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10月3日は水本氏と梶賀へ行こっ!イシダイ行こっ!の予定でしたが・・尾鷲の天気は雨マーク・・「嫌や・・濡れるのん・・“タチテン”行こっか!」で、タチウオ釣りに変更です。(水本氏は“あの日”以来、タチウオにハマっているのだ!)「淡路島まで行くん・・しんどいなぁ・・大阪湾でエエやん!」ということで釣場検索・・貝塚人工島泉佐野周辺・・なんだかイマイチな感じです。土曜の夕方なので間違いなしに混んでるでしょうし・・「渡船で沖の波止にでも行ってみる?ちょっとはマシやろ!」「そうしましょ!」というわけで岸和田一文字に行き先決定です。お昼過ぎに橿原を出発し、ユルユル~っと走って2時半着。山田渡船の事務所で乗船名簿に記入して3時の出船まで生情報を収集する為に周囲の会話に聞き耳をたてます。(なんで聞き耳!)常連さんたちの会話の端々に“ムラがある”だの“昨日はさっぱり”だの、マイナス因子たっぷりのワードが飛び交っていますが・・“沖の北”が良い!てな声を聞きとることに成功しました!(ワーィ!)ささっと車に戻り準備を済ませて乗船しますと、やがて3時になり20名程のお客さんを乗せて出船です。旧一文字で3人くらい降りて、再び船は沖へ向けて走り出します。やがて沖の一文字が接近してきます。「“沖の北”です」とマイクでアナウンスが流れ、ゾロゾロと人が前の方へと動きます。ほとんどの方がここで降りるようですね・・僕らも竿とクーラーをもって列に混じります。波止上はすでに結構な人数が並んでいますねぇ・・船の動力で波止に押し付けて、舳先が安定したところで“どうぞ”の声。1メートルほどの段差をひょいっとまたいで上がる人・うんしょとよじ登る人・・僕は後者です!(足が上がらない・・自分が思うよりも・・)波止に上がって周りの人達の動きを観察すると、左へ・左へと空いているスペースを求めての大移動が開始されております。僕らも同じ行動をとる!と見せかけての“その場で居座り!”です。ちょうど船が着いたところの、壁に“北”と書かれてある付近にポッカリとスペースが空いており、2人が入っても左右の人たちの迷惑にならないだろうと解釈して入れてもらうことにしました。“北”が良い!ってことならば、この文字が示す意味はまさに“ここが一番間違わない”ってことでしょう。何せ“北”の文字の“モロ上”ですから!(歩くのが面倒・・って意見もあったのは確か)外向き上段によじ登り、クーラーボックスを置いていったん落ち着きます。3時15分です。タチウオ釣りを始めるにはチィと早いし、かといって二人ともタックルはエギロッド1本だけ。エエ感じになるまですることがないです。朝から何も食べてなかった僕は食事タイム。水本氏は海を眺めて感傷にふけっております。(センチメンタリズム?)やがてあまりのすることの無さに2人でお散歩を始めます・・落とし込み師を遠目に見学しながら時間を潰し、4時を過ぎた頃合いで「そろそろヤリますかぁ!」と荷物基地に戻ります。(結構歩いたなぁ・・)エギロッドを継いでPEラインを通し、リーダー3号を2メートルほどPEの先に丁寧に結びます。まだ明るい時間帯は青物に期待してメタルジグ!と水本氏。いきなり根掛かりで切れてしまい、またまたリーダーを結んでいます・・が、まだまだ時間はありますよ!僕はワームでマッタリと底をなめるように引いてみますが、まったくの無反応に終わってしまいました。周囲のサビキ釣りは小アジに混じってときおり25センチ級の良アジが掛かっています。「アジが消えたらタチウオの時間ですよぉ!」ってことでボチボチ・・巻きますかぁ!キビナゴを!ヤマリアの“目玉テンヤ”Mをパッケージから取り出し、エサ巻きステン線を慎重にほどきます。