8月2日(日)東吉野の四郷川へ 前日と夜中に雨で木津は水が高めで少々にごりも・・・と、いうことで四郷川へ
今回は勝山オトリ店へ 今年はほとんど大水が出ていないらしい。今日は午前中だけの釣行なので厳しいかも… 勝山さんから少し上流に上がり釣り開始。竿は8mにナイロン0.15、ハリは7号3本錨。 瀬の石裏で・・・ オトリをセットして入れるとココに居るかなと思うポイントに入ったとたんブルブルギュイーン! まあまあのサイズ。 ひと安心の一尾目。しかし次に時間が 釣り下っていくも・・・ 勝山さん前 ここで一尾追加 そこでタイムアップ12時 トホホの3尾だけ2時間ほどの釣りだけど・・・ スタッフ 岩江 カテゴリー:奈良橿原店:スタッフ釣行記 情報登録日: 2009,08,04, Tuesday
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8月1日(土)朝6時に集合して小森ダム上流へ行ってきました。当初ダム下流の北山川での予定だったが、吉野から川上村までは良かったが上北山村に入ると空の様子が変わった
道中の川の様子を見るとやはり増水しているし、アカもとんでいるようだ。と、いううことでダム上流へ朝から入る事にした。途中でオトリを購入、一人一尾づつ600円。現地に到着少し小降りになってきた。 まずオトリ缶を川へ、そして川の様子みると岩盤のあちこちに鮎の姿が・・・さっそく着替えをして河原へ、一人一尾の大事なオトリを舟に移して仕掛けをセット。9mの竿にメタル0.05でまずは4本錨6.5号。9時スタート! 朝靄の中狙う。 瀬を引きずりで攻めるも反応なし 竿を立てて上に泳がした時‘ギュイーン’待望の一尾目 しっかり背掛り それからも、引きずりには反応無し、立て竿の泳がせのみに反応。この付近で午前中9尾で昼食タイム。一時間あまり談笑。 昼からは少し上へ移動 そして釣り下り。 水はきれい。 先行者あり。 ナイロン0.15で泳がせ。 掛けた鮎がオトリとなって。 昼から16尾追加。 そして、朝の場所に戻って同じ場所で4尾追加、あと一尾が掛からず29尾。 17時過ぎに納竿。型は15cm~19cm。鮎はたくさん見えるがなかなか 今日は立て竿で上へ泳がしての釣りでした。ハリは3本、4本で6.5号・7号の使い分け。 午前中、私のすぐ上でコロガシ?を昼過ぎまでしている人が居ました。 皆の鮎を合わせて。 吉野まで2時間足らず、帰って早速唐揚げにしてもらい食べました お腹をしぼって、唐揚げ粉にまぶして油で揚げる スタッフ 岩江 カテゴリー:奈良橿原店:スタッフ釣行記 情報登録日: 2009,08,03, Monday
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7月31日も梶賀へ石鯛釣りです。今回は久々に単独釣行となりました。金曜日なので僕一人の貸切かな?と思ってましたが、誠丸の駐車場にはもう1台・・でホッとしました。(一人きりは色々と気をつかいますからね・・)5時45分に出船します。他船もガラガラですね・・天気予報が雨や曇りマークばかりだと人も動きませんよね。若干ウネリがあるもののカガリは大丈夫そうです。もう一人の上物狙いの方もカガリを希望で、一緒に上がることになりました。東の端っこの高いところの定位置に荷物を降ろし、いつもの穴にピトンを打ち込みます。今回のエサはウニ30個にヤドカリ10個、そしてスーパーでサザエ9個を買ってきました。いつものタックルを組み、オペラ向き25メートルにヤドカリのエサで投入します。着底してしばらくするとココッと竿先が震えだします。前回以上に魚の活性が上がっています!回収するとヤドの頭のかけらのみが針に残ってきました。次はサザエ2個掛けで・・と、ここで上物師の方が大きく竿を曲げて40オーバーの尾長グレをブチ抜きます。「2投目で喰いよった!」とニッコリ。こちらのサザエは赤身を残して帰ってきました。次はウニでキャスト・・またまた後ろで「おりゃっ!」と・・なんとまたまた40くらいのグレを豪快に抜いてはります・・「今日は調子エエわ~!」・・「エエねぇ!・・入れ食いやね!」・・と返しますが、今の僕は底物モード真っ只中!グレに興味は無い!?(強がり言ってる)だから心を鬼?にしてウニを連打で投入開始です。背後でまたまたブチ抜いた気配が・・しかし振り向かないように努力します・・(これ以上見てしまうと・・グレモードに引き込まれるかも)前だけをひたすら見据えてオペラ向き・コナベ向きを交互に切れ目入りウニで“打って切って”しているとウニについにアタリです!トゲカット・切れ目無しではアタリませんが、トゲ付き・切れ目入りにはコチョります。長潮で干潮が午前7時半です。最干潮から“上げ”に転じる瞬間が勝負時!と睨んでポイント作りに励みます。そして潮時表通りの7時半の再干潮までエサトリックなアタリが頻発し、やがて潮が切れてくるとカウント23にウニを置いた途端にババン!と強いアタリ!そっと糸を張っていくとガチャ・ガチャ・・グググ~!と舞い込みかけてピョ~ンで竿が戻ります。(う・う・うそやろ・・)竿先はピター・・そっと回収すると芯まで抜かれていますから緊張感マ~ックス!「ウニにアタッたよ~!イラかもしれんけどね」と上物師に声をかけて再びウニで攻めます。(一発逆転を目論むのである)そしていつもより余計に竿先を睨みます・・呼吸も忘れるほど・・緊張感・・ピコピコ動く竿先・・エサトリかなぁ・・たぶんそうやろなぁ・・ダメだこりゃ!