはゆっくりと真下へ沈んでいきます。1分ほど待ってみてもウキは投入点からほとんど動いておりません・・そっと回収すると、何時の間にやらサシエは綺麗に盗られてますが・・ウキ下を10センチ浅くしてもう少し際寄りに入れてみますが、やはりアタリの無いままエサが盗られる状況です。ボイルグレ9号の針はたったの2投でほぼシルバーに変色しておりますので、姿無きキタマクラの仕業ですか?こいつらが“消える”(すでに姿が無い存在なのに)まで苦戦しそうな雰囲気です。足下~沖~超沖と釣ってみて、3ヒロ以上はサシエが通らない状況に業を煮やし、9時頃に弁当船がきたのをきっかけに“ちょっとだけ高いとこ”に釣座を変更することにします。小休止の後、竿 タモ バッカンを手にテケテケと歩いてポイント移動。こちらの方が右からのサラシが沖に向いて出ているので良さそうですが・・まずは足下正面の張り出した棚、“禁断の根”から攻めてみます。するとギリの際ではサシエが残り、少し離すと無くなってしまう展開です。しかし根の際では掛けても切られる可能性が高すぎます。何かは居るんでしょうけどね・・まだバラシ覚悟でやりこむには早すぎます。狙いどころを右のサラシの先端に変更です。ウキをLの00にして、なじんだら沈み出す設定でマキエをサラシ脇に入れて竿2本のところに投入!ここで携帯がブルブルで宮原氏からですね!「どう?」「潮が無いわ・・アカンなぁ・・」と会話中にいきなりラインが弾けます!「ゴ・ゴメン!なんかキタわっ!電話切るで!」で携帯をポケットに戻し、スプールを押さえるとグーン!グーン!と竿が突っ込みます!オラオラオラ~!とリールを巻きますが結構な抵抗をみせます!じっくりと時間をかけて寄せてきますとスリムな体型の白っぽいのんが横走り!「青物やな!」でタモに納めたのは50センチくらいのハマチでした。とりあえずデジカメONで撮影してからキーパーバッカンに投入しブクブク開始です・・多分死んでしまうでしょうけど、氷とか持ってきてないし・・仕方ないです。宮原氏に電話して「ハマチ君でしたわ!」と報告しておきました。ハリスをサラの3号に張り替えて、再度沖目を狙いますと・・潮が右に流れてるやん!「時合いちゃうん!」と気合も入ったところで早速30センチあるなしのグレがヒット!そして同じ潮目で25センチ強がポロポロッと続いて、潮に勢いが出てきたので試しに“遠投イケイケ沈んでいけ釣法”を試してみることにします。アウラ ワイドの000にウキをスイッチします。バシュッ!と遠投して、もはや沈んで見えなくなったウキの位置をラインの角度で想像しながら流していきますと・・パララララ~ッ!いきなり喰ったわ!止めるとゴンゴンとタイっぽすぎる首振りです!ゴリ巻きであっさり寄ってくるから大きくはないね・・40センチくらいの小さなマダイでした!(大きなチャリコよりもこのほうが、聞こえが良いようで)こいつはキープ!とバッカンのフタを開けると、案の定先程のハマチはご臨終・・さすがは青物です。“止まったら死ぬ”ねんなぁ・・マダイも一緒にバッカンに入れておき、再び“遠投・・何たら・・釣法”を初めます。しかしすでに潮が無くなってしまったみたいな・・パラリパラリと糸が出ていかなくなりました。(時合いは一瞬と心せよ!)沖目では何の気配も無いので、再びサラシの先端付近~禁断の根に目を移し、仕掛けを替えて“ちゃんとグレ釣り”してみよっ!と3BのMサイズのウキでタナは3ヒロ、結節部に3Bのガン玉を打ったベーシックバージョンで再開します。するとサシエがいくらか残るようになってきました。これはアルのか・・タナをいじり、投入点を変えて・・キタよっ!ギュンギュンとグレらしいお上品なヒキに“キショクええわ~”と楽しんでおいて最後は引き抜きます。35センチくらいかな?やっとこさのキープサイズです!キーパーバッカンのフタを開けると・・マダイもお亡くなりになってました・・しかしグレも追加で入れちゃいました。お昼過ぎから北西風が強くなりちょっと釣りづらくなりましたが、サシエが通るのでワクワクもします。ビュルッと入って33センチを追加です。そして1時ごろから潮がイイ感じに動きだし、さらに気合いが入りますが焦りも出ます。“禁断の・・”のちょい沖でスコン!と入って“強っ”という手ごたえでしたが・・ガッ・ガッ・・竿が叩かれてます・・アイゴの40センチオーバーでした。続いてオジサンのデカイのん・・そしてまたまたアイゴときて・・最後の潮は外道潮でしたね。2時前に納竿します。カガリ東はさっぱりだったようで、タカノハ1匹だけ・・とO氏・・「ハマチをどうぞ」で僕の魚を全てプレゼントしてしまいました!次回もグレ・・がんばろう!
