8月10日、宮原氏と梶賀へ石鯛釣りです。5時に出船した誠丸はカガリへ直行!磯へ上がると同時に、お互いの定位置に道具を置き、ピトンを打ち込みます。竿を継ぎ、仕掛けを組んで、サザエを割ります。(ガンガゼ40個にサザエ1キロを用意しました)宮原氏、ウニで第1投!僕もサザエで続いてキャスト!オペラ向き25メートルです。おおっ!早速宮原氏の竿先が揺れています!こちらの竿は・・静かです・・ジンクスと言うか何と言うか、このポジションで2人並ぶと、何故か宮原氏の釣率がグッとアップします・・いつも隣で釣られてしまうんです・・今日もそうなるのか?・・お互い仕掛けを回収し、次を打ちます。そして、やっぱり宮原氏の竿がスコン!とアッサリ?舞い込みました!・・しかしノリませんでした・・残念・・その後も彼の竿は2度も舞い込みましたが・・掛かりませんでした。(その間、僕には何にも・・)やがて潮が速くなり、アタリも止まったので一休み・・その間に食事を済ませます。8時頃、潮が緩んできました!チャンスです!2人してウニを投入します。足下近くに落ち着きます。エサトリっぽいアタリがありません・・(来たか?)竿先を凝視します・・コン!・・続いてグゥーッ・・押さえ始めました!「石鯛・・居るでっ!」と声をかけます。「・・・」無言の返事です・・固唾を呑みます・・「ガタッ!ガチャガチャッ!」金属的な音?・・隣を見ると、なんとまさに宮原氏の海魂が海面に向かって突っ込んでいくところ!必死でピトンから竿尻を抜こうと悪戦苦闘!(こりゃデカいかも・・)なんとかピトンごと抜いて、アワセを入れます!・・格闘です!まるで綱引き!これが醍醐味!ちょうどその時、弁当船がやってきました・・「巻け!巻け!巻け!巻け!」船上からマイクで激がとびます!段々距離が詰まってきました!僕は磯際に出てアシストに入ります。瀬ズレワイヤが見えてきます・・海中を覗くと、まっ黒い魚影がユラッと現れ、やがて水面に・・何だろ・・ウッ! ク・チ・ジ・ロ! 紛れもなく、精悍なお顔をしたクチジロ!「ええイシガキやで!」と告げて、瀬ズレを持ってそっと抜き上げます。(寿命が縮む思いで・・)船頭さんが「石鯛かぁ?アオブかぁ?」と聞いてきます・・「イシガキ~!いや、シロッ!」と叫んで魚をみせますと・・「アッハッハッ!やられたのう!」で去っていきました・・釣った本人に魚をお返しします。安全な場所に移動して記念撮影!ストリンガーに繋いで磯の裏に漬けておきます。落ちついたところで釣り再開!そういえば僕の竿にエ~アタリ、きてたやん・・回収すると綺麗に盗られてます。まだアルか?・・シーンです。次の時合いに備えてウニを切り、手返しします。アタリはすぐに復活しましたが、全然たいしたこと無いアタリです・・12時に水本氏から電話です。「どうよ~?」・・「クチジロやで!」 「マ・マジで!」・・「宮原君やで!」 「アハッ!やっぱり!」・・「・・・」まだやれるさ・・ラスト1個のウニで投入!バッカンとかを片付けてると、「バババン!」と#2まで入り・・『入れ!』と竿に気合いを入れましたが・・ポヨンと返品・・「やっぱり こう なるか・・」終了のホイッスル~・・またいつもの展開・・。迎えの船に乗り込みます。事務所に戻り、宮原氏のクチジロをご開帳・・他の底物師と共に御利益・御利益・・と左の手で触らせてもらいます。(皆さん、続いてるんや・・ボ○ズ記録・・)「今度は俺の竿に来るんやで!」と念じながら・・恐るべし、ジンクス!
まさに格闘! クチジロ!宮原氏 大金星! 54センチありました! スタッフ 高橋 カテゴリー:奈良橿原店:スタッフ釣行記 情報登録日: 2008,08,12, Tuesday
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