で緊張を解き放ちます。ボロボロになったウニが虚しく帰還です。ヤドカリを入れるとコン!ときて腹が盗られ、サザエも同様にコン!で白身が盗られます。潮が勢いを増してきて、ゴミと共に磯にぶつかり左にハケていきます。30号のオモリでは止まりません。ゴロゴロ・・そして根掛かりは必至なので手返しをやめて朝パンタイムです。この潮が緩んだときがチャンスなのさ・・と、いつもこう言って本当にチャンスが到来した覚えはないのですが・・。その潮が緩んできたかな・・のタイミングがやってきました!そしてヤドカリにフワッとしたアタリ!怪しいです・・フワッ・フワッと続きます・・ウツボかな?回収するとワイヤはクリクリされてませんし、ヤドは綺麗に盗られていますし・・まさか!・・これは・・石鯛かっ?サザエに変えて投入・・さっきより小さいフワッが1回きりで、アタリが続きません。少し白身をかじって止めはったみたいな・・ウニでどうだ?・・シーン・・なんだかなぁ・・どこかへお出かけしてしまったようです。その後ピターッとアタリが止まります。ウニでの打ち返しにも熱が入りません。しかし11時を過ぎて潮が再び切れだしました。ウニはほとんど使い切ったのでヤドカリ5個とワイヤに残ってきたサザエの赤身で勝負をかけます。硬い赤身にハサミで切れ目を入れ、残りのサザエ2個を針側に刺して投入します。しばらく静かそのものでしたが15分くらいたってコツンときたような・・よそ見をしてて振り返るといつもアタッているように見えるのは僕だけでしょうか?このアタリもまさにそれ!ゴソゴソしてて顔を上げるとスコーンと竿先が動くのです。あえて後ろを向いてグレ釣りを見学・・コッパの入れ喰い・・ここでいきなり振り返ると“舞い込んでるっ”・・てなことになってたらいいのにね!(超願望)・・残念でした~竿は水平姿勢を保っていました。12時まではエサトリックなアタリがありましたが、それ以降は何も無しです。(あまりにも・・現実!)12時45分・・おもむろに納竿します。(今日も帰りの荷物・・やけに重いぜっ・・)誠丸に乗り込みます。「イシモノのアタリ あったかぁ?」と船頭さん・・「エサトリだけ・・でもヤドは根こそぎイキよったから“ミャク”はあるよ~ん」と答えると「そろそろ出てもおかしくないのう・・誰が最初に釣ってしまうかのう・・」に“僕がやる!”と心の中で呟いておきました。(お前には無理・・っていっちゃあダメですう!)
今日もいつもの・・ サザエの赤身に切れ目を入れて・・ 竿の真下を覗く・・無意味に・・ その2日後・・日曜日の朝7時半・・携帯にメールが・・“ろくじゅうなっぷ 釣れたで!”と・・水本氏からです。そういえば宮原氏と一緒に梶賀に行くって言ってたっけな・・って“マッ マジでっ!”そして立て続けに着信!誠さん(船頭です)からです・・「やられたのう・・ガッハッハッ!」と・・「高橋君のいつもの場所さぁ・・60センチは楽勝でアルらしいでぇ!・・やられたのう!」・・「・・・」で水本氏に速攻で祝福メールをしますと「帰りに店に寄るし・・写真撮って~!」とのこと・・ そしてその日の夕方、ニッコニコの水本氏が来店!「どうで~い!」とバッカンから取りいだしたるは、それはもう見事な石鯛じゃった・・ ・全長 63.0センチ 重量 4.5キロ・・性別 ♀・・ すごい迫力!・・いかついお顔・・まさに“きんぐ おぶ きんぐす”の風格・・ 水本氏のコメント 「最初はウツボのアタリやってん!ほんでぇフワフワしよるから・・けっこう長いこと・・でぇ、次のエサを準備してて振り返ったら竿がなぁ・・ “バン・バン・ギューン” てなってんわ!ウツボがイッタ~と思って合わせたら根掛かり?動かんから緩めたりしてたらズズ~っていきよってん。ディ~っとリール巻いたら重いだけ・・ウツボのデカイのん?と思ったら足下まできてガ~ッてキョ―レツにいきよんねん!ほんでぇ浮いたら石鯛やし!宮原君に抜いてもろてん!ヤッタやろ!自己記録更新や~!」 という訳で多少の編集?を加えさせてもらいましたが・・ヤッタねっ!次は僕がヤルからねっ!だから少し“運”をわけて下さい・・1グラムでいいから・・。 水本氏がやった!(背後霊は宮原氏) スタッフ 高橋 カテゴリー:奈良橿原店:スタッフ釣行記 情報登録日: 2009,08,02, Sunday
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7月26日は梶賀へ!底物デビューの片石氏と共にカガリへと上がりました。天気予報は雨で波高1.5メートル うねりを伴う・・と微妙な感じでしたが、朝からカラッと晴れてサイコーのお天気となりました。前日の昼前に誠丸に予約のTELをしたところ「行けてドンビ回りやのう・・今日も“南”から吹いとるから11時に撤収さぁ・・カガリは無理やと思うぞ」と船頭さん。「ドンビでいいよ!」で行く旨を伝え片石氏にGOサイン!となりました。そして一夜明けて南風は治まりウネリもマシになっています。「カガリ・・イケそうやな・・イクかぁ?」と船頭さん。「ウイっす!」でカガリに行くことに成功です。東の船付から上がり、道具一式を担いでいつもの高場のポジションに登ります。(濡れてるからメチャ滑る!今日もツルッといった!)僕は定位置のピトン穴、片石氏はその左隣にピトンを打ち込みます。ちょっと2人で並ぶと狭いですが、下の段は波で水没しているので仕方ないです。エサ入れのバッカンやら小物やらのポジションを吟味し、お互い邪魔にならないように配置しておき、竿を継ぎます。