ハマチ君! カガリ南のちょっとだけ高いとこ・・好き! 一匹目のグレ 30センチあるなし・・ 大きなチャリコより小さいマダイ! スタッフ 高橋 カテゴリー:奈良橿原店:スタッフ釣行記 情報登録日: 2009,12,16, Wednesday
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パート1 梶賀 ナカドマル
南海上に停滞する季節はずれの台風の影響で海上波高し・・ウネリを伴う・・の日々が続きます。12月にもう一度だけイシダイ釣りをしよう!と目論んでおりますが、エサのウニ・ヤドカリが手に入らない状況・・まぁ底ウネリがとれるまでは“やってもムダ”になるんでしょうしね。でも12月2日は“梶賀に行く”って決めてたから“グレ釣りをしよう!”と船頭さんにTELすると、「湾内で遊ぶかい?」とのことで単独釣行となりました。6時15分に出船しますと結構なウネリがはいっております。湾奥の竜宮にでも・・と思っていましたが、「ナカドマル いけそうやなぁ!」と船頭さん。カガリ西の船付きは波が越えてきていますが、ひとつ奥の“へこんだ”に位置するナカドマルなら波の影ですのでGO!となりました。船付きの高いとこに荷物を運んで、そこからの竿出しとします。極翔1.7号にハイパーフォース 道糸・ハリス共に2.5号でウキはとりあえずベクター空カーマ MのG2で2ヒロのタナでスタートします。際にボイルをパラリと撒いて・・早速エサトリの影がちらつきます。ネンブツダイ・タカベ・ハコフグ・カワハギ・・段々増えてまいりました。竿1本~2本前を狙いますがマキエのまん中では一瞬でサシエを掠め取られています。ウキをLの00に換えて遠投して沈めてみたら、いきなり針が無くなりました。沖目はあちらこちらにキタマクラがフォーメーションを組んでいるので手に負えませんねぇ。切られたついでにハリスを3号にアップして、ボイルグレ7号を結びウキをSのG2で1ヒロ半のウキ下にします。これで波のタイミングをみて“ド際”からサシエを落とし込む作戦です。このやり方でボツボツと20センチ前後のコッパグレが喰ってきて、マキエを打った位置の右・左・・と交互に際を釣りながら時折マキエのど真ん中を釣る・・みたいなパターンで退屈しない程度に釣っていきます。(一生懸命やりすぎるとすぐに飽きるから・・)今回は大原氏から「グレ 持ってかえってよ!」との注文が入っていたので25センチあればキープしとこっ・・とキーパーバッカンは口を開けて待っているんですが・・なかなかブクブクのスイッチが入りません・・8時前に誠丸がこちらへ接近です。今日は僕だけなのに見回りか?・・「カツオ 行ってくるから!」とマイクで船頭さん・・お出かけですね!ここで一服・・パンを食べてしばし休憩です。30分ほど間を空けてから、マキエをせずに際にそっとサシエを落としてみたら・・ギュンときた!これが奇跡の“さんじゅうお~ば~”の口太さん!ようやくブクブクにスイッチが入ります。その後は“ギリギリサイズ”を数匹キープして、ついでにカワハギも掛かってきたらキープでお土産を確保しておきます。そしてお昼過ぎからはエサトリの動きが鈍ったんで“期待”してしまいましたが・・何事もなく終了タイムを迎えました。帰りに船頭さんが「カツオ 持ってけ!」で、お土産が豪華になりすぎました。 パート2 梶賀 ドンビ そして12月6日は宮原氏と梶賀へ・・まだまだウネリがとれませんので底物は諦めてグレ釣りです。船頭さんに上物で行く旨を伝えると、「例会入っとるから多いでぇ・・どこでもイイんならおいで!」とのこと。