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3月3日、またまた梶賀へ!前日に熊野方面へイカ釣りに行こうとした方が「R169が池原のところで崖崩れだって!通行止めになってたで!」で、引き返してきた・・とのこと。ひょっとして遠回りしないとアカンのか・・で“高見峠越え~紀伊長島経由で尾鷲入り”のルートで行くことを覚悟で誠丸にTELします。「みんな松阪まわりで来いよるよ~」と船頭さん・・「がんばって行きますわ~」でエサも船頭さんにたのんでおきました。しかし夕方に船頭さんからTELが・・「片側通行で通れるみたいやでぇ!」ということで結局いつものルートで梶賀へGO!となりました。午前0時に出発。池原ダムのほとりも難なく通過できました。誠丸は6時に出船です。お客さんは僕を入れて3人だけです。そして今回もやっぱりカガリ!“南”に上がり、他の2名は東へ・・前回同様にウネリがあって磯の前はサラシまくりです。(春の海ですね)水温が16度に上昇してるのが吉とでるか凶とでるか・・磯際は2メートルほど海が上下しておりちょっとビビる光景です。“一番高いとこ”からの竿出しです。ボイルをやや沖目に投入し際の巻き返しでマキエが浮かされるのを防ぎます。(カモメにエサやり・・だけは勘弁!)先発はいきなり5Bのウキでオモリを5B+G2×2個をハリスに振分けて打ちます。タナは5ヒロからスタートしますが・・サシエがまったく盗られません。潮は今のところ流れていないようですがウネリで右へ右へと運ばれてしまいます。入れる角度を変えてみたり、おもいっきり道糸をフケさせてみたり張ってみたり・・いろいろ試しますがしっくりこないです。そこで登場!マイナス00のLサイズ!(最近は登場するタイミングが早くなってきました)更に3Bのオモリを打ってちょいと遠投します・・「喰ってもチャリコやろな・・」でもこの際、チャリコでもサンコでも何でも良いのです。とにかく生命反応を求めてどんどん沈めていきます・・しかし沖目でもサシエが返ってきます。やはり際寄りかな・・で、さらにBのガン玉を足して竿2本前に投入しウキごと沈めていきます。ある程度沈むと下ではおとなしいか・・と思ってましたが“底”からウネっているのか右に左にフラフラしてる感じです。さらに5Bを足して・・(ここまでやるとグレ釣りの仕掛けとは思えませんが・・)かなり沈降速度が増してきました。投入後、いったんかなり沈めてから穂先でテンションをかけて仕掛けを吊り下げる感覚でサシエが盗られるタナを探ります。(2度と同じタナを攻めるのは不可能であるが)そうこうしてると潮が右に動き出したのか・・どんどん仕掛けが流れ出しました!いつの間にやら磯際にはボラの姿が・・サシエも盗られ出します。(やはりタナは謎であるが)たち位置の右側のサラシの先端あたりが良い雰囲気をかもし出しています・・「そこかっ!」で直撃します。一旦沈めてから竿でテンションをかけてサラシの下に引き戻し、ここでフッと緩めてやると・・ココッとアタリ?「エイサ~」とアワすとギュンときた!手ごたえは軽いが本命っぽいです!“さんじゅう”くらいのグレです!掛かりが浅い予感・・大事にタモで取り込みます。(ボ○ズもあり・・の雰囲気だったのでホッ・・です)弁当船が来てすぐだったので9時前くらいでしょう。同じ攻めを続行です。しかし次に喰ってきたのはお約束のサンコ・・そして次にきた奴はドン!と一瞬“重っ”という手ごたえでしたがじきにくねくね・・ボラ君でした。そして潮の流れはいちだんと速くなり、仕掛けはピャ~っと止まること無く流されていきます・・一時中断・・休憩後、いろいろやってみましたが激流?のなかに魚はいません・・てゆうか普段こんなシチュエーションにならないのでどうして良いやら・・頭をかかえます。(ノリでパ~ってやっちゃえば!)ひたすらダダ流しでやってますが・・「なんか飽きたぞ~!」で仕掛け・・交換です。あまり出番のないMサイズの4B・・たまには血ィ、吸わしたろか~!でなんとなく使ってみることにします。(理屈・理論は後から付いてくるもんさぁ)ただ普通の仕掛けを作ってもダメなのは明白です。3Bのガン玉を3個まとめて結節部に打ち、ウキ下を竿2本とってタナまでなじむとウキごとドンドン沈む・・的な感じです。(いつもよくやっとるパターンやね・・ウキが違うだけやね・・)潮上に投入して正面にきたところでウキが沈みだし、そこからドンドン沈めて流します・・いい感じのとこまで流してみて、バルル~と糸が弾ける時を待ちますが・・全然アタリが無いので回収・・リールをまくとギューンと手ごたえアリ!何か喰ってますやん~で寄せてきたら足下で突っ込みました!「尾長かぁ?」・・やはり“よんじゅう”の尾長です!タモいれに苦労させられたけど無事にゲットですぅ!(針を飲まれてました・・歯医者通いの尾長かな?)「パターン?ひょっとして・・」再び4Bを射出!ドンドン沈め・・ドンドン流し・・そして適当なところで回収するとまたまた重いっ!アタリが分らず・・でも釣れちゃう超ラッキーの連続にテンションが上がっていいのか、下がらなアカンのか・・0.1秒悩んで「どうでもいいやんけ!」と開き直るこの潔さ!浮いてきた~「エエ型じゃ!」完璧なる口太体型?のメタボリックです。この“メタボリック”を一発でタモいれに成功です!玉網が磯の貝に引っ掛かりちょっと悩まされましたがパワーで貝ごと引っ剥がして無事にキャッチ成功です。“よんごぉ”はある良型です!「次は“ごじゅう”いってみよう!」とだんだん景気が良くなってきました!“がっ”・・ここからの展開が・・やられまくりでした・・次も同じコースをトレースして、チョッと遠い目でズン!とアタリをキャッチ!あわせた段階で根ズレ開始?3号ハリスがブッツン・・次のはちょい手前でウキが走ったので反射でアワすとギュー!パッチン・・一瞬でチモト切れ。さらに次はハリス3.5号にアップして強引にいくぞと集中して流すとかなり遠いところでドーン!アワセをいれてからその後、一回も止めることが出来ずに根を回られてゴリゴリ・・ブスッ・・12時~1時半の出来事・・そしてさらに納竿間際の1時40分。沖に向いて伸びるサラシの先端に投入するとそのまま真沖に向いて流れていきます。「タイか・・イサギか・・喰えや・・手に負える奴で・・」でパラリ・パラ・パラ・・パララララ~!「セイや~!」でフッキングして竿尻を腹に当ててリールをゴリ巻き・・だいぶ寄ってきたな・・と思ったその時!“バチッ!”と・・道糸から・・嗚呼・・(一方的じゃないか・・)これで4つ目のバラシ・・ほどよく頭がおかしくなってきたとこで納竿です。(血圧異常!血管切断!)なにこれ~?の展開に最後はなりましたが・・これがあるから磯釣りってオモロイねん!ぜんぶ簡単に獲れるんならドキドキが無いもんね!(・・にしても・・バラシすぎとちゃいますかぁ?・・って言わんで~!)

 左春の紀東の海・・ウネリがとれません

 左ボラボラボーラーボゥラ~音符

左45センチオーバーのメタボリック

 左3匹キャッチ・・4発とばされ~!

スタッフ 高橋

カテゴリー:奈良橿原店:スタッフ釣行記  情報登録日: 2009,03,05, Thursday


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