海魂HMHにDC3000のいつものタックルを組み、遠投天秤に捨て糸50センチ、オモリ30号を結んでセット完了です。片石氏は“白”のターナーに“赤”のシーラインの組み合わせです。準備ができたところでオペラ向き25メートルにトゲ付き・切れ目入りのウニで打ち込みます。このポイントは20~30メートル投げて、カウンター25前後でラインの出をストップさせてカーブフォールさせ、着底させてラインを手繰りゴツゴツ・スッ・・トンと溝?を越えたところのカケアガリの“どこか”に落ちつかせてアタリを探ります。僕の場合は“カウント23”との相性が良く、去年の1匹目の石鯛もこのピンポイントでウニに喰ってきました。(あっ!言っちゃった!)きっとエサが溜まりやすい地形なんでしょうね。だから今日も持ってきたウニ30個を手返し良く打ちこみ、底で切ってポイント作りに励むことにします。片石氏には底潮が冷たいこの時期に有望の、コナベ向き30メートルの根の上を狙ってもらいます。彼は先週水本氏と遊木の折戸に上がり、石鯛釣りのイロハとアロハ?を教えてもらったので、今日はスタートから底物釣りの一連の流れを順調にこなしています。底取りして根の一番高いところを把握し、エサの置き場をみつけたようですね。サザエを着けての投入を開始しています。さぁて、どうなることかしらん・・。そして僕は10分間隔でウニの打ち返しをひたすら続けて、やがて竿先に“コチョアタリ”が出てくる展開になってきてテンションが上がります。「ウニにアタリよんで!ほら、コチョってるやろ!」に「ホンマっすねぇ!石鯛っすかねぇ!」と片石氏のテンションも軽く上げておき、「ここでヤド!一発やで!」と5個だけ持ってきた“とっておき”を登場させます。そっと仕掛けを回収するとウニの芯のみを残して帰ってきます。「エサトリやな・・」で15号の針にセットのヤドを投入し、カウント25のゴツゴツの上に置いてみます。さっそくココン!ときました。しかしその後10分ほど我慢してみますが変化が無いので上げよっ・・根掛かりやん・・カウント25は何故か良く引っ掛かります。2~3度シャクると捨て糸が切れて回収に成功。ヤドは腹だけが盗られております。次は10個だけ持ってきたサザエを2個掛けで投入し、ゴツゴツ・スッ・・トンでカウント23に入れるとコツ・コツが早速きます。そしてククーッと竿先が引き込まれ「イクのかぁ?」と思わず声を発したところでフウゥ・・と戻ります。それっきり・これっきりでアタリが止まったので「もうエサ・・無いんか?」と竿を持ち、竿先を上げて様子を窺うと・・微妙・・エエイと回収するとサザエは赤身のみで帰ってきました。やっぱりエサトリですね・・しかし前回までの展開に比べたら全然良いです!エサトリに活気があるなら石鯛にも!のハズです。海の色も透明感の無い緑色から、澄んだ黒色に変わりました。水温も19度台だったのが21度に上昇!ついでにカラッと晴れてヒリヒリする暑さ!やっぱこうでないと石鯛釣りの雰囲気が出ないんです!「今日は潮も良いし、釣れてしまうかもしれんで!」に「ヤバイっすねぇ!“舞い込み”・・見たいっすわ~」と片石氏。(そんなに甘くはないのだよ・・)しかし“今日はいいで! 釣れるで!”と自分が発した半分冗談の言葉に、ついつい自分がその気になってきて、打ち返しに熱がはいります。(ある意味・・自己暗示?)そして“ハッ”と我に帰ったとき、全ては夢・幻(ゆめ・まぼろし)・・エサトリのアタリすら“まばら”になってきたし・・(泣いちゃうぞ・・)すこしダレてきた・・暑いし・・片石氏の携帯がリンリンリンで通話中・・どうやら水本氏からのようです。「アキマセンわ~・・エサトリもねぇ・・アイアイ・・アイアイ・・」で電話終了。何でも水本氏は昨日も遊木に行ったそうで、イケノシマに上がって1回舞い込んだそうです!掛からなかったそうですが・・11時には荒れてきて撤収となったそうな・・しかし彼も頑張ってるなぁ・・夏の終わりには燃え尽きるくらいのペースやなぁ・・負けてらんない!と再び大地に立ち上がり、大海原(陸と並行する向きですが・・)にウニで連続射出を試みます。しかし・・アタリがアリマセン・・やがて動悸・息切れ・めまい・・熱中症か?・・まさか・・舌を出して呼吸し、水分補給を行います。久しぶりに良い天気になったので暑さにマイッたみたいで・・まさか晴れると思っていなかったので半袖シャツでしたから日焼けで腕がウェルダン・・今夜のお風呂はヤバそうです。(夏磯をなめたらアカンでぇ)11時ごろに怪しいアタリ?がありましたが・・そのころからパラパラと天気雨・・背後の山の上空には真っ黒な雨雲が発生し、なかなか幻想的な虹がみえる光景に暫し見惚れます。(こうみえてロマンチック!)しかしゴロゴロ・・雷が鳴り出しソワソワ・・(こうみえて怖がり!)やがて誠丸がやってきて上物のお客さんが2人、半夜で上がってきました・・ってことは12時ですか・・残り3個のウニは置いといて、残すともったいない順にヤド・サザエと15分間隔で投入し、最後はエサトリのアタリに手持ち竿で対応し、「石鯛にっ!変われっ!」と念を送りましたがまったく通じることなく納竿です。片石氏の2度目のチャレンジも報われませんでした・・がっ!まだまだ甘い!せめて10回はいかんと・・連続ボウズ・・と言ったあと、僕って今日で何回目の?と聞いてはならんことを自問してしまい、すこしヘコンでしまいました・・ハイっ!6回連続ボウズだよっ!と発表させていただきます。まぁ去年は10回連続までいきましたからね・・これくらいじゃあ何ともないさ~!
