行きたかった梶賀は例会が入っている・・ということで3月8日は水本氏と熊野の磯でグレ釣りです!釣りセンター日の本でボイルを2枚ずつ受け取り、熊野の川崎渡船へ・・お客さんは日曜日としては少なく10数人です。6時前に出船し鬼ヶ城の前を横切り沖に出ると、結構ウネリがあります。時間がきて他船との磯取りバトル開始です!カモメ・大和島・シラマ・・ここで船はUターンで猪ノ鼻へ・・丸石の前で船はストップ。しばらく波の様子を窺っているようです・・そして「水本さんたち!」と船頭さんに呼ばれてここへ下りることに・・右隣は底物で昨年の7月に水本氏と上がった横石、左の奥は寒の時期に2発バラシのコバエ・・斜め前にはマブリカがドーン!という位置関係。「最近は“地かた”の磯が喰ってるで!」と水本氏。「ここは・・どうなん?」・・「知らん!」・・まぁ、やってみましょう。この丸石という磯は、梶賀の丸石と一緒で地磯からちょっと“離れ”みたいになってる“こんもり”した形で、後ろの低いとこは波が時折駆け上がります。釣り座は広くもなく狭くもなく・・ただし今日はウネリがあるので高い足場までかぶってきます。いらない荷物は後方の崖の中段に置きにいかないと・・しかしそこまで行くのには、波がくる低いとこに飛び降りて、波が来ないうちに走って辿り着かねばなりません・・(怖っ!)・・ってことで僕のロッドケースとかも全部水本氏にお願いして3往復してもらうことに成功です!(サンキュー サー!)彼はピョンと飛び降りてピャッと走ってタタッと崖を登ります!(やっぱ達者やのう)その間に僕はタックルセットです!(血も涙も無いのだ)準備が出来たところで早速開始!ボイルをパラリ・・ウネリでザーッ・・(今日も釣りにくいやないか・・)左から・右から・後ろから・・どっからでもかかってきます・・飛沫が・・今が満潮っぽいので(潮時表・・みてこなかった)マシになるんちゃうか~と楽観的な二人・・さて・・。水本氏も隣へやってきて釣り開始です。3Bで始めてだんだんガン玉の数が増えていき竿1本半のウキ下からウキを沈めていきますと・・結構沖目まで流した(ほったらかした?)時にラインが弾けます!左に腰を回転させて強烈?なアワセを叩き込みます!(一度こうゆうのん、やってみたかったもんで・・)魚は沖に走ります・・そしてコンコンと首振りです。「タイ?・・っぽいわ・・」竿を曲げて水本氏に告げると「写真撮ったるわ~」で、デジカメは・・「右のポケット・・」僕は竿を持つ右手の脇を上げて水本氏にポケットを探ってもらいます・・その間魚はズンズン・・デジカメを取り出し撮影開始~!魚は相変わらずズンズン!竿をグイーっとためますが寄ってきません・・デカいのか・・いや、どうも底根に張り付いた?タイのくせに?味なことをやるやん!さらに竿をおこすと・・ズズッと動いて・・「出たわ~」でリールを巻く・・軽っ?バレたんかな?回収するとウキが見えてきてその下にユラっとマダイが・・「あっ・・おったわ!」でタモ入れ完了。40センチ弱・・(チャリコに毛がはえたサイズですがマダイと呼んだげて!)魚体に傷がバックリとついてますが・・(僕のせい?)水本氏のキーパーバッカンに投入しときます。デジカメOFFで再開です。しばらくして今度は水本氏の竿が曲がります。慌ててデジカメを取り出し電源ON!しかしすでに魚はタモのなかに・・(速攻電撃やな!)35センチほどのグレでした。「撮るでぇ~」と声をかけるとオチャメな感じで・・とのリクエストにポーズを選択・・「あんな感じで・・いや、こんな・・」と、あれこれ注文をつけてパチリで完了!「ボラ釣れたら上にまたがってみよか・・」と水本氏は次のポージングを検討中です。(ちゃんと“釣り”しなさい!そこの君たち~)マダイとともにバッカンにお入り願い、お互い釣り再開です。しかしここからの展開・・25~28センチ級のグレがポロッ・ポロッと喰ってきます・・3~4ヒロで喰ってるようでそれより深くにはエサが残らず、浅くはエサが付きっぱなし・・欲しいのは良型の口太です!ウネリのタイミングをみてできるだけ磯際に落ちつかせたいのですが・・なじんだ頃にはサラシドーン!ではじき出されてしまいます。8時すぎに弁当船がきて一旦竿を上げてタモを伸ばして受け取ります。そして水本氏はさっそく後方の崖をよじ登りお食事タイムです。その間僕は一人で竿を振り続けますが、サイズが伸びません。黙々と釣りをしておりますといきなり隣に水本氏が立っててビクッ!です。「おさきやで~飯どぉぞ~」・・「うん・・もうちょっと・・」で釣り続けます・・(荷物置き場まで行くのがオソロしいだけ・・腹減ったよ~)潮が段々引いてきました。ウネリも少し治まってきて釣りやすくなってきました!「この時をのがしては!」で釣りに集中・・と見せかけての“食事タイム”!波の合間に勇気をだして飛び降り、ノリが付着しててズルズルに滑る磯をトトトと走って崖に無事到着!うんしょと登ってパンにかじりつきます。お腹が落ち着いたところで高いところに登り景色を眺めながら一服・・「さあ・・やろっ!」と気合をいれて釣り座へ戻ります・・波のタイミングをみてダッと走り最後は丸石によじ登り・・「こっ・怖くなかったよ・・」ちょっと声が裏返りましたが・・再び2人で釣り開始です。しかしアタリがアリマセン・・しばらくは前半戦同様サシエは盗られていましたが、妙に茶緑色の泡が接近してきてからは逆にサシエがつきっぱなしになりました。さっきまで「チビばっかりやん・・これやったらまだサシエ“つきっぱ”のほうで一発があるからエエよな~」と言ってたのに「何もおらんなぁ!アカンなぁ!ウソでもいいからエサ盗れよぉ!」と、勝手なことばかり言うのが釣り人です・・そして風向きが南がかってきて逆にますますウネリが高くなってきました。ドッパーン!と波が襲いかかり飛沫を浴びてボトボトに・・「オレ・・濡れるん嫌いや・・」と水本氏のテンションはダダ下がりです。気がついた時には崖の上でお昼寝・・僕は“潮漬け”になりながらもがんばりますが・・全然釣れる気がしません・・お昼を過ぎて水本氏復活!再び竿を握りますが・・再び飛沫を浴びます・・「もうヤメやぁ!」で水本氏納竿・・程なく僕も納竿しました。僕の荷物を取ってきてもらうことに再び成功です!(ベリー サンクス!)少し早い目に迎えの船がやってきました。(やれやれ・・です)マダイとグレは何か面倒くさくなってリリースすることに決定・・無事に乗船し水責めの刑から解放されました。そして黒のカッパは海水が乾いて白いヨレヨレ模様になりました・・近いうちに雨降りの日に釣りに行って洗濯しようと思います。(・・って今日帰ったら洗えっ!)
タイ・タイ! タイタイタイタイ! あの空へ帰ろうね・・と水本氏 潮漬けポイント・・ スタッフ 高橋 カテゴリー:奈良橿原店:スタッフ釣行記 情報登録日: 2009,03,11, Wednesday
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