9月14日は石鯛釣り!久々の磯釣りです!なんだかワクワクします!・・ってことで今回は単独釣行です。誠丸の駐車場へ朝4時半に到着。程なく船頭さん登場でバタバタ準備し5時15分に出船です。他の底物師とお話ししてると「カガリでエエね!」と船頭さんに突然聞かれ「ハイッ!」と妙にハイトーンボイス?で返事をしてしまい、朝から恥ずかしい思いをしてしまいました。(別に誰も気にしてませんが・・)「上物の人と一緒に上がって!」というわけで今回もカガリの定位置に陣取ることに成功です。もう一人の底物師はカナトコへ行ったみたいです。僕はいつもと同じ、カガリ東の端っこの高いところからの竿出しです。(ちょっとした“こだわり”です)今回のエサはウニ40個を用意しましたが、エサ屋の吉野さん情報によると「新鹿や熊野はイシガキ湧いてんで!10時で40個使い切るくらいやで!」とのこと・・まぁ足らんくらいアタリあったら逆に楽しいかもね・・。さて、本日の第1投!オペラ向きに30メートルほど投げてカウント25で30号のオモリが止まります。しかし波は無いのですが、妙なウネリがあって竿先が落ち着きません。道糸がサラシに連れて行かれ、右に・・左に・・きっと底ではウニがゴロゴロですね。10分待って回収するとウニはそのままの姿で帰ってきました。そのまま投げ返して次のウニをセットし、完了後 即 投入・・この作業を繰り返します・・が、一向にアタリをもらえません。しかし最近の釣況を考えると、いつミニガキの大群がやってきて“ひぃひぃ”言わされるかワカリマセンので、エサを温存する為にウニを切らずに打ち返していきます。そうこうしていると、ブブブ~ッとスズメバチのでっかいのんが飛んできて、身体の周りをグルグルと・・(ガチで怖い)いつも磯に上がってしばらくしたら登場します。最初のころはビビッて逃げてましたが、最近では“話し合い”で解決しています。(何を話す?)やがてハチは上物師の方へ飛んで行き、ボイルオキアミを一粒、大事に抱えて満足げにどこかへ行ってしまいました。(お持ち帰りですね!) ・・ひたすら打ち返しを続けています・・ 7時・・8時・・やがて誠丸が登場!弁当船です。「どうや~?」とマイク放送で船頭さん。「アタリ無いよ・・」と手ぶりで答えます。 ・・しかし本当に何もアタりません・・9時・・潮がまったく動きません・・ウニを5~6個、連続でポイントに切ってから暫し休憩。持参のパンを食べて一服していると携帯がトゥルルッで水本氏です。「おらんで・・なんも・・」と、こちらから先制攻撃です。「うっそ~! “ガッキー” おらんの? “一発”あるんちゃうん!」・・「がんばるわ~ 11時に釣れるから!」と、かましておきます。さて・・そういったからには“やらねば!”です。小ウニと大ウニのミックス掛けを用意します。このパターン・・僕的には結構ヒット率が高い“必殺パターン”なんです。針側に小ウニをトゲカットで、ハリス側に大ウニをトゲ付き・切れ目入りで芯を上向きに通して装着しています。オペラ向きにキャストしカウント26でオモリが落ち着いたので、竿から一歩離れ、ペタッと座って竿先をボ~ッと眺めます。・・コンコン?・・何か動いたような気が・・あらためて目を見開いて竿先をガン見すると・・バン!ババン!と叩いたかと思ったら・・“ギューン”あっ 舞い込んだ!ピトンから竿尻を抜きズバッ!とアワせますと・・掛かってるや~ん!ギュイギュイ引きます!この感じ・・結構強いよ・・足下で右へ突っ込み!これはいつものこと・・と冷静に引きを楽しんでおいて、白い魚体が水面に横たわった瞬間に「シャアァァァ~!」と抜きあげます!やっぱりイシガキですか・・でも40センチくらいあるので“アリ”やなぁ!ストリンガーを素早く取り出し、「あっ そうや!」で釣った魚の処理よりも先に次のウニで仕掛けを投入しておき、次の舞い込みに期待します。後ろでバタバタ・・イシガキが暴れていますが・・「ちょっと待っててよ~」・・竿を落ち着けてから魚を海に吊るします。一息つく間もなく竿のもとへと戻り、リールを巻いて糸ふけをとります。(忙しい時間・・これも楽し・・)しかし竿先に生命感が伝わりません。「もうウニ 無いんか?」しかし竿を持ち上げると重いし・・ウニはそのまま付いていました。「あれれぇ?」で再び大小2個掛けを投入しますが、コトリともしないです。「あいつ 一匹狼やな・・」 またまたアタリの無い、静かな世界です。上物師はいつの間にやら“中”の船付きに歩いて移動してはりました。・・静かに時は流れ・・(半分寝てる)・・突然静寂を破ったのは強烈なアタリ!ではなくって携帯電話でした。昨日、同じ場所で竿を出した宮原氏からです。「どう?」・・「アカンわ~おらんで~ イシガキ!いっこ釣れただけ!」と、“アカン”といいつつも声に“張り”があるのは釣れているからです。言ってることと実際の釣果は得てして違うことが多いものです・・釣りびとの言うことは・・「昨日はエエアタリ あったで! 押さえていく感じの・・頑張って!」・・「ラジャ ラジャー!」携帯をポケットへ戻します。11時前ですか・・何故か11時になると期待感が高まります。若潮やし!(また言ってるよ・・このひと・・)そして、ウソからでたマコト?では無いですが、11時ジャストからアタリが復活です!ガチャガチャとアタリが続いて素針にしていきます。14号の針でもノラんサイズのイシガキか?エサの残量が10個ほど・・2個掛けするには勇気がいるので(残り2時間を遊ぶには・・)トゲ付き・1個掛けで小振りのウニを投入すると、ひときわ強いバン!がきて、そのままイクかぁ~と竿を絞り込んでいき、一瞬舞い込みきったので竿に手をかけたら・・戻ってきたよ・・(悲しいね・・)残念でした~。そしてこのアタリを最後に再び静寂の海・・温存していたウニは結局最後に贅沢掛けしてしまいました。12時50分まで・・1時ギリギリまで竿を出していましたが・・終~了~!大急ぎで片付けて荷物をまとめて・・迎えの船が沖磯からUターンしたところで「あっ!イシガキ 忘れてたっ!」慌ててストリンガーを回収し、そのままバッカンに投入して・・セーフでした。船に乗り込みカナトコに上がった底物師に「どないなん?沖は?」と聞くと「“ミニ”が湧いてますわ~足の裏サイズのガキ 5~6匹掛かってしまいましたわ~」ってことで、所変われば・・ってやつですね。事務所に戻りデジカメONでイシガキを撮影。(・・ってことは・・もうお分かりですね!磯にカメラ持っていくのん、忘れたんですね!)船頭さんが「今日は“カツオ”いったんさぁ!皆で分けて!」とギンギンに氷締めにされたぴちぴちのカツオをたくさん頂きました!ありがとうございます。「また台風 来ぃよるのぉ・・連休の前半は潰されたのぅ・・」と船頭さん。台風シーズンは頭が痛いですね・・「また電話します~」と告げて梶賀を後にしました。(今度はいつ行けるのか・・エエィ! 台風の野郎・・)
イシガキダイ・・40センチ位になると良く引きます! これはこれで・・嬉しかったりする・・ 岬の先端が大黒 手前のハナレがカガリ スタッフ 高橋 カテゴリー:奈良橿原店:スタッフ釣行記 情報登録日: 2009,09,17, Thursday
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