片石氏・・混迷の道へと踏み込んだか・・ 海魂とターナー・・どちらが舞い込むか? 海の雰囲気 良くなってきたよ! スタッフ 高橋 カテゴリー:奈良橿原店:スタッフ釣行記 情報登録日: 2009,07,29, Wednesday
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7月18日も水本氏と石鯛釣りです。今回は「たまには雰囲気 変えよっか!」とのことで遊木の磯へ行くことになりました。というのも一週間前に遊木に釣行した水本氏、折戸の底物場で良いアタリがあった!のと、7月に入って紀東方面の海水温が冷水塊の影響で激下がり!梶賀に至っては18度台まで急降下して、上物ですらサシエ残りっぱなし・・みたいな状況ですが、遊木周辺の水温は若干高くて19~20度くらいあるそうで、潮の色も“まだマシ”なので少しは期待できるかな?というわけで決定しました。午前1時に橿原を出発し、つり餌吉野で予約分のウニ30個とヤドカリ25個(2人前です)の代金を支払います。そしていつものようにR42を左折し、間違って梶賀まで行ってしまわないようにと気をつけながら新鹿方面へ右折。峠道を下り突き当たりを左折で海水浴場をぐるりと回って遊木の港へ4時ごろに到着です。海に浸けてもらっていたウニカゴを引き上げバッカンへ移したところで、今回お世話になる西口渡船の船頭さんが到着です。着替えを済ませて乗船し、4時半には出船してしまいました。お客さんは僕らと底物狙いがもうひとり、残り2人は上物で計5人です。今日の西口渡船の当番は遊木戸ですが・・どこに上げてもらえるのかな・・「ソコもんの人!“イケノシマ”か“フネノトモ”どっちするか?」と船頭さんに聞かれ、僕らは“舟の友”に上がることになりました。さて・・まったく初めての磯ですが、水本氏の予備知識によると磯の東端からタカムギ向きがよかろう・・ということでピトン穴を探します。まともに打てる穴や割れがそれなりにあっていい感じです。相談の結果、僕が足場の良いワンドの奥側に、水本氏は正面寄りの高いところから2本出し(足場悪そう・・近寄らんとこ!)に決定です。てきぱきと準備をして底取りを開始します。たち位置正面のウマノセ~タカムギ向きにキャストして探っていきますとカウンター30前後がカケアガリで根掛かりも苦にならない程度だろうと睨んでポイントを決めました。さぁ、ドキドキの1投目!ブリブリのヤドを15号の針に装着してウマノセ向きに30メートル程投げて、糸を送って着底させ、糸フケを巻き取り狙いのカケアガリに誘導します。オモリの感触がグッと重くなったところで止めてピトンに竿をセットし、糸を張って竿先に少しテンションがかかるくらいにして反応を待ちます。遅れて水本氏も連発で投入開始!タカムギ向きに遠投とウマノセ向きに軽く投げ込んだみたいです。さぁ、落ちついたぞ~とペットボトルのキャップをひねると同時に雨が降ってきたし・・やがて本降り!当然カッパなんか持ってきてないし・・(天気予報って・・)水本氏のパラソルに入れてもらい、ダンゴムシになった気分で丸くなって雨をやり過ごします。当然のことながら投入中の竿は放置し放題!でもちょっと気になる・・ひょっとしたらグワングワン揺すられてるかも・・やがてすこし雨が小降りになった瞬間にパラソルから抜け出し仕掛けを回収します。さぁ、どうかな?・・ヤドカリさん、“そのまんまやん!”しかも冷たっ!オモリもエサも“キンキン”に冷やされて帰ってまいりました!「冷やすのはビールだけ!」とそのまま投げ返し、今度はカウント20に置いてみます。水本氏も同様でヤドが2つとも“ギンギン”なのだそうです。雨は再び強く降り出し、僕らはパラソルから出るに出られず、まるでパラソルという殻に閉じこもった“ヤドカリ君”なのである。ヤドカリ気分を思い切り堪能しているうちに雨は上がりました。さぁ!打ち返すぞ~と回収・・やはり無傷で帰ってきたヤドカリ。このままではヤド1個で足りる展開である。それはあまりにも恐ろしいことである。「気合い入れたる~!」とウニを装着し、ハサミで切れ目を3~4箇所入れて同地点へ投入!仕掛けが落ちついたらすぐに次のウニを準備しては即、打ち返しで濡れた身体の気色悪さを紛らわす為の行動に出ます。ヤドの腹も盗られない状況で、ウニにアタるなんて全然期待していません・・ただ打ち返していればひょっとして・・と淡い期待で・・ということです。そして3投に1回はヤドで様子伺いをしていきます。しかし相変わらず最初のヤドは帰ってきます。ウニ・ウニ・ヤド・・ウニ・ウニ・ヤド・・リズムよく打っていきますが、さすがに疲れてきた。切れ目入り・トゲ付きのウニをカウント29に置いたかな?竿から離れて磯の乾いたところを探して「どっこらせ」と腰をおろし飲み物に手を伸ばします。空には晴れ間も・・そういえば少し暑くなってきたし・・と、何気に竿を眺めていると、いきなり“バン”と竿先が叩かれた?「何や?」と竿先をガン見してるとバン・バン・・バババン!と舞い込んだっ!「まっ・まっ・・・まいきょんだ~!」と思わず噛んでしまいながらも竿のもとへ跳んでいこうとしたところで無情にも戻ってきました。しばらく待ってみて進展が無いのでそっと上げてみると、ウニの芯まで綺麗に盗られています。「おっ・おるで!」と水本氏に声をかけて、トゲカットしたウニを切れ目無しで投入。大体同じところに置きますがピクともきませんし・・無傷で生還です。「ここでヤドでしょ~!」とスタート時のヤドを投入!ココン!と竿先が震えますがエサトリっぽいです。上げてみると尻尾が盗られていますが頭は無傷です。ここで時計をみると8時です。さっきの舞い込みは7時40分頃か・・下げ潮の止まりっぱな・・やったんかな?ん~ん・・残念・・その後はアタリも無けりゃ何もありません。水本氏が持ってきた冷凍トコブシも消費できずに困っています。・・暑くなってきました・・ウニの残量が乏しくなってきました。30個持ってきたウニのうち10個は水本氏が使う予定でしたが、ウニでアタった為どうしてもこだわりが出てしまいます。「ウニ・・全部使っていい?ヤドとトレードしましょ!」で等価交換?に成功です。再びはりきって打ち返していきますが、明確なアタリはもらえません。11時頃に久々のアタリが竿先を揺さぶりましたが食い込む活性はないようで・・そこで2個目のヤド+1個目の頭を投入するが、全く反応ナッシング。ウニは時折盗られるのに(とれてるだけかも)不思議な展開です。ヤドカリを大量に手に入れた水本氏は10個のヤドの殻を割って強制退去させ、まる裸状態で水汲みバケツに活かしておき、その集団の中にサザエの殻を1個だけ入れてマイホーム争奪戦をさせる“ちょいわる”な遊びを始めていますが・・というわけで残り時間を楽しく遊んで1時すぎに納竿しました。イケノシマに上がった底物師はエサトリ多い・・ウニでももたんわ!と・・磯によってエラい違いやなぁ。毎日エサが入っているところはサンバソウやミニガキダイがたくさん居るみたいですね。次は梶賀にいってカガリにウニをガンガン入れてこようと思います。そしてエサトリだらけにしてやります。(わるいやろ~)だって何も居ないよりエサトリでも居るほうが“幸せ”ですよね~。
今回も登場の水本氏・・ちょいわるやな~ 舟の友からウマノセ向きに竿出しです。 ウニでアタる幸せ・・ スタッフ 高橋 カテゴリー:奈良橿原店:スタッフ釣行記 情報登録日: 2009,07,22, Wednesday
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7月16日(木)AM8時に目が覚め・・・高見川へ AM10時前に高見本流、オトリ屋『渡辺さん』に到着!
