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3月22日は宮原氏と梶賀へ行く約束が・・しかし天気予報はおもいっきり雨!波高1.5m後4mウネリを伴う・・となっております。これはいかがなもんか・・宮原氏に聞いてみると「湾内でもエエから行こ!」とのこと・・前日の昼すぎに誠丸へTELすると「ホンマに来るんかぁ?波エラいでぇ」と船頭さん・・「竜宮でイイし・・“さいやく”(最悪)堤防で遊んで帰りますわ」で決定!つり餌吉野に解凍予約を入れると電話の向こうで吉野さんが“フフッ”と笑っていましたが・・(そんなに天気、悪いのん?)まあ、行くって決めたからがんばりますか・・。さて、梶賀の渡船区の出船時間は3月20日より5時30分となりました。お天気が悪く分厚い雲に覆われているのでまだ真っ暗な中、誠丸は港を出ますといきなりウネってますねぇ!他船は沖磯の波裏を探すのか、右へと船首を向けています。「竜宮でエエな!」と船頭さんから念押しです。「はいっ!」で船首を左、湾内直行便です。目的の磯に上がり荷物を運んでいると「風がかなり強くなるから、荷物とか飛ばされんように気ぃ付けなぁアカンでぇ!」との言葉を残し港に引き上げていきました。荷物のポジションを吟味し、完璧と思える深いワレにロッドケースを押し込んだところで宮原氏に「どこする?」と聞くと「船付きの先端・・やっていい?」とのことで「ヨイよ」と・・僕は“ハナレ向い”にバッカン等を運びます。ここは過去に足下の磯に付着したノリをハミハミしてるデッカいグレを、竿先で“突いた”ことがある場所です。(オキアミには見向きもしませんでした・・悔しいから竿でドーンてやったりました)ちなみに宮原氏のポイントは去年の5月に40センチ級の“良アジ”を2ケタ釣りした場所です。(今日は真剣に良アジ狙いやな)お互い準備完了で釣り開始!今日のタックルは雨ですし、風も吹くってことで久々にインターラインの竿を使ってみようかな・・で、Mドライ1.5号・道糸1.75号にハリス2号の湾内仕様をセレクトします。先発はMサイズ・Bのウキでタナは3ヒロです。ボイルを際~竿前に広範囲に撒いてから仕掛けを投入します。潮はゆっくりとハナレの方へ流れています。しばらく流して、頃合いをみて回収するとサシエはそのままです。このポイントは浅いので4ヒロもとると根掛かりしますから、しばらく我慢の投入を繰り返します。そして間もなくバヒューッ!と南風が強く吹きだしました。そして雨も強く・・“冗談ではない”状況です。釣りにくい・・というよりも立ってられない・・宮原氏を見ると全然平気そうに釣りをしてらっしゃるようで・・しゃあない・・がんばるか!足を踏ん張り、風を背にできる向きに竿を出します。竿先を海面につけて道糸が風に連れて行かれるのを防ぎます。どうにかこうにかで釣りを続けてようやくサシエが盗られだしました。ウキがそれっぽく沈むこともありますが、なかなか合いません。正体は何だ・・8号の針を6号に落としてみますが結果は同じ・・少し沖目に投入すると何も触らないので、手前側を魚が掛かるまで集中攻撃しますが、道糸が磯の貝に食われて根掛かりしてしまい、MのBが高切れでサヨナラ・・しかたなく3Bにチェンジして「ちょっとチャうことしよっ!」とタナを5ヒロとって少し沖目を流してみると・・ハナレの手前まで流れてウキがゆっくりシモっていきます!「喰ったんかぁ?」でアワセをいれるとズン!こ・この手ごたえは!・・予想通り“三重県”でした・・むなしく道糸をひっぱるとブチっと道糸から・・切れたウキが水中で揺らいでいるのが見えていますが回収不能であるのは間違いないです。ハナレの周りはかなり浅くなっているようです。気を取り直して黄色のMのBに交換しタナを3ヒロ半に戻し、手前狙いとします。雨は時折スコールのようになり(実際にスコールを経験した覚えは無い)カッパのフードを通して痛いくらいに降っています。風は体感的には風速15メートルくらいです(これは鵜来島で経験が・・いや、それ以上か?)宮原氏のポジションはモロに横風で苦戦中。道糸が立ち位置右側の出っ張りに掛かって釣り難い・・とのことで、その出っ張りを越えた位置に移動です。「どう?釣れた?」と声をかけると首を左右に10回ほど振っていますが・・「そっちは?」と聞かれたので左右に20回ほど首を振ってしまい目が回りました・・釣り再開です。手前は相変わらずサシエを盗られたり残ったり・・ネンブツダイが多いところなのでコイツらか?とも思いますが・・朝から何んにも針に掛かってこないのでサブいです。底スレスレでガシラでも・・と針上5cmにG5を打って、タナを4ヒロにしてみます。マキエをドッと撒いてその真ん中に仕掛けを振り込み、更にマキエを被せますとなじんですぐにウキがスッと沈みます。軽くアワすと一瞬ノッてバレました。何か気がでたな・・で、もう一度マキエをドッ・・ウキがススーッでタリャッ!とアワすとグン!そして沖にむいて走り出したのでアチャ~です・・正体はボラのスレ掛かり・・引きだけはこの際楽しんでおきましょう!せっかくですから・・充分遊んで身体が温まったところでタモに入れます。速攻でリリースして念のためハリスを交換します。同じ攻めを繰り返していると再びアタリです。今度はウキの沈み方にフシがありますのでちょっとだけ期待してアワセをいれるとギューッ!ガッ・ガガッ!と竿を叩きます。結構強烈に走りまわるので慎重に対処しますが・・チヌかぁ?に、しては・・お下品な感じ・・ウキが見えてきました~!(一番ドキドキする瞬間やね)さあ、何なんだ?竿を起こすと水面を割ったのは茶色の魚体にセンスの無い斑点・・「うわっ!“アイ”や・・」残念ながら40cmほどのアイゴでした。タモで取り込み、とりあえず撮影しときます。宮原氏に「逃すでぇ」というと首を上下に10回・・リリースしました。(大原氏なら必ず“おいといてよ”と・・アイゴ好きですから)とりあえず魚っ気が出てきたのですこしノッてきました。ハリスを交換していると携帯がブルブル・・船頭さんからです。港の方をみると誠丸が出てきました。「撤収ですか?」ときくと「おぉそうさ~!波ぃこれからエラなるから上がろか~!」という訳で宮原氏に終~了~と告げて慌てて道具を仕舞っていると帽子がピュン!と飛んでいきましたが・・そんなの気にしな~い!(ウソ)迎えの船に無事乗船すると「帽子飛ばされたやろ!ヒモ付けてなかったんか?」と船頭さん・・「ヒモごと飛んだねん・・」に「あっはっは!“さいわく”(最悪)やのう!」と、軽く笑いを提供しておきました。港に帰るとちょうど12時でした。よくここまでこの状況で頑張ったもんだ・・とっとと着替えて事務所へ・・「明日は船、ドック入れなぁアカンし・・“カツオ”も行きたいしのう・・また電話して!」と船頭さん。「天気のいいときにまたきます!」と告げてびしょ濡れの袖口を気にしながら帰りました。(・・って濡れた服、全部着替えろや!)

 左宮原氏と竜宮へ・・

 左僕はハナレ向きに竿出し・・

 左アイゴ登場!

 左12時前に撤収・・って良く頑張ったヨ!

スタッフ 高橋

カテゴリー:奈良橿原店:スタッフ釣行記  情報登録日: 2009,03,24, Tuesday


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