またまた梶賀へ磯釣りに!(行けるときは・・行っとかんと!)12月27日は宮原氏とカガリ南へ上がります。磯に上がって「どっちする?」と聞くと「こっち!」で宮原氏が“一番高いとこ”を選択します。僕は“ちょっとだけ高いとこ”に基地を作ります。(荷物の配置には異常にこだわる)今日もベタ凪ですが前回よりは若干磯際がざわつく程度の波があり、サラシがきっちりと発生しております。いい感じです!磯に上がってすぐに気づいたのですが、沖に浮かぶブイの位置が異様なまでに右寄りにきております。かなりの潮が流れている証拠です。こりゃ爆釣間違いなし!の状況にウハウハしながらタックルをセットします。極翔1.7号にハイパーフォース、道糸2.5号にハリス3号で針はボイルグレ8号です。ウキは・・とりあえずBでいこっ!と在庫補充完了のベクター空カーマ MサイズのBをパッケージから取り出します。(家で開けてこいや!)SICラインスベルにセットして仕掛け完成です。ついでに他の補充しておいたウキたちも裸にしてポケットに移しとこっと!・・とライジャケの右下ポケット全開でゴソゴソしてて、かがんだはずみにコロコロコン!と乾いた音が・・またヤッタかっ・・黄色とオレンジ色が斜めの磯を転がり落ちていきますが・・ヘタにあがいてこれ以上の惨事を招いては・・ポケットのチャックを閉めて、波打ち際で未だ頑張ってらっしゃるふたつのウキを救出すべく前に出ようとしたとき、なんで今なん!というタイミングで波がきて・・海にさらわれてしまいました。ウキはぷかぷかと浮かびながら一瞬で流されていきました・・「かなり右に速いなぁ・・潮・・」とボソッとつぶやいておきました。(あたかもあえて潮をよむ為に流してます!みたいな印象を与える為に)さぁ!気を取り直してグレ釣りしよっ!とバッカン・竿・タモを持って釣り座へ出ます。正面にボイルをピロッと撒いてマキエの沈み具合を確認し、そのシモ手に仕掛けを投入し、さらにカミ手にマキエを入れてウキを流していきます。しばらく流してアタリが無いので回収すると素針です。4ヒロのウキ下を3ヒロ半に上げて次を投入しましたが、今度もサシエが盗られています。数投繰り返してみて、エサトリの正体はハッキリしませんが、マキエとアワすとやられてしまう状況のようです。僕が潮下なのでどんどん流すことも許される位置関係ですが、最初から1投ごとのインターバルが長い展開の釣りをしてしまうとリズム感がないんで、ひとつシモ手のサラシまでと決めて流し、サラシの下にウキが潜ったらラインを張り気味に10秒くらい止めて、アタリが無ければ回収して次を打つパターンで狙います。仕掛け投入位置とマキエのタイミング、糸の張り加減を色々と試しながらグレを探します。(これが楽しい!1匹への道のり)あれやこれやで数十分が過ぎ、ようやくアタリがもらえました!サラシの先端で見え隠れしていたオレンジがビュルンと走り、ギュギュン!と気持ちいい抵抗で35センチくらいの口太グレが第1号となりました!さりげなくキーパーバッカンに入れてブクブクONで、釣座に戻り素早く次ぎを振り込みます。そして同じ潮筋をトレースし、連チャンで2匹目の同サイズをゲットです。またまたさりげなくキーパーバッカンにお入り願います。その後もバタバタッ!と調子良く連発し、あれよあれよで6枚キープです。ウキ止めをつけた半遊動の普通の釣りで楽?(まぐれでしょ!)に釣れてしまうので、これで喰いが止まっても沖目の潮下を“遠投イケイケ”で沈めたらもっともっと釣れるやろうしサイズもアップするやろうし・・尾長もこの潮なら間違いなく混じってくるんちゃうん!と獲らぬ狸の何とか・・で、楽勝モードに浸りきりながらの釣りです。