梅雨で少しは水の量も戻ったが、大水は出ていない様子。所々で鮎が‘キラッ’っとしている。早速オトリを2尾購入(1,000円)。着替えを済ませて川下へ歩く。 先客が居たので、その下へ一声かけて入った。 私 「下へ入らせてもらいます」 先客 「見えてるんやけどなぁ~」 厳しそうです。 道路から鮎が見えていたポイントへ入ることが出来たので、ちょっと期待。 8mの竿にメタル0.05に、撃6.5号3本錨でオトリを放します。 オトリが徐々に鮎たちのところへ・・・そして竿出して15分、待望の1尾目 まずはひと安心。 そして2尾目 しっかり背掛かり。 今日はここで ここで楽しみました。 このあとで移動 上流へ なんとか2ケタ。 瀬の中から良型。 型は21cm~17cm、釣り人が少ないのでまだまだ楽しめます。狙い目かも スタッフ 岩江 カテゴリー:奈良橿原店:スタッフ釣行記 情報登録日: 2009,07,18, Saturday
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7月4日も水本氏と梶賀へ・・またまた二人でカガリへ上げてもらいました。波高1.5メートルと絶好の凪!今日こそは・・釣りたいねぇ。誠丸は7月から出船が4時45分になりました。高場に上がりいそいそと定位置にピトンを打ち、タックルを組みます。海魂HMH540にDC3000の遠投仕様のタックルを組みます。(遠投はめったにしないのですが・・)水本氏は船付にセーット・・っていきなりピトンを2個も用意してますが・・「今日は2本出す!」のだそうです。オールド海魂と翔MHの競演です。僕の今回のエサも吉野さんとこでサザエ2キロとヤドカリ20個を購入してきました。水本氏は激安スーパーをまわってお買得サザエをマメに買って、自宅で剥いて冷凍したものを約3キロ分用意してきたとのこと。そして僕のヤドカリを現場価格で分けてほしいと・・「1個いくらで?」と聞かれたので「4ドル50!」と言っておきました。「何やわからんけど売ってちょ!」というわけで10個を販売することに成功です。さて・・釣り開始です。コナベ向き30メートルにヤドを置きます。遅れて水本氏がオペラ向き・カナトコ向きと続けて投入し、ここでようやく落ちつきます。そしてしばらくして水本氏のオールド海魂の穂先が軽快に激しく叩かれます!「これって・・ウツボちゃうやんなぁ!」・・「“ガキ”かもね・・」と2人して成り行きを見守りますが・・叩くだけ叩いてエサから離れてしまいました。「上げてみるわ・・」と竿をそっと持ち上げ回収・・「エーッ!グリグリやぁ!」・・ってことで“ガキ”っぽいアタリの正体はどうもウツボさんですね。その後も水本氏の“右”の竿はウツボさんのアタリに翻弄されています。しかし僕の海魂はコトリともしません・・この際ウツボでもいいから揺すってくれ~という心境・・ヤドカリ・サザエ・・全然消費していきません。干潮が10時ごろのはず・・“上げ”に転じてからが勝負でしょう・・おそらくは・・と、のんびり打ち返しを続けていると、時が経つのもはやいもので10時になりました・・沖から黒々とした海が接近してきました。「あの潮が来たときが大チャンスやで!」と新鮮なサザエの2個掛けを準備していますとかなり“黒々した・・”が近寄ってきました。そして磯の周りにシワシワが発生!めっちゃイケテる雰囲気になってきた!一旦仕掛けを回収し、エサを交換して改めてコナベ向き30メートルの根の中腹あたりに置きなおします。やがてすごい勢いで沖から潮が当たってきて竿先が左に傾きます。「こいつはイイよ~!イイ潮だよ~!」と海の状況だけでテンションが上昇しましたが、アタリは皆無です。そして5分後にはワンドの奥にぶつかった潮が反転して複雑な流れになってきました。「この潮が緩んだときが最大のチャンスなのさ!」と打ち返すために回収するとエサはそのままの姿で残っております。次に仕掛けを入れると右流れに変わっています・・「この右流れが・・エエでぇ!?」ってどんな“潮”を待っていたのか・・ワケがわからんようになってきました。結局この潮がある間は何もアタりませんでした。潮が止まり静かな海が戻ってきましたが、ここで竿先が押さえ込まれるアタリが!押さえて・・押さえて・・フワッ・・「あれれ?」で確信。ウツボでしょ!これ・・「手ぇださんかったらノッてこない系やな」と見切ったので手持ちにして送り込みをかけますとズーン・ズーン・・と重みを増し、ズズーン!ときたところで竿を跳ね上げるとズドン!「ノッた~よ!」で一瞬根掛かり?と思わせる抵抗感はウツボが穴に入っているからか?ズ・ズ・ズリリ~と穴から出てきた?感触が伝わり、リールを巻くと重~いだけで無抵抗です。浮いてきました・・「ウツボのデカイのんや~」で抜き上げようとしたら針が外れてオートリリースに成功です。ここで水本氏に「ウツボ掛けてみたら?気晴らしに・・」と提案すると、怪しすぎる?アタリが継続中の翔MHを手持ちにして送り込み開始・・僕は後ろで見学・・フワフワ・・ズン!と入ったところで「イマダッ!」とアワセ一発!「あれっ?動かんで・・根?」どうでしょう?