6月からスタートした今年の石鯛釣り・・今回で早くも10回目です。(恐ろしいペースだ)8月1日、いつものように梶賀・誠丸へ。午前5時に出船。今日も客は僕一人だけ・・前回と違い、凪いでます・・カガリに上がります。大潮で4時40分満潮・・あまり良くないパターンです。(下げていく一方通行です)しかし潮の色は黒々としてて、いい感じ!いつものオペラ向きに竿を出します。エサはサザエ3キロにヤドカリ(大)10個を用意しました。潮の高いうちは30メートルの根の上と足下を狙います。ところが・・いきなりエサトリです。(前日に誰か上がってたみたい・・ウニのトゲやサザエの殻がいっぱい落ちてます)期待の朝イチはそれっぽい気配もなく終了・・。カナトコ向き、正面向き・・と深い方もやってみましたが、こちらは潮が速すぎて、エサトリも触りません。8時過ぎに着信、水本氏からです。「ど~なん?」「エサトリやわ・・アカンでぇ」・・「ふーん・・じゃあ がんばって~」・・続いて船頭さんから・・「どうや~?」に「まだ釣れてないよ」・・「昼からやろな~」・・ですか。12時前が干潮。上げに転じる一瞬が勝負ってことですか・・。1時納竿ですから、ワンチャンスあるか・・というところ・・昼からがんばろ!ガチャガチャあたるのはミニガキダイ?正体を確かめてみますか・・と、取り出したのは14号の2本針仕掛け。針にサザエを1個づつ刺して、「こりゃあ掛かるやろ~」みたいな感じにして放り込みます。ガガガーッ・・一瞬で素針にされます・・次はサザエのフタを付けたまま針に刺して・・ガガッ・・同じです。ヤドの爪・ヤドの足・・・色々試してみますが、ダメダメです。「もぉええわ!」オペラ向き55メートルに狙いを変えて、仕掛けも16号の1本針に戻します。10分程たってから、クーッ・クウーッとアタリ!しかしこれは典型的なウツボさんの・・案の定、ワイヤーがグルグルになって戻ってきました。・・潮が動き出しました。コナベの方に向いて水面の泡が流れていきます。そしてガンガン押してきだし、海草の切れた奴が一杯流れてきます。糸に引っ掛かって釣りにならないので、しばらく竿を上げます・・11時を回りました。サザエがまだ結構余ってるので、来たる時合に備えて20個程割ります。殻を足下に一気に撒いて石鯛にアピールします。気が付けば12時前。潮も緩んだので、サザエ5個掛けで30メートルに投入。糸が左に流されています。きっといい感じでエサがシモリにもたれてるハズ・・エサトリがアタりません。これはひょっとして・・きたかな?そっと回収。サザエの白身も残ってます。デカイのんが居るか、何も居らんのか・・新しいエサに替えて投げ返します・・時間がありません。竿先を気にしながら、いらない道具を片付けていきます。「ポン!」と竿先が弾けたような・・竿のそばで待機します。続きが無い・・回収・・ラスト1投となりました。同じポイントに投げ返します。12時半・・もう時間ですか・・と、その時「グッ・ググーッ!」重いアタリです。もう迎えの船が来る時間・・凄いプレッシャー!・・手持ちにして(アカンと思うでぇ)送り込み・・ってやつをやってみます。魚は力強く竿先を引き込みます。それにテンションをかけながらついていく・・(教科書通りだ!)「イケ・イケ・イケ・・・」・・・背後からブオオーっとエンジン音!『オリャ~!』反射的にアワセをいれてしまいました・・当然、スカッと空振り・・振り返ると誠丸が待機・・無念の納竿・・あ~ぁ・・これで10連敗ですか・・。
今日こそは・・ 2本針も試して・・ 潮の色は良くなってきた! スタッフ 高橋 カテゴリー:奈良橿原店:スタッフ釣行記 情報登録日: 2008,08,03, Sunday
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