梅雨もすっかり明けて夏本番!!
週明けにも台風の直撃は避けられそうもなく天気は悪くなってきていますがみなさんは台風明けに楽しい計画はありますか? 梅雨で雨が多く鮎の釣行もままならず、代わりに何か面白い釣りでも・・ なんてことで、伝馬船で旬のイサキを狙おう!と思い立ち行って来ました!! しかし…これが大苦戦でした。 梅雨明け直前の7月8日、和歌山県切目港に早朝4時半に到着。 予約を取っていた庄門丸の伝馬船の船着場なのです。 伝馬船をご存知の方もいらっしゃるでしょうが、初めて聞いたという方も居るかと思います。簡単に説明すると少し大きめの手漕ぎボートを親船に沖まで引っ張っていってもらい、沖でアンカーを落しそこで釣りをするといったスタイルのカセ釣りになります。 和歌山の印南や切目あたりで何軒かの船宿が行なっており1船2人で乗ると2人で1万円と比較的お手ごろな金額で船釣りスタイルが楽しむ事ができるのです。 当日は梅雨明け前ということで南風が吹いていました、港に繋いである伝馬船もすでに揺れています。 道具を積み込み沖に向かいます。親船に引かれ港を出ると南風の影響でしょうか波が結構あり船が左右前後に揺れます。 ゆっくりゆっくり親船が沖まで伝馬船を運び、沖でポイントを探りながら4隻の伝馬船を1つづつ切り離していきます。 自分たちの伝馬船が切り離されるとあらかじめ積んであるアンカーを自分で落とします。 アンカーに繋いであるロープが全て引出され船が固定されたら釣り開始です。 揺れる船の上で準備を始めますが揺れが邪魔をしてなかなか進みません。何とか天秤フカセでイサキを狙う準備をして釣り開始です。 オキアミをカゴに入れ、1投目は底を取り仕掛分だけ上げて様子を見ます。 底まで32m、仕掛分上げて29mで狙いますがアタリが無く仕掛を上げてみると刺しエサがありません。 今度は底まで落とさず上から26mで止めて竿をあおってコマセを撒いて待ちます。 すると早速来ました! 竿先が海面に入り結構な強い引きです。 しかし、きっとこれはイサキではないとすぐにわかりました。 予想通り上がってきたのはゴマサバです。 それからはゴマサバの団体様が船の下で居座ってしまい仕掛を切っていったり、むちゃくちゃにオマツリさせたりとゴマサバのおかげですっかり意気消沈、トラブルだらけでとうとう恐れていた船酔いまでも襲ってきました。 しばらく休戦しては再開、また気持ち悪くなり休戦…船酔いと戦いながら頑張るも来るのはサバばかり・・・ しかし諦めなかったのが良かった 正午を過ぎて釣れる時間もあと2時間を切ったころ少しづつ船酔いがおさまってきたので最後の2時間、奮起して頑張ってみよう!と釣りを再開すると潮の流れが先ほどより有るように感じられ期待して竿先を見ているとすぐにアタリ♪ 明らかにサバとは違う引き、上がってきたのは34㌢ほどのイサキです♪ やっときました!次に入れた仕掛けにもまたイサキ、その次も… 連続でイサキが釣れ続けます。時折サバが邪魔をしますがイサキのアタリの方が多いとあまり苦にはなりません、のこり2時間で17匹のイサキをゲットしました。 なんとか形になりましたが・・・ これで満足するわけにはいきません!! 天候が安定してから船酔い対策も万全に再度挑戦!!リベンジです! ということで次の週の7月15日、午前4時半にまたもや和歌山、切目の港にやってきました!! 先週と違い、完全に梅雨明けした夏の海は穏やかでした。出船し港を出ても乗り物酔い薬『アネロン』で武装した体には船の揺れも心地良いほどです。 沖まで引っ張っていってもらいアンカーを下ろし、早速釣りを開始です。 まずは1投目は底から仕掛分切ったところから・・・ そこまで35mで仕掛分切った32mで竿をあおってコマセを撒いてアタリを待ちます・・・すると1投目から同行の杉田さんにイサキです♪ 今回は朝からいきなりイサキの連チャンモードです♪ イサキの釣れるタナが変わるので食いが止まったらタナを上下に探って反応のあるタナを探しますそこで何匹か釣っているとまた食いが遠のきタナを探る… そこに時折ゴマサバが邪魔に入ったりしますが前回ほど苛立ちません(笑) ころころ変わるタナ、邪魔に入るサバ・・・ゲーム感覚でイサキ釣りです。 普通の乗合船ではアミエビを撒いてイサキを狙いますが今回は撒きエサも刺しエサもオキアミを使用したので型の良いイサキも結構混ざりました。 昼過ぎに好調だった状況も上りから下りへの潮変わりでイサキの食いが止まってしまいました。 お昼の親船の巡回が来て船長が状況を聞いてくれ場所変えをしてくれました。 アンカーを入れなおし船が安定したところで釣りを再開すると、ポツリポツリとイサキが釣れ出します。 するとどんどん釣れるタナも上がってきて釣れるペースも上がってきました。 納竿時間の14時までコンスタントに釣れ、2人で38㌢までのイサキを59匹釣り上げました。 リベンジを果たし満足感に満たされながら伝馬船の上で帰りの港まで揺られるのでした。 とても親切でやさしい船頭さんと面倒をよく見てくれる息子さんで安心して楽しめます、無料仮眠所もとてもきれいでおすすめです。 天候の安定した日を狙ってぜひ伝馬船に挑戦してみてはいかがですか? カテゴリー:尼崎店:スタッフ釣行記 情報登録日: 2011,07,18, Monday
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