根に入ったのか・・根掛かりか・・ウツボを取り逃がしてしまったねぇ。ここで携帯に着信、宮原氏です。「どう?ウツボ釣れた?」・・「アカンで・・バレたわ!明日は来るの?」に考え中・・とのこと。今日の状況を見てから決めると・・「エサ いっぱい撒いとくわ・・ 明日はエエでぇ!」で携帯を戻します。水本氏の竿・・今度は沖向きに投げた奴にまたまたアタリです。ピコタン・ピコタン・・可愛いらしい動きです。かなり長いことアタってますが・・「掛かってんちゃうん?」竿を手にとり大きくあおる・・「どう?重い?」・・「ビミョーに・・」でリールを巻き巻き・・「キャハッ!付いてる!」と抜き上げたのはやはりウツボさん。デジカメONでハイ!ポーズ!と記念撮影に成功です。(かなり“キツい”画像だ)11時です。そろそろマジにやらんと・・と上の段に戻り打ち返します。バッカンを覗きエサの残量をチェックすると、サザエ約1キロにヤドカリ6個・・半分も使ってないじゃん!(さぼりすぎです)「こりゃアカン・・撒こう!」とサザエ5個を残しペチペチと殻を割ってポイントに撒き散らします。(あまりに贅沢)しかし一向にウツボ以外はエサを触らない状況・・12時をすぎたところで残りのヤドカリを殻ごと投棄するという暴挙に!(ある意味犯罪?)あまりにももったいない話であるが、すべては明日の為、次に来たときの為・・僕が仕留める(予定の)石鯛を呼び込む為・・の投資です。12時40分に納竿します。半夜で上がってきた上物釣りの方の邪魔にならぬようにチャチャッと片付けて船を待ちます。やがて誠丸が到着、乗り込みます。船頭さんに「宮原君 電話あった?」と聞くと「おぉ 底物で来る ゆうとったで」と・・「明日はカガリやな・・絶対釣ってしまうで!」と水本氏と意見が一致。(毎年のことながら“石鯛一番乗り”は彼ですから・・)明日はきっと釣れるでしょう!今日のマキエが効いてますからね。(ウツボだらけになってたらスイマセン・・)
2本竿で挑む水本氏 手持ちでアタリについていき・・ 根掛かりか?根に潜られたのか・・? ウツボに「きゃああああああ!」 スタッフ 高橋 カテゴリー:奈良橿原店:スタッフ釣行記 情報登録日: 2009,07,10, Friday
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6月29日(月)友釣りin高見川へ
今日は午前中だけ時間が出来たので鮎をと思っていたのに…目覚めるとAM7時前!!天気は あわてて着替え、道具を積み込み東吉野へ でもキッチリ朝とを途中で購入。現地に到着9時過ぎ 友釣りファッションに着替えオトリを用意し川へ 解禁からほとんど水も出ていない状態が続いています。解禁の時よりは小さくなっていますが、群れ鮎はいます。(ただただ仲良く泳いでいます。) 今日の私の予定では昼過ぎには家に戻らないといけないということで、釣りは11時ぐらいまでしか出来ない。約1時間半の釣りとなる 8mの竿にソリッド穂先、ナイロン0.15に6.5号の3本錨。竿を出すと群れ鮎はどこかにいってしまう。 チャラ瀬で流芯から対岸を泳がす。反応があるような…でも掛からない。上へドンドン泳がしていくと目印に変化が…オトリより小ぶりだがきれいな鮎が掛かった。 なんとか1尾目 あッという間に時間が経ち 鮎はいますねェ~ ただ本当に雨待ちです。 帰り橋の上からポイントを「パシャッ」 左上流・右下流 18cm~14cm スタッフ 岩江 カテゴリー:奈良橿原店:スタッフ釣行記 情報登録日: 2009,06,29, Monday
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6月28日は水本氏と梶賀の磯で石鯛釣りです。4時半に誠丸は出船し、大黒回りに上物釣り師を一通り上げたところで進路は内磯へ・・カガリ“東”へと船は加速し無事に渡礁です。ついに今年も“こだわりのカガリ”の季節がキタ~!です。6~7月に集中してここを攻めて、8月からの本番に備えるみたいな・・まぁ、今はマキエ打ちですね・・ってことで水本氏は下の段“船付き”にピトンをセットし、僕はいつものポジション“東の端の高いとこ”から竿を出します。天気予報では雨は昼頃まで大丈夫!とのことでしたが・・普通に雨・・降ってますよ・・若干テンションは下がりますが「まぁ止むんちゃう?すぐに」とポジティブな2人です。波は今のところ全く無く、まるで池のような状態ですが、低気圧が接近中ですぐに荒れだす予感がします。カガリは“南”からの波に弱く、波が這い上がりやすい磯の形状なので正面からの波には要注意です。いざとなったら“裏の低いとこ”に避難してやり過ごすこともできますが、頭の上を波が越えてきてまるで滝つぼにいるみたいな・・ってそこまで荒れてるときは行きませんがね・・。さて、今回のタックルは海魂HMHにDC3000をセットし、ラインは新品の20号に巻き換えておきました。瀬ズレ無しで遠投天秤に30号のオモリを30センチの捨て糸で結び、ハリは15号とします。用意したエサはサザエ2キロにヤドカリ5個、そしてマキエを兼ねてウニ30個を持ってきました。