台風の後の有田川、ダムの直接放水が100トンを越え増水したダム下は放水も収まりほぼ平水になったもののダムの水が濁っていて発電所の放水口より下はまだかなり濁っています。
ダム上も垢が飛んで残り垢狙い、徐々に新垢が付いてくればといった感じです。 12日の土曜日にダム上では追加放流がありそれらが瀬に付きだすと面白くなりそう… その台風後の有田川を見に行ってきました。 7月16日、まずはダム下の様子… 午前7時過ぎ、岩野川の前田おとり店に着きました。 もう少し濁りが収まっているのではと予想していましたが、甘かった… ダム放水の水の濁りがきつく本流はかなり濁っています。 前田おとり店前、竿を出す気にはならない濁りです。 濁っていたら支流か粟生地区に逃げるつもりでしたので、ここでおとりを購入、着替えも済ませて上流へ… 粟生地区も二川からの直接放水の水がまだあったので濁りがあり、そこを素通りし、支流の四村に入ります。 支流はすっかり濁りが無くきれいな流れになっていましたが垢は飛んでしまっていて残り垢狙いになりそうです。 橋の上から見た川 この下にはいつもたくさん鮎の姿が見えていたのが見えなくなっているのが気になりますが橋の脇から入川、鮎の姿が無い橋の周りを見切り、初めて橋の上流へ上がって行きました。 大き目の石が並んだいかにも残り垢がありそうなチャラ瀬を見つけ、まずその瀬尻から養殖おとりを入れると10分ほどで16㎝ほどの天然をキャッチ、そこではそれだけ、チャラ瀬の中に天然を入れるといきなりガガーン!と激しいアタリ!! おとりを連れて上流に目印が勢い良く走ります。 すぐに鮎では無いことがわかりました。 水面から出ている石が多くいので慎重に、自分よりも川下に魚が行かないよう注意して近くまで寄せてくると、おとりの下にはおとりよりもはるかに大きな魚体、それも斑点が見えます。 40cm近い魚体に斑点… ニジマス??? なんとか足元まで寄せてタモですくうと、それは大きなアマゴ… 何度か鮎を釣っていて掛けたことはありますがここまでのアマゴは初めてです。 入川した橋から上流まで結構歩いてきて釣りはじめて早々に大きなアマゴ、それを引き舟に入れて釣り続けるのも考えもの、おとり缶は橋の下に浸けてるのでまた逆戻り、橋まで戻ります。 アマゴを缶にしまって、また上流に歩く気にならず、下の様子を見に行きます。 目標は前回、鮎がギラギラ見えていた護岸されたヘチの深みがあるポイント… やはり、前のように鮎が見えませんが、そこで数匹掛かりました。 鮎が見えないので、昼からは本流へ戻り、濁っていましたが粟生地区に入ります。 粟生地区の一番上、四村川と二川の合流したところに入ります。 濁りで見えにくいですが石が並んだところを泳がせますが追いは良くありません。 ペースが上がらず、その上チビ鮎が混ざります。 ここでも歩きながら鮎の居る場所を探しますが連発することも無く終了… チビ~19cmを14匹…修行は続きます… 3日後、7月19日に再び有田川♪ 今度はダム上です! ダム上の上流部、花園地区から降りてきます。 午前7時の押手の柴崎おとり店でおとりを購入、ご主人にお話を伺います。 追加放流の鮎は瀬に付きだしたと楽しみなお話、まださらに下の板尾か井谷あたりに行こうかと思っていましたが、その日は寒山氏と野津氏と3人での釣行なのでそこそこ人が入れる所と考え押手からすぐしたのはまて橋の下が空いていたのでそこに入ります。 橋のすぐ上にも下にも瀬が有り、釣り場的には広く釣りやすい場所です。 下からのはまて橋 寒山氏と野津氏は上の瀬に、自分は下の瀬に入ることになりました。 瀬の下のゆるい流れに養殖おとりを入れます。ダム上は全く濁りは無く石がハッキリ見えます。 ゆっくり石のワキをおとりを泳がせますが反応がありません。 瀬尻のワキの岩盤の真横でアタリ! 追加放流ではなさそう、19㎝の黄色い鮎が掛かりました。 天然に変わり、同じところでやりますが反応無し、さらに下流にもチャラ瀬が見えそこまで下りて攻めてみますが反応がありません。 追加放流したはずの鮎も見えないままさらに下って行くと長い早瀬があり、いかにも釣れそうなポイント♪ しかし…残り垢がありそうなところにおとりを入れて行きますが単発で掛かってくる感じで追加放流が瀬に着いてるといった様子は全く伺えません。 しばらくすると野津氏が下りてきます。 上も全然ダメなよう。 そんな中、ゆったり流れる砂利底のポイントでひとりテンポ良く掛けてる方が居ました。 御察しの通り、追加放流の群れ鮎です。 そこに溜まっているようで、朝はあまり反応が良くなかった群れ鮎も昼前から掛かり出しその方は次々に掛けてられました。 昼過ぎには50匹ほど掛けられてたようです。 瀬の釣りから変更です。 少し流れがゆるい場所のワキに何匹か群れながらもハミだしている鮎が見えます。 それを探して近くまでおとりを泳がせていくとすぐに掛かります。 かなりペースは遅いですが鮎を探しながらのサイトフィッシングで何とか掛けていきます。 野津氏(奥)と自分…石釣ってるトコやなくて鮎釣ってるとこ撮ってや(笑) 群れ鮎釣りの方のポイントに好意で入らせてもらった野津氏、寒山氏はポツポツと掛けています。 鮎を掛ける寒山氏 自分も少しやらせてもらうと、群れ鮎も掛かる状態と掛が良くない状態があるようで群れてる中でも活発に動きがある時は良く掛かり、ゆーっくりな動きの時は掛かりが悪かったです。 夕方に雷が鳴り出したので終了、寒山氏、野津氏は15匹ほど、自分は22匹でした。 寒山氏 自分 全体釣果 追加放流の鮎が本格的に瀬に付きだすと楽しみです、雷の後に土砂降りの雨で水も出たのでさらに鮎がバラけたかもしれませんね♪ 今後まだまだダム上も楽しめそうです。 カテゴリー:奈良橿原店:スタッフ釣行記 情報登録日: 2014,07,20, Sunday
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