3月13日は金曜日!不吉な予感がプンプンしますが・・磯釣りに行っちゃいました!今回はホームの梶賀へ単独釣行です。前日の天気予報では「波高1.5メートル 後 4メートル」になっていましたが雨は昼まで案外大丈夫かな・・誠丸にTELすると“OKです”とのことで「カッパの洗濯や~」で、行くことにし釣り餌吉野に解凍予約を入れます。「雨は大丈夫とちゃうかぁ・・新鹿も出るゆーてるし・・」と吉野さん。ボイル2枚をお願いしておきます。橿原を午前0時に出発し、全くすれ違う車すらない不気味なR169を快調に走り梶賀着は3時半。車中で仮眠していると5時過ぎに船頭さんに起こされます。「出船時間・・ また早ようなったで!」でちょっとだけ慌てて着替えを済ませます。事務所に顔をだすとお客さんは当然僕一人だけ。5時45分に出船です。「“南”からくる(波が)やろからのぉ・・カガリはエラいのぉ・・ドンビか船見の壁か、まぁ見るだけ見張り・・いってみるか・・」と船頭さん。やがて見張りの前まできて「よし!いこかぁ!いけるとこまでいくよ!」ってなわけで今季初の見張りの先端に上がります。「波ィきたらすぐ電話くれなぁ!」で誠丸は港へ帰っていきます。見張りの先端の釣座は際釣り向きの“船付”と潮筋を釣りやすい“上の段”に分かれます。一人なのでどっちもやれる状態ですが高いほうが荒れてきても安心か・・で“上の段”からの竿出しです。海は今のところほとんど凪です。まずは磯際から!とセオリー通りの攻めを展開します。Bのウキにガン玉Bを結節部に・・ベーシックなパターンの仕掛けですが僕的には見張りの際はこれが良い!と思うのですが・・磯のキワキワにボイルを撒いて仕掛けをポトッと竿前に落とし、4ヒロのウキ止めまで入ってから際にゆっくりひきつける・・みたいな感じです。“超際”は5ヒロまで落とせます。このやり方で際に落ちつかないときは、無理に張り付けても根掛かりばかりで釣れません・・ハイ!(ワンシーズンに2~3回しか見張りに上がらない奴が・・偉そうに“ウンチク”たれてますねぇ!)波は静かなので際に落ち着きますが、アタリがありません・・ハリスの真ん中にG5を追加して仕掛けを際から離し気味に5ヒロまで落とし竿先で際に引き付けてくると、ラインを持つ手にブブッ!と小アタリです。アワせてみますがノリません・・その後“超際”では応答なし。竿1本沖に狙いを変えます。ここで初めて気付きました・・“良い潮”がきていることに!真沖に向いてウキが運ばれていきます。潮筋にマキエを直撃で撒いて仕掛けも直撃です。そして結果はすぐに・・30センチ級のチャリコが喰ってきました。続いて同型、今度は更にチビ・・次は少し遠投して30センチ級!ですが・・グレはいないの?今度は神須ノ鼻向きにキャストして流す筋を若干変えます・・パラパラパラ・・かなりの流しっぷりですが・・そしてやっとこさのドーン!です。スプールを指で押さえてのアワセ!ギュィ~ンと沖向きに走り出し、モタモタしながらベールを倒しやり取り開始!竿尻をお腹に当てて右手で竿をグイ~っとおこし、巻ける時は巻く・・結構な手ごたえですがそんなに大きくもなさそうです。やがてユラリと浮いてきました~「やっぱタイですか!」足場はかなり高く、しかもあまり前に出られない磯の形状・・タモ入れ泣かせの場所ですが、満潮で潮位が高かったので僕のファイアブラッド6メートル玉ノ柄の敵では無いのだよ~!と楽勝で取り込む・・ハズでしたが・・“逃げる逃げる”・・魚との距離感が掴みづらくメッチャ苦労して何とかタモ網にINです。しかし伸びきった柄を縮めるのにも一苦労です・・がっ!何とか手にしたのは51センチのマダイでした。バッカンに入れて“さあ!次は”・・と、ここで雨が降り出してきました・・沖からの風、“南風”が強く吹き出し“チョイやば”状態に・・“でもそんなの関係ねぇ!”と思わず懐かしのフレーズを口にしてしまったが・・(そんなんは本当に“関係ねぇ”)再び仕掛けを流します。そしてまたまたグイ~ン!ときて今度の奴は首をコンコンしません。グレ?いいや、引きが違うか・・イサギでした!45センチはある良型です。こんどはタモいれポジションを左側からに変更し・・ここからは楽チンでした。マダイとともにバッカンへ・・と、その時携帯電話がブルッ・・船頭さんです・・「片付けて~!撤収や~!」ですとぉ!「ヤバイよ!ヤバイよ!」・・これも懐かしのフレーズですが・・それどころじゃアリマセン!バタバタと道具をロッドケースに押し込み、エンジン全開でぶっ飛ばしてきた誠丸に無事乗船・・船が磯を離れてしばらくするとウネリではなく“とんがった”風波が連続で磯に打ち寄せてきて・・(こ・・怖い・・よ)いつものことですが船頭さんの判断の的確さには驚かされます。「“南”からは早い(荒れてくるのが)からのぉ・・湾内行って遊ぶかぁ?」で港のすぐ前にある平石に替わります。「まぁガシラでも釣って遊んだら?」とのこと。「遠投しやなアカンでぇ!」の“決まり文句?”を残して港へ帰って行きましたが・・平石からは停泊中の誠丸・・丸見えですね。さて、ここは初めての磯です・・昔、この前に“釣堀?”があって、そこから脱走したグレが居ついて爆釣!平石を競争で取り合っていた時代もあったとか無かったとか・・しかし底までスケスケですねぇ。とりあえずマキエを広範囲に打ってウキ下3ヒロでBの仕掛け(さっきまでのやつ・・そのまんまかいっ!)でやってみます。・・ハーイ!サシエが盗られません・・普段誰も上がらんとこやから・・まっ シャアないかな・・そして時間の経過とともに魚ッ気が出てきました・・まずはガシラ・メバルと根魚が続き、やがてコッパグレが釣れだしました。(最初はコッパでも喜びます・・こればっかりになると段々ウザくなります・・)針を6号に落とすと次々に掛かってきます。じっくりと大型の魚を狙いたいところですが・・こんな土砂降りの雨の中・・“だれがじっくりと・・なんて出来るかっちゅーねん・・”(怒怒怒!)退屈しないようにがんばってコッパを針に掛ける努力をします・・やっと1時です。ラスト1時間は大物狙いだぁ!で遠投します・・そして1投だけやってみて・・心が折れました・・即、納竿です。雨の中、ただただ迎えを待ちます・・港内で停泊中の誠丸が見えています・・そして1時きっかりに軽トラが登場!傘をさした船頭さんが船のロープを手繰って乗り込む姿を見て、安堵のあまり気を失う寸前でした・・。カッパの洗濯は出来たけど、こんどは乾かすのが大変ですね・・近いうちに天気の良い日に釣りに行って乾燥させようと思います。(結局は晴れでも雨でも釣りに行くっ!てことやん!)
見張りでもタイ! 平石で消化試合・・ おっ!ウキはいった! ・・と、コッパで遊んで・・ まぁ・・上出来ちゃう!この天気にしては・・ スタッフ 高橋 カテゴリー:奈良橿原店:スタッフ釣行記 情報登録日: 2009,03,14, Saturday
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