まずはコナベ向き30メートルの沈み根の周辺から狙います。ヤドカリを装着した仕掛けを軽くキャストし、カウント30でストップさせて左に寄るほど浅くなるカケアガリの中腹辺りにエサを置いた・・つもりで竿をピトンに置きます。波が無く風も無く・・竿先が動く要素は魚信のみ・・ピターっ・・竿先は完全静止です。10分待って回収するとヤドの腹のプリプリの部分も無傷で帰ってきました。次はサザエの2個掛けで、黒いクネっとした内臓も付いた状態でフワッと投げて同じ付近に落とします。しかしコトリとも動かない竿先・・上げてみればちょっと引っぱれば取れる内臓までもが付いたまんまで帰ってくる奇跡のような出来事発生!水本氏のサザエも同様に無傷での帰還。(恐ろしいくらいに何もいないのか・・)水温は22度くらいあるそうです。上物組みはエサトリだらけで釣りにならん!状況なのに、上と底とでこのギャップ!まぁ、打ち返していればそのうち・・と、黙々とサザエを割り、キャストを繰り返します。・・雨が本降りになってきた・・満潮は9時半ごろです。これからが“上げ”の好時合!・・のハズ・・オペラ向き25メートル、波かぶり向き55メートルとエサの置き場を変えてみましたがパッとしません。ここでマキエがわりにウニを装着し、切れ目を入れてポイントに投入。これを4~5回くりかえした後、再びサザエで投入してみますと、しばらくしてコツコツ・・と2回だけ竿先が震えました。その後はピターっと静止。「アタッた!・・ように見えた!」と水本氏に報告し、しばらく待って進展がないのでソッと回収すると妙な軽さが・・2個掛けしたサザエの硬い赤身までもが綺麗に盗られて?いますから緊張感が漂います。「赤身盗られたでっ!絶対これホンモノやね!」・・「とれただけやろ!」と水本氏。ならばコイツの正体を暴いてやるわい・・と、とっておきのヤド(1投目に無傷で帰ってきた奴です)で投げ返します。ドキドキ・・ワクワク・・が、まっ・まさかの・・“何もさわらん”・・どーゆーことですか?虚しく回収すると、やはり“プリプリ”が着いたまんまで帰ってきました。(若干しぼみ気味でしたが)その後もウニ・サザエ・ヤドを交互に打ち返し、ウニは回収時に底で切ってきます。そしてヤドで30メートルの根の底に置いたところポワン・ポワン・・とアタリが・・しかしこの感じは・・奴であることは間違いあるまい・・「どうよ!この揺すりかた!」・・「おおっ!」と水本氏のテンションが急上昇したところで「ウツボやで・・これ・・」と告げると急降下・・結局乗ってはきませんでしたがワイヤがグリグリされてました。 ・・相変わらず雨は降り続けています・・ 満潮前になって波が段々高くなり、水本氏の釣座はカブりだしたので上段の僕の右隣に引越してきました。そしてパラソルの下で食事タイムです。水本氏の携帯に着信・・今日は“綱引き”の為来られなかった宮原氏からです・・「何もおらんで!」と一言伝えてもらいます。そして奈良は快晴!とのことで「なんでやねん!尾鷲!」と天気に毒づきます。釣り再開・・満潮の折り返しを過ぎてここからは“下げ”となります。この時期“期待薄”とは思いますが、がんばります。水本氏が波かぶり向き55メートルポイントを攻めだしました。そして彼のおニューの翔540MHが“ついに”アタリをとらえます。ポワンポワン系のアタリですが・・しかしたとえ“ウツボ”っぽすぎるアタリであったとしても“本命”である可能性がゼロパーセントというわけじゃあ無い!と、彼の緊張と興奮のバロメーターはレッドゾーンへ・・そして舞い込みそうで舞い込まない竿の動きにメーターの針は右へ左へ揺れ動き、竿の動きに「おっ!おおっ!お・・おおううぅ・・」とうめき声を発することに成功です。そして動かなくなった竿をしばらく眺めていましたが、おもむろに回収を開始・・見事な“よじれっぷり”の仕掛けが帰ってきました。(ウツボの可能性なら100パーセント!)その後も時折同じようなアタリが出ますがバロメーターの針が振り切れることは無く、何もアタらない僕は降り続ける雨とのダブルパンチで超ネガティブに・・「ウニ・・撒いてしまおか・・」と残っている20個ほどのウニをウニキャッチャーでつかみ出し、水本氏がハサミで切れ目を入れて、それをバックハンドで海に投棄していきます。そして“撒く”という行為に火が付いた僕らは、今度はサザエをビニール袋に入れてハンマーでガチガチ叩いて粗割りにし、何とも贅沢なマキエを投入してしまいました。(石鯛君への“お供え”です)11時ごろにやっと雨が上がりましたが・・またまた沖の上空に黒い雲が・・やがて再びパラパラと降り出し、一度脱いだカッパを再び着る羽目になりました。そして最後にもう一度竿が揺すられますが「もうエエって!」とウツボさんに警告を与えて竿を上げ・・みたいな勇気は毛頭無く、きっちりと最後まで見届けてから回収・・納竿です。カガリの“西”に上がった底物師もこちらと似たような状況だったようで・・「まぁ・・これからやね・・」と意見が一致したところで船頭さんに「また来週!」と告げて引き上げました。しかし朝イチのサザエの赤身まで“盗って”いった奴・・気になるなぁ・・。(だから“とれた”だけやって!)
