仕事休みの前日に、馴染みのオトリ屋に電話を入れると「明日は最高やで~」との返事。
その一言で、私は7月2日の有田川釣行を決意した!。 当日の早朝2時に自宅を発進! ガソリンが少ない為、途中でGSにピットイン。 そこには恐ろしい数字が・・・・・・「レギュラー180円」 思わず「3000円分で」と「満タン」の一言を飲み込んでしまった。 「なんとか往復できるだろう。」と、再スタート。 AM5時に花園・押手に到着。 オトリを購入する前に川を見に行くと、・・・・・・「真っ白!」「話しが違う~。」 オトリ屋の大将が一言、「夜中にもう少し引く思ったんやが、案外引かんかったな~。」 「まあ、釣ってるうちに引いてくるやろ。」と、決まり文句。・・・・・「とっても不安?」 AM6時に準備完了。・・・・・・出撃! 第一ポイントは、井谷吊り橋から攻めてみる。 オトリにハナカンを通し、残りアカのある大岩の瀬尻に送り込む。 全神経を集中してオトリを動かす。・・・・・・・「泳がせる」「止める」「フリフリ~」 時間だけがむなしく過ぎていく。・・・・・・・「いない?」 ポイントを少し下へ移し、再度オトリを出撃させるが・・・・・・反応がない。 しかし!ついに目印に変化が。・・・・・・・「来た~。」・・・・・・「ん?」 笹の葉がメタルラインに絡まっているだけ。 「くそっ。」と思っていると0.06のメタルが「プチッ!」・・・・・・1号オトリ放流。 とりあえず、タバコに火をつけ休戦。 気を取り直して仕掛を張り替え、オトリを引舟から出す・・・・・と、「死んでる~。」 「何故?」と呆然としていると、ある事が頭をよぎった。 「先日、傷だらけの引舟をリフレッシュする為にペイントしたのがまずかったんか」 反省しつつ・・・・・・・2号オトリ殉職。 最後の切り札は、オトリ缶に入れているサービスでもらった3号オトリ。 「オトリ屋のおっちゃん、ありがとう!」と、感謝しつつハナカンを通す。 「これでダメなら帰ろう」と思っていると、・・・・・・・「ガーン、ゴツゴツ」 「ヨッシャー、来た~。」 慎重に引き抜く。・・・・・・・「キャッチ。」無事にタモに収まる。 タモをのぞき込むと、腹にイカリが食い込んでいる。・・・・・「ウッ。」 「がんばれ」と鮎に言い聞かせてオトリを交換し投入。 すると予想に反し、すぐに「ガーン、ゴツゴツ」 「ヨッシャー、入れ掛かりじゃ~。」・・・・・・・・今度は見事に背掛かり!。 すぐにオトリを交換し投入。・・・・・・・・「ガーン、ゴツゴツ、ピタッ?」 大事な野鮎オトリ2号が、なんと最悪の「根掛かり」 仕方なく根掛かりをはずしに流心近くへ向かう。 あと少しで外れると思っていると、急に腰を何かが押してくる。 「?」、見ると巨大なビニールが私の体にまとわり付いている。 私はその流圧に耐え切れず、竿を握り締めたままビニールと共に「流された~。」 「足が着かない。ヤバイ。」・・・・・必死でバタ足。鮎タイツの浮力に助けられ無事帰還。 当然の事ながら、大事な野鮎オトリ2号は行方不明。 気を取り直し、再度「サービスでもらった3号オトリ」出陣! 弱っているので背バリを打ち、送り出す。・・・・・・・「ガーン、ゴツゴツ」 なんと、入れ掛かり再開!・・・・・5匹連続キャッチ! 激闘でのどが渇いたので、腰のペットボトルホルダーに手を伸ばす。・・・・・・・「無い。」 先程、流された時に外れた様だ。「まだ、開けてもいなかったのに。」 仕方なく、一旦終了し車へ戻る。夕方の狙いを何処にするか車中で考える。 「久野原オートキャンプ場に決定!」と車を走らせる。 一番下の瀬尻でスタート。・・・・・・・・「ガーン、ゴツゴツ」 いきなりのヒット!・・・・・・・無事取り込み、時計を見るとPM3:30。「これからやで~。」 しかし、PM5:00まで二度と竿が曲がる事は無かった。 最終結果。購入オトリ3匹+ヒット7匹-放流3匹=7匹 「アクシデントの連続でこの結果は仕方が無いよ~。」 カテゴリー:尼崎店:スタッフ釣行記 情報登録日: 2008,07,06, Sunday
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