付属のワイヤリーダーを、3号のフロロリーダーに結び、ケミ太刀50を装着して仕掛けは完成!(あまりにも簡単!)あとはエサのキビナゴをテンヤに巻き付けてしまえば完全完成!今回のエサは水本氏作“塩締めキビナゴン”身がやや硬く、巻き巻きしたときに潰れにくく、しかも喰いには影響ない!という優れものです。彼のもとへビニール袋を引っ提げてエサを分けてもらいに行きましょう。「エサ 頂戴~!」と袋の口を全開で一掴み分を入れてもらい、意気揚々と引き上げて・・ポトポトッ!おおっ・・袋の底も全開でした!(破れてるん)小笑い!・・ばら撒いたキビナゴを虚しく拾います・・。(恥ずかし・・オホホ)さて、別の袋を貰って無事にエサを確保した僕は、座イス兼魚入れの20年選手のマイクーラーに腰掛けてキビナゴを装着し、まだポキッとしてなかったケミホタルをホルダーからいったん剥がして折り曲げますと発光開始!(この光・・何かSFっぽい!と思うのは僕だけか?)再びケミをパチンとはめ込み、徐徐に暮れ行く大阪の海の、イルミネーションの一つに加わります。(テンヤだから飛んでく時だけやね・・光ってんの)時刻は5時を過ぎました。渡船がやってきましたが、“沖の北”はスルーです。すでにこの周辺は飽和状態?これから出陣の釣り人はスリット白灯に向かっていきました。後ほど帰る人の回収だけ寄りましたが・・。さぁ!本番スタートです!(前置き・・ 長っ!)2人揃ってテンヤを投げ~っ!巻く~っ!投げ~っ!巻く・・(繰り返し×10)周りの人々もテンヤ・電気ウキ・ワインド・・“タチウオ祭り”の始まりです!(賑わい!)おっ!2つ左隣のテンヤ師が掛けた!周辺での第1号タチウオが“白く”舞います!まだギラつくほど暗くないってことですね。そして今度はちょい右でヒラヒラっ!・・っておいおい!ウチらはっ!・・とばされた?・・順番・・ところがどっこい!右隣の水本氏がゴォ~ル!(何か写真撮りにくいしィ・・周りの雰囲気?)次は僕っ・・しかしパスがこないんです。ポジショニングは申し分ないのに・・いつの間にか6時過ぎてるし・・今度は内向きでギラギラ~!良い型っぽいです!しばらくしてアタリもカスリも無い状況に業を煮やした水本氏、ヒョイっと内向きに移動して数投目に“ヒャッハ~”とギラギラの舞い!デジカメONでフラ~ッシュしたところで「内向きアタるでぇ!騙された思ってやってみたら!」とのご提案に無言でロッドを握り内向きに小移動(素直なとこが良いところ)動いて2投目に“巻き”に違和感?「オマツリしとるん?」と水本氏・・「こっちもおかしい思っててん!」と言った途端にゴツゴツ感?足下近くでドン!と手ごたえに「どうよぉ~!」とアワセ 即 抜きでギラギラ~!(やっとかよ・・)何とかボウズだけは免れた・・「イエ~ッス!」と小さくポーズをキメて安堵の溜め息フ~ッ・・続いて水本氏が追加点を決め3対1となりました。「ここから~!」と気合いを入れた僕ですが、その刹那に爆風吹き荒れる展開にステージが変わり大苦戦・・ライトテンヤに横風は不利や・・「もう帰ろっ!」と弱気満点の僕の提案に「イケるっ!」と水本氏・・しかし・・やっぱり8時の船で帰っちゃいました!(終わりのときは突然やってくるものだ)お疲れ~!ちょっと厳しい展開でしたねぇ・・泣きながら?帰りは高速道路に乗っちゃいました!また行くぞ~!(・・ってイシダイは?また台風発生ですね・・行かれんのぉ)

 センチメンタリズム・・

 ノット中 水本氏

 内側が正解!

 やっとかよ・・

スタッフ 高橋

カテゴリー:奈良橿原店:スタッフ釣行記  情報登録日: 2009,10,06, Tuesday


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