波が出てきて隣に引越し・・の水本氏 竿を揺するのは今日もウ・ツ・ボ それでもキャストを続けましたが・・ スタッフ 高橋 カテゴリー:奈良橿原店:スタッフ釣行記 情報登録日: 2009,06,29, Monday
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6月19日も梶賀の磯で石鯛釣りです。前回ダンゾに上げてもらい、船付からキムラ向き19メートルにエサを打ち込んできたので、できればあまり間を空けずに勝負したいな・・と思い、早速の釣行!となりました。釣りえさ吉野でサザエ1キロとヤドカリ20個を受け取り梶賀の誠丸へ・・。4時半に出船し、大黒回りへ・・フナカクシ・ソコブと上物の人が上がり、お目当てのダンゾに一人で上げてもらいます。「今日は・・釣るでっ!」と妙な気合と期待感で、準備をする手が焦ります。前回と同じ場所にピトンをしっかりと打ち込み、タックルを組みます。今回の竿は食い込みを優先して海魂EV540Mのペラペラの振り出しを使ってみます。リールは足下狙いなのでノーマルギヤの海魂3000Tに道糸20号、瀬ズレ#37にパッスル天秤で捨て糸5号を1メートルとってエサを底から浮かせて目立たせる作戦です。オモリは15号と軽い目をチョイスし、大振りのヤドカリを16号のハリに刺して投入!キムラ向き19メートルの足下ポイントに落ちつけます。今日はちょっとウネリがあり、竿先がピタッと止まりませんが、いきなり竿先にコンコン!とエサトリっぽい反応があります。しばらく待って回収するとヤドカリの腹のみが盗られています。次はサザエ3個掛けで同じ場所へ入れてみますが、着底してしばらくはコン・ココン・・と竿先が振るえますが、しばらくすると反応が無くなります。それでもかなりの我慢で待ってみてから回収するとサザエの赤身を残して帰ってきました。根気良く打ち返していきますがエサトリチックなアタリが続くのみ・・やがて東風が強くなり、竿先がブレてエサが安定せず、軽いオモリではしっくりとこなくなったので20号に変更してみますが、いきなり根掛かりしてしまいました。しかし今回の捨て糸は5号ですから、竿を真っ直ぐにしてリールをゴリゴリッと巻くとプツッと切れて回収できました。続けてドンドン打っていきますが20号のオモリが在庫切れ・・30号では余計に引っ掛かるかも・・で「逆にめっちゃ軽うしたら・・どお?よ・・」と10号にしてみます。(未体験の感覚・・)バックラッシュしないようにブレーキを強い目に効かせて竿を強く振りきり、逆風を突いてちょい前にキャストし、カウンター20でクラッチON、カーブフォールで狙いのポイントに落とします・・ズレた・・糸が張らないから難しいねぇ・・まぁイッか・・(ついに出たっ!まぁイイか!)ところがところが!なんと何処に着底したかもわからないこの一投・・フワフワしていた竿先がいきなり急降下!「おぉっ!おおおぉぉっ!」いきなりのドキドキです。「イクかっ・・イケっ!」・・グーン!グーン!「よっしゃ!」で“○○○”と確信してのアワセを叩き込みますとズシッ!そしてズリ~ッとゆっくり上がってきます・・黄金のクネクネが・・「くっそ~!って “知ってたもん”・・あんただってことは・・」ハリスワイヤごとリリースして次の準備をしていると誠丸が見回りにやってきました。「どう?アタリあるか?」とマイク放送に見事な×と微妙な○を返します・・「やっとくね~」と去っていきます。パンを食べて休憩・・ってその間も竿は出してるんで“石鯛釣り”を休んではいないのですが・・軽オモリ釣法を続けます。今日の潮回りはお昼過ぎが満潮で、いまから上げてきます。どちらかといえば“これから”が勝負です。曇り空で東風が強く心地いいです・・ってむしろ寒いくらいか。じっとしててもアレなんで手持ち竿でコンコンくるエサトリの感触を楽しんでいますと、ひときわ重いゴツン!がきました。「おっ!今のは・・キツいなぁ」で回収すると、ヤドの頭まで綺麗に盗っており、ワイヤに通した爪のみが帰ってきました。ひょっとして・・本物?潮は当てながら右・・いい感じです。新しいヤドカリを装着したワイヤをセットして、ほんの少しの期待をこめて“テイッ”とキャスト。今度はちゃんと“置き竿”にしてアタリを待ちます。カウント18.5・・匂いますよ・・ゴン!お尻が3センチほど浮きます・・ゴン!ゴン!でさらに5センチ浮かされて背筋までがピンと伸びました・・アタリは小さいけど重量感があります。フグ類の軽い感じでも、ウツボのヌルっとした感じでもなく、目で見ているだけで骨まで響く感じ・・しかし進展がありません。回収・・おっ!今度も根こそぎ喰ってるやん!ここで目先を変えてサザエ2個掛け+ヤドの頭を18.5に入れてやります。「さあ!どっからでもかかってこんかい!」・・・沈黙・・・サザエがよくなかったんか?回収するとアタリを出さずに丸ごと綺麗に盗ってました。「間違いない!おるなぁ!」今度はヤドで手持ちにして・・みたいな駆け引きを繰り返したこの間約30分・・楽しいひと時を過ごすことに成功しました・・良いアタリを我に与えし者に感謝・・って舞い込んでよっ!(まぁアタッてたやつが本命であるとは言い切れませんが・・)その後も軽オモリに続投を命じ、10分間隔の投入を繰り返します。半夜の船が磯着けを開始し始め、シゲジマに数名が降りた模様。ラスト1時間!ここからが本当の勝負!(もう勝負はついている)と残ったヤドをハンマーで潰して撒き(贅沢である)微妙に後片付けを始めます。当然竿先をチラ見しながら・・揺すってます・・揺すってますなぁ・・“○○○”さんが・・最後はワイヤが蝶々結びになって上がってきました。(一体どうすればこのようなことができるのか・・魚なのに・・)1時45分に納竿します。沖で待機していた誠丸がすぐにやってきました。船に乗り込み“ぺケポン”と申告します。「アタリ あった?」と船頭さん・・「それっぽいのん・・一瞬あったけど・・アカンかったわ」でダンゾを後にします。他の上物組は皆さん“通し釣り”だそうで、僕だけが上がりです。「そっかぁ・・アカンかぁ・・今度からカガリ 入ってみるか!」との船頭さんからの提案に激しく同意!「今度はウニも持ってきてマキエ入れますねっ!」で、今シーズンの僕的石鯛釣りは次回からがほんとの開幕をむかえる・・ってことにしておいてくださいね!(いままでのは“素振り”ってことで・・)
柔い目の振り出し竿を使いました・・ ポワンポワン・・とア・タ・リ・・ ○○○さんですネ・・いまのアタリは・・ スタッフ 高橋 カテゴリー:奈良橿原店:スタッフ釣行記 情報登録日: 2009,06,23, Tuesday
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