ここんとこ台風が次々に関西に来ていますが皆さまは釣行されているのでしょうか…
なかなか夏の本命、鮎に行けない状況が続きもんもんとしていましたが、それどころか鮎釣りなんて言っている場合ではなく、あの台風13号では紀伊半島の多くの方が甚大な被害に見舞われました。 被害にあわれた方の一日でも早い復興、復旧をお祈りしたいと思います。 そんな中、台風の合間の少しおとなしくしている和歌山の海に出てきましたが、その台風の影響もあるのでしょうか、夏の海と少し様子が変わってきているようです。 最近のマイブームの伝馬船、そこそこ釣れてお手軽に船釣りスタイルが楽しめるところがハマっている理由ですが、今回もやはりそこそこ釣れて楽しませてくれました♪ 夏場はイサキの数釣り、エサ取りのサバやカツオの邪魔をかわしながらイサキを釣っていき数を重ねるといった釣りでしたが9月に入り少し様子が変わってきました。 9月9日、取引先の増田さんといつもの切目崎の庄門丸さんへ… 午前5時に港に着いた時は台風が接近中ということもあり少し波立っていましたが準備を済ませ5時半に港を出て切目崎沖にアンカーを下ろして早速釣り開始です。 伝馬船が始めてだった増田さんは最初ぎこちない手返しでしたがすぐに慣れて、仕掛けにオキアミを刺し、カゴにマキエサを入れ投入までの一連の動作がサマになってきました。 すると早速のアタリ、上がってきたのは小さなイサキの子、ウリボウです。この日はこのウリボウがエサ取りのようです。 やっと初キープサイズを釣って記念撮影(笑) 調子をつかんだのかその後も手返しよく仕掛けを投入します・・ 増田さんの様子を見ながら釣っていた自分の竿先が海面に吸い込まれる大きなアタリ、慎重に上げてくると40センチほどの良型のイサキです。 朝イチの逆光で見にくいです、ゴメンナサイ エサ取りをかわしイサキの居るタナを探しながら釣るのですがコロコロと釣れる水深が変わっていきます。 お互いに今は○○メーターで釣ってるよーとか○○メーターで食った♪と情報交換しながら釣っていくと効果的に探れます。 すると増田さんにも良型です! そしてまたまた先ほどの良型イサギとは違った強烈なアタリが増田さんの竿に!! 引きも水面近くまで抵抗し水面に浮いてきたのは40センチオーバーのグレでした。 その後も同サイズのグレを増田さんが追加したころ昼前に台風の影響か波が高くなり魚の食いも悪くなってきました。 いつもは14時までの釣りになるのですが波が高くなると舟を引っ張って港に入れなくなってしまうからと12時に早帰りとなってしまいました。 終了直前にはシマアジをゲットした増田さん、この日は大活躍でした♪ 右下にシマアジが!!(笑) イサキ約40匹(良型が多く混ざりました)、グレ、シマアジが釣れました♪ 台風が1つ日本列島を横切った翌週の9月15日早朝5時、またまた切目崎の港に来てしまいました♪ 今回も次の台風が南の海上に発生したとのこと、また荒れてくるまでの勝負になりそうです。 今回の相棒は伝馬船3回目の杉田さん。 手馴れた様子で釣りを始めます。こちらも気兼ねなく釣り開始の第1投目… に、いきなり強烈なアタリです! 底に底に引っ張っていく引きはイサキの大型ではなさそうです。 慎重に何度もリールからラインを出して水面に浮かせた魚はコロダイでした。 50cmオーバーのコロダイはイサキ狙いの2.5号のハリスで釣るにはかなりのスリル感でした。 朝イチでまたもや逆光… いきなり強い引きで始まりましたがそのあとも緩い上り潮が流れている間はコンスタントにイサキが釣れます。 今回も良型のイサキの割合が高いです。 このサイズが混ざりながらイサキがぽろぽろ釣れるだけでそれだけでご機嫌なんですが、時折竿を引っ手繰るほどのアタリがきます。 杉田さんの竿がキュ~ンと絞めこまれました。かなり強烈な引きです。 前回も何度か何か判らない魚にハリスを切られていたので杉田さんの仕掛は3号ハリスで少し太目にして今回は釣っていましたが、それでもかなり厳しそうです。 やっと仕掛けが水面まで上がり天秤をつかんだその下には青物の魚影。 『んっ?何やろ??』 ゆっくりハリスをたぐっていくと水面に現われたのはシオ(カンパチ)でした!! これまでは青物と言えばサバや時折カツオのようなものしか見なかったのですが同じ青物でもシオは値打モノです。 すると自分にもシオが来ました!杉田さんが釣った先ほどのよりは少し小振りですが目と額にかけて上から見ると『八』に見えるライン。 小さくても嬉しい魚です。 秋の主役の青物ですがシオだけではなく青物といえばコレ! ハマチも来ました。 これまた杉田さんがゲット!! このあとはイサキに混ざりながらも他魚が次々と釣れてきます。 まずは朝イチに続き、またコロダイを追加… 次はあまり嬉しくないですがサンノジ。 かなりの好ファイターでかなり引く魚です。 近づく台風の影響でうねりが次第に大きくなって上り潮も下りに変わるころにはイサキも食いが止まりそろそろ釣りも終了かなと知らせてくれた魚も珍しい魚でした。 胴体はボーダーでシッポは水玉のオシャレさんですが、釣り人には良い顔をされないこの魚… タカノハダイです。 潮の動きが良くないときに釣れる魚ということで、この魚が釣れるときは他の魚は釣れないと言われ、釣り人はタカノハダイが釣れると『今日はダメやなぁ』と諦めるので有名なサカナです。 と、言う訳で今日はもう終わりかな…と思っていると終了時間前 うねりも相当出てきてるから港に帰るにはもう限界と迎えの親船が飛んできました。 かなり高い波の中、港に戻った10分後には港の外は大荒れになっており、船長の状況の判断力に関心させられました。 9月に入り釣れるイサキの数は減りましたがイサキは型が大きいものが揃い、またイサキだけでなくグレや青物、それ以外のいろいろな魚種が釣れだしました。 別船では真鯛も上がっていたり、記事にはしていませんがカワハギの良型も釣れており、狙い方や釣り方を変えればまだまだ違うものが狙えそうです。 アオリイカも面白いですね。 次回また機会があればエギなどで狙ってみたいです。 利用の伝馬船は切目崎 庄門丸さん tel0738‐43‐0517 無料仮眠所(要予約)もあり、親切な船長さんです。 釣りモノが豊富な秋の伝馬船、是非チャレンジしてみてはいかがでしょうか?? カテゴリー:尼崎店:スタッフ釣行記 情報登録日: 2011,09,18, Sunday
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