台風が同時にいくつも日本に近づき、日本列島を通過しましたが近畿では幸いにも大きな被害はありませんでした。
8月31日の休みは鮎が好調モードに突入した有田川に行くつもりでいてたのですが、台風の影響で近畿で降った大雨で二川ダムも前日に200トンの放水で断念、他の河川も考えましたが鮎釣りはあきらめて急遽、船タチウオに行くことにしました。 前日の19時に明日空いているか船宿に電話を入れると、『大丈夫、空いてるよ!』との返事、予約を入れます。 大阪湾の船タチウオと言えば、毎度お世話になっている泉南小島漁港の『第二小島丸』さん、当日はまだ少し風が強く残っていましたが、海上はうねりは無く、少し風波が有る状況で釣りは出来そうと言う事で、午前6時に出港しました。 ポイントは小島沖、港から10~15分の所、水深80mほどのポイントでした。 当日は大潮と言う事でタチウオ釣りにはあまり良い潮とは言えませんが、この時期の大潮、比較的朝には前日の夜からの潮と入れ替わりの時間が重なるので大潮の割に潮が思う程動かない時間もあるので釣れるチャンスは十分あります♪ それでも後半は潮が大きく動き出し、釣りが難しくなっていくはずなので前半戦が勝負です! 予想通り、開始1投目からアタリが有ります♪ しかし、タチウオのサイズが小さいのかアタリを合わせますが掛かりません…何度かの合わせで掛かった本日第1号は指3本ほどの小型でした。 船中でも同サイズのタチウオが上がっています。 仕掛けを投入するたびにアタリが有りますが、小型が多いようでみんな掛けるのに苦戦しています。 それでもアタリが有れば楽しいタチウオ釣りです、数匹掛けて釣りますが同サイズ…それを見て船長が、最近こんなサイズが多くなったとのこと、少し前は大きいのが結構有ったのにと教えてくれます。 今回はいつもテンヤにしているイカベイトチューンをバージョンUP♪ ヤリイカベイトを半分に切って取り付けていたものを今回はカットのしかたを変えて取り付け、アピールしながらさらにエサのイワシのエサ持ちをUP! これがなかなか良かった♪ 透明のベイトで画像ではわかり辛いかもしれませんが… 釣っていて一番痛みやすいイワシのお腹をガード、さらにイワシの尻尾だけ無くなることも少なくなり、エサが無い状態の仕掛けで気付かずに釣りをしていることも避けれます。 今回のように小型タチウオの活性が高く、テンヤのイワシに触られながらもなかなか掛けれない状況の時にはかなり効果的でした♪ 詳しくは店頭のスタッフにお気軽にお尋ねくださいね! そんなNEWチューニングが功を奏したかどうかはわかりませんが(笑) 小型タチウオが多いながらもスタートダッシュは好調な滑り出しです。 アベレージはこんなタチウオ、時々指4本のタチウオが混ざる程度です。 しかし、時間が経つにつれ少しづつアタリが遠のく時間が出てきます。 投入してから長い時間仕掛けを上げ下げ、アタリの出るタナを探します。 当日はほぼ水深80~90mあたりのポイントでした。 タチウオが浮くことは無く、ほぼ80~65mの間でアタリが出ることがほとんどでした。 それでもそのなかでも70m付近だけとか、75mとか…結構シビアなピンポイントでアタリが出ることが多く、少しアタリが出る場所を見失うこともあります。 今回、実はもうひとつ新しいものを試していました! 今年の新製品、ヤマリアの『猛光太刀魚テンヤ船』 特徴は夜光ヘッド、長時間発光する夜光ヘッドで今までのものよりも2倍長く発光するらしいのです。 さっきの状況のように長い時間仕掛けを海中に入れている状況ではやはり長い時間アピール発光していて欲しいですもんねぇ… 今回、少しアタリが遠のいていた時…少し仕掛けが潮で流されたので一度仕掛けを回収、再度投入すると、すぐにアタリが頻発するといった状況が何度か有りました。 回収して明るい場所に上がってきてから投入したテンヤは蓄光され、水中での発光が復活!タチウオへのアピール度がUPしアタリが出るのでは?と思えることがあり、蓄光性能の重要さを実感しました。 第二小島丸のようにケミホタルや発光ライトが禁止で発光体を使えない船ではさらに効果が有りそうですね…今期オススメのテンヤです!! ひとつ言わせてもらえれば、パッケージがちょっとイケてないですね…クリアケース入りひとつひとつがかさばって何個か持って行くと結構な体積になってしまいます。 袋入りにして欲しかった… 話は釣りに戻りますが、時間を追うにつれ、潮も反対向きになったことを境に潮が早くなりだしアタリも少なくなってきました。 アタリが出るタナも底に近くなってきます。 釣れるペースは落ちましたが釣れてくるタチウオがチビタチウオの割合が少なくなってきました。 アタリも少なく、潮が反対向きになったことで朝から結構吹いている風と逆になり波も高くなってきます。 これでは小さいアタリを掛け合わせていくのは難しく、一気に釣れるペースはダウン…最後の1時間半は厳しい状態のまま終了となりました。 それでも前半戦に稼いだ釣果で、小型が多いものの33匹のタチウオが釣れました♪ 小型が多いものの、アタリが多かったので、アタリを掛け合わせて釣っていくタチウオ釣りの醍醐味を十分楽しめました♪ また群れが変わり大型タチウオも釣れると思います、シーズンは始まったばかりです。 これからまだまだ型、数が狙える船タチウオ、楽しみですね♪ カテゴリー:奈良橿原店:スタッフ釣行記 情報登録日: 2016,09,01, Thursday
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