翌朝、誠丸の出船場にはたくさんの釣り人の姿が・・底物竿を手にしている人も数名・・やがて出船時間です!港を出るとやはりウネリがありますが・・「例会組から行くでぇ!西から3人!」でカガリ西 ナカドマル 丸石 マンジュウ エビレ 竜宮・・これで例会組が完了です。残りは僕らを含めて2組です。コムケにでも行くんかな?と思っていたら方向転換!ドンビへ行くようです。ドンビ奥に僕らが下りて、もう1組はドンビ壁に行った模様。・・さて・・ドンビですか・・あまり相性が良いところではないんですが・・やってみますか・・で、高いところに宮原氏、船付きから一歩下がって僕のポジションです。あまり期待せずにボイルを足下左からのサラシの付根に撒いて、軽い仕掛けでサラシの切れ目に投入します。逆光で見づらいのですが、右から左へと潮が流れているようで、左のサラシの先端のちょい向こうで潮の“ヨレ”を発見!仕掛けを回収するとサシエがとられています。2ヒロ半のウキ下のまま“ヨレ”にダイレクトキャストしてラインを送ります。ウキはどこへ行ったのやら・・チョリチョリ~っとリールを巻いてラインを張っていきますと・・おっ!何か喰った!アワすとギュンギュン!なかなかの手ごたえですがバリバリ巻いて一気に抜き上げたら“さんじゅうおーばー”のグレ!一匹目から奇跡の良型登場!35センチ弱ってところ・・キーパーバッカンに投入しておき次を狙います。そして時間の経過と共にコッパが喰ってくるようになりました・・沖と手前を交互にせめてみて、沖で掛かる奴の方が若干サイズ的にマシかな・・って感じです。25~27センチといったところか・・足下の水たまりに溜めていき、波が這い上がればオートリリース完了です。そして4~5匹溜まると脱走に成功されてしまいます。“退屈”も“飽き”もしないペースで釣れてくるのですが、もう少しサイズがアップすればいいのに・・。しかし暑い!12月だというのに日差しがきついですよ・・インナーを脱ぎ捨てます・・宮原氏も“全裸になる勢い”で脱ぎ捨てております。カッパも脱いでしまいたいのですが“蚊”がすごくて・・(僕の周りだけ?)グローブから露出した指先や首・顔が変形していくのがわかります。(どんだけやられてるねん!)宮原氏に「蚊ァ すごいやろ!」と聞いてみたら「おらんで」と・・そんなに僕の血が魅力的なのか・・ナニがそうさせるのか・・(酒のみだからさ)そんなこんなで蚊と戦いながらも竿を振り続けますが、キーパーを追加できないまま時は過ぎます・・と、そのとき「あっ!サメやっ!」と宮原氏が指差すほうを見れば、絵に描いたような三角の背びれが目の前を悠然と泳ぎ去ります。「あれ釣りたい!」と、咄嗟にコッパグレを仕留めてサメの顔の前に泳がしましたが・・完全に無視ですね・・まぁ、こいつが居てもグレは口を使うぐらいですから・・お友達ですね!そんなこんなで2時までがんばりましたが・・まぁこんなもんでしょう!まだ寒グレ本番には早かった・・ってことで・・(いいわけは・・聞きたくないっ!) というわけで今回はグレ釣り小ネタ 2連発!・・でした。(あんまり釣れんかったから・・でしょ)チャンスがあれば年内にもう一度だけ・・イシダイ釣り!したいです。天気とエサしだいですが・・さぁ、どうでしょう? ナカドマルの船付きで奇跡のさんじゅうおーばー1匹! そしてドンビで宮原氏と・・ 結局まともなグレは2投目できた1匹だけ・・ スタッフ 高橋 カテゴリー:奈良橿原店:スタッフ釣行記 情報登録日: 2009,12,15, Tuesday
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