12月11日は宮原氏と梶賀の磯でグレ釣りです。天気は間違いなく良いんですが波があるかも・・で、「行けたら“南”行こよっ!」との希望ですがはたして・・。誠丸は6時半に出船・・ちょっとウネってるかな・・って感じですがこの分ではカガリは大丈夫でしょう。カガリ“東”に2人、続いて“南”で有り難くもお声がかかり宮原氏と2人で上がります。「前・後半の釣座交代制でやろよっ!」との宮原氏からの提案に「ええでぇ!」と同意、(A)“一番高いとこ”と(B)“チョッとだけ高いとこ”に分かれて10時に交代しよう・・と言うことになり、宮原氏が(A)からのスタートを希望で必然的に僕は(B)となりました。しかし(B)の釣座は時折波が這い上がりヤバそうです・・10時が干潮の底なので潮は引いていくから何とかなるでしょうけど・・無理はしません・・「あの~・・横からやっていいですかぁ・・?」と許可を頂き“(B)寄り”に竿を構えることに・・お互い準備が出来たところで釣り開始!竿は極翔1.7号・リールはハイパーフォースに道糸2.5号・ハリス3号2ヒロにボイルグレ9号を結んで、Lサイズ・3Bのカン付きウキに、結節部に3Bのガン玉を打った仕掛けでとりあえずスタートします。タナは4ヒロに設定・・左右のサラシで仕掛けが全然入りません・・特に左からのサラシが強烈で沖にマキエも仕掛けも飛ばしてしまいます。3回ほど流して仕掛けをいじります・・3Bの下にBのガン玉を、針上20センチにG2を追加して波が落ちついたタイミングをみてマキエと仕掛けを投入します。潮は右に流れており(B)の正面あたりで潮目ってます。そして仕掛けを重くしてサシエが盗られだしました。タナを半ヒロ浅くして仕掛けをあまり沖に出さないように気をつけます。磯伝いにうまく流せた時はサシエが通り、沖側のサラシの外側ではキタマクラ・ハゲにやられる状況と分析しました。(たぶん・・ですよ・・)そしてそして・・綺麗に(B)の先端のサラシの下に仕掛けが潜り込んだ時に・・ギュン!といきなり竿引きアタリ!アワセると突っ込んだっ!磯を回り込もうとしますからさぁ大変!(B)まで走って行くか・・でも波くるし・・と躊躇してたらブツッ!切れたか・・回収すると3号ハリスがチモトでスパッ!と・・(尾長やね!きっと・・)くっそ~今度はとるぞ~!で切れた3号の先に3.5号を60センチほどつなぎます。タナを少し浅くしてG2を外し仕掛けが沈みすぎないように調整します。さてさて、どうなる・・?磯際にマキエをして潮筋を読んで投入し、引き波にあわせて糸を送り右流れの潮とサラシがぶつかる“壁”に誘導します。(あくまでも“イメージ”の世界です・・)何度か同じコースを狙いますがアタリがないままサシエが盗られてしまいます。BとG2を外しG5をハリスに2段打ちにしてハリスの張り加減に変化を加えます・・しっかり浮き気味になったウキが同じ潮目に到達したところでシュルル~っとウキ入れです!咄嗟にアワせて竿を溜めきり強引にリールを巻くと、意外にスンナリ寄ってきます。「あまり大っきいこと無いわ~!イケるわ~!」と3.5号のハリスと竿のパワーにモノをいわせて強引に寄せると、波が引いた水面にチラっとまっ茶色の魚が見えて、次の寄せ波ですぐ目の前に登場したのは楽勝で“40センチ”は超えている尾長です!「尾長や~!結構アルで~!」そして次の引き波で再び遠ざかっていきました。ここで慌てて磯の高いところに置いてあるタモを取りに・・(このタイミングが失敗でした・・)タモを掴んで大急ぎで戻ったときに磯際にフルパワーで突っ込まれ、片手で支えることが出来ずに完全にのされてしまい竿が真っ直ぐに・・「アカン!」と声を発する0.5秒前にフッ・・バラしちゃった・・(尾長は焦ったらとれん!・・by鬼才)これまた針のチモトがスパっと・・まぁ・・しゃあない・・(本当はひきずってます・・)糸をチェックし、針を結んでタナを10センチほど浅くして「ウキ入れ5センチ以内にアワせたる!」と宣言して釣り再開。同じ筋を攻めます・・とにかく少しでも怪しい沈み方をしたらアワせてみます。(大半が波で沈んだだけ・・)ウキがビューン!磯にカツーン!を2度程やらかしてしまいました・・が、今度は掛かった!かなり際で喰ったので(B)の先端を回り込まれてしまいまして・・「ヤバイ!」と思う1秒前には根ズレで切れてしまいました・・(何をどうしたらエエねん!)この足場からは獲れんのか・・9時までに3発も飛ばされた・・ヤバイです・・残り1時間で場所交代ですか・・潮が引いて(B)で何とか竿が出せそうです。竿とバッカンを持って移動し、ひと流しして仕掛けが楽にポイントに流せるのを確認し、マキエと同調させながら潮目に流し込んでいきますとウキがユルユル~っとシモっていき、加速しながら海中深く入っていきました!(口太っぽい・・でありますなぁ)巻きアワセで竿に乗せてリフトアップ!重いです!が、スピードが無いです。やがて足下にボコっと浮いたのは良型グレ!タモは?(A)に置いてきた・・ダッシュで磯を駆け上がり、更にダュシュで(B)に戻ります!(こんな時だけ我ながら素早い・・と思う)そして無事にタモ入れに成功!40センチあるか・・の口太グレでした!(僕の極翔・・やっとグレの血を吸いました)しかしその後はアタリ無しで、10時になったので場所を交代します。はたして(A)では・・サラシが右からブッ飛んでしまいます・・マイナスウキで沈めたり・・1号玉で深釣りしたり・・色々やってみましたが結果は出ず・・(B)に変わった宮原氏は早々にウマズラハギ・マルハゲを釣り上げていますが・・ちょっと波が高くなってきて釣りにくそうな・・おっ!30センチくらいのグレを抜いた!針を外して即、海へピョン!・・およびでない・・ってことですね・・お昼を過ぎて南風が吹いてきて波がますます・・宮原氏も(A)からの竿出しとなりました・・しかしこれだけウネリがあると軽いボイルは何処へやら・・って感じです。1時半に納竿しました・・。他の磯もそこそこ釣れてますね・・カガリの“西”へ上がった吉村氏もグレとカツオをしっかりキープしていました。誠さんにちゃんとバラシ申請をしてから帰路へ・・。久々に“尾長”の引きは味わえたけど・・獲らんと意味ないね・・。
今回は宮原氏と・・ 口太は獲れましたが・・ あのバラシが無ければ素直に喜べたのに・・ 梶賀では珍しい・・ウマズラ! スタッフ 高橋 カテゴリー:奈良橿原店:スタッフ釣行記 情報登録日: 2008,12,14, Sunday
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