(うかれてんじゃねぇ!)それじゃあ早速試してみよっ!とベクター空カーマ Lサイズの00に交換して遠投!沖はかなり潮が速いようでガンガンドンドン流されていきます。まったく動かないよりはマシはマシやけど、こんだけ速いとマキエが効くのはどんだけ潮下なんでしょうか?まぁ、サラシとのぶつかりの潮目とか、海底の地形で出来る流れの変化とか・・どっかでエサが溜まっててそこにグレがワラワラと集結してるんでしょうけど・・沖の流れの中ではサシエがつきっぱです。いい潮なんですがねぇ・・あれこれやってみて、沖目ではまったく釣れないので狙いを手前に戻して沈めてみたけどサシエが通りません。マイナスのウキにガン玉を足して、沈めて・張って・流して・・どっかで知らぬ間にサシエが盗られてしまいます。こりゃ厳しいのう・・ってことで竿を置いて暫し休憩です。磯に散らばった沖あみを指で一粒ずつ拾い、海にヒョイッと投げ込みます。(けっこうわびしげな光景である)そうこうしてると潮が緩んできたのか・・泡の位置が磯周りに接近して留まっているのに気付きました。状況変化です!早速仕掛けをBの半遊動に戻し、タナ3ヒロ半で正面の泡に投入します。たしかに潮の流れはおとなしくなったみたいで・・おっ!宮原氏の竿が曲がった!僕はリールをオープンベールにしておいて、竿を股に挟んでデジカメONで撮影開始!(最近は釣りをしながらの撮影が素早く出来るようになった!何でも“慣れ”やね!)タモがスルル~でキャッチ成功!40センチオーバーのグレです!「オナガ~?クチブゥ?」と聞くと「ブトッ」とのこと。やはり潮が緩むと“一番高いとこ”の前にある潮目は調子が出てきますね・・こちらも喰うやろ!で僕の立ち位置正面、“禁断の根”の少し沖に浮いてる泡を直撃しますが3ヒロ以上はサシエが通りません・・沖の潮は依然速く、今の僕?には難しすぎるから・・やっぱり厳しいのう・・。携帯ブルブルで水本氏から着信です。「どぉよぉ~?」「驚いたらあかんで!めっちゃ潮 速いねん!」に「うっそ~!昨日は全然流れんかったでぇ!」と・・ちなみに前日は水本氏が南に上がり、48センチの口太!・44センチの尾長!・他にもモロモロ・・のナイスな釣果を叩いております。「潮 あるんやったらオナガ釣れるやん!」「いやね・・それがね・・速すぎんねん・・」・・「まぁ 昼からやなっ!」で通話終了のボタンをポチっと押して、“昼から”に期待して再開します。・・しかし・・12時ごろから更に一本調子の潮が速さを増して、まったくとどまることを知りません。「糸 無くなるまで とことん流す!」と宣言して、はるか遠くまで流してみたら・・グイ~ン!喰った!・・けど・・ゴクンゴクンの感触です・・チャリコでした・・せめてマダイでお願いしたいもんです・・宮原氏もアレからは30センチ台を1枚追加したのみです。そして1時半を待たずして早くも納竿してらっしゃいます。僕は・・もちょっと・・もちょっと・・と頑張ってみたものの、最後はカスリもしない展開でした。終~了~!これで09年度の竿納めです!今回はイマイチサイズ的に恵まれませんでしたが、丸ボウズよりは全然マシやん!と自分を納得させてカガリを後にしました。また来年もよろしくね!カガリの旦那!
宮原氏のファーストヒット! よんじゅうなっぷ!でしたわ~ 潮がね・・速すぎてね・・ 来年もよろしく~ カガリ様~! スタッフ 高橋 カテゴリー:奈良橿原店:スタッフ釣行記 情報登録日: 2009,12,30, Wednesday
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