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ちょっと体調が思わしくなく釣行を控えていました、少し体調も戻ってきたのでジッとはしていられません。

そろそろ始動しなければと言う事で8月22日に釣り再開です。

ダム上は解禁からそれなりに鮎がそこそこ釣れてはいますね…しかしダム下は今期はずっとあまり良い話を聞きませんでした…しかし18日に現地に降ったゲリラ豪雨の後から少し状況が変わってきたようで、ダム下でも鮎が少し釣れ出したよう…

毎年、有田川をホームしているのにも関わらず、今年はまだ1度も有田川に行って無いのでそろそろ行かないとと言う事で、釣行先は有田川に決定!

当日、今期から鮎釣りを始めた上田くんが同行の予定でしたが、なんと子供のおたふく風邪をもらったらしく、ひとりでの釣行となってしまいました。

午前7時すぎに岩野川の前田おとり店に到着、毎年年券を購入しているので、8月も後半となっていますが年券購入!

おとり店の店主、前田一郎さんの顔をしばらくぶりに見たので結構な時間を話しこんでしまいます(笑)

今日は鮎釣りに来たことを思い出し、そこから着替えを済ませて缶にオトリを入れてもらって出発です。

岩野川は粟生地区まであと少しというくらいダム下の中流域、結構な上流ですが、今日朝イチから入ろうと思っていたのは下流部の金屋地区なのでまた朝来た道を引き返します。



ワサワ…かなり水が少ないですね…


ワサワに到着、トモカンなど道具と竿を降ろしてそこから歩いて上流部のヒロセを目指します。

800mほど歩いてヒロセに到着です。



おとり屋さんでゆっくりし過ぎて、せっかく早く来たのにすでに9時を過ぎてしまっていますが慌てずに水合わせをします。

仕掛けの準備をし、左岸(画像では右側)側、水深ヒザ上くらいのゆったりした流れを狙います。

鮎は結構見えますが、反応なし…

泳がせ釣りで狙いますが、養殖オトリもいきなりの高水温にイマイチ元気が無いのか大して水流が無いのに思うように動いてくれず天然に変わるまでかなり苦戦しました。

やっと天然が掛かりましたが10㎝チョロのチビ…

しかし、これを普通にオトリにして釣らないと有田では釣りになりません…次もチビ、その次も…

チビが続くので、少し深みのポイントに入れると少しサイズUP、それでも14、5cmの鮎ですが有田ではオトリ頃?(笑)

それでも連発はありません…

浅いところでも少し深い場所でも結構鮎は見え、掛かりそうな動きをしている様に見えるんですが…それもチビ鮎ではなくそこそこの鮎が見えます。

しかし単発では掛かりますが連発しません…

思うように掛からずにモンモンとしながら釣っていると、ヘチ際に泳がせていたオトリがヘチ際に生えている草に引っ掛かってしまいました…

仕方なく取りに行くと耳元で『カチカチ…』

んん??

スズメバチでした!!

竿にカツーン、カツーン!と体当たり、次にスズメバチが目の前まできた所までは覚えていますが、あとは必死で川の中をザブザブ逃げ回り何とか逃げ切りましたが…

目印がフワリ…竿だけ握って後はなりふり構わず逃げたのでオトリごと仕掛けが切れてしまいました…

昼前、このタイミングでヒロセ退散(笑)

高水温でオトリ管理が厳しいので、大変なのはわかっていながら缶を担いできました、釣った鮎も缶に入れて800m下流のワサワまで川原を歩いて急いで戻ります。

汗だく、ふうふう言いながらワサワまで来てとりあえず缶を浸けようとした時に腰に挿していたタモが無いことに気付きました!

やってもたーっ!!

缶を浸けて、竿を車に積んで飲み物だけ持ってまた急いでヒロセに逆戻りです、歩いている途中で落してる?やっぱり向こうの川の中に落してるんかも…

いろいろ考えながらヒヤヒヤで川原を急ぎます…

かなり戻りますが落ちていません、これは川に落としてしまっているかな…と思ってとうとうヒロセ近くまで戻ってくると、遠くの川原になんとなく赤いものが見えます!

近づくにつれ確信に変わっていきます(笑)



有った♪落ちてました!

それを拾って、またまたワサワに戻ります…でも有って良かった…だって無かったら昼からの釣りも出来ないですからねぇ…

やれやれです…ワサワ~ヒロセ間の距離を知ってる人にはこの大変さが伝わると思いますが…


ワサワに戻って休憩がてらどうするか考えます…もともとはヒロセをやった後は丹生神社前に移動するつもりでしたが、このハチ&タモの件でちょっと意気消沈…

戻ってきたワサワ、普段から人気ポイントですが、少し水が少なく下の瀬の瀬肩から瀬あたりが出来れば良いかなという感じでしたが朝から誰も触っていない様子なので、とりあえずこのワサワで少しやってから丹生神社に行こうと予定変更、竿を再び持ってワサワで釣り再開です。

下に瀬が有り、その瀬肩から始めます。

オトリを送り出し、流芯よりも向こう対岸側よりを下竿気味で引き泳がせでゆっくり引き上げると即反応♪

うわ!居るやん!

15、6cmのオトリ頃です♪

同じ様に引き上げるとまたまた掛かります♪

数匹連発で掛かると少しペースダウン、少し上流まで引き上げるとそこでまた数匹テンポ良く掛かります。

さらに上流まで上がってやると反応が薄く、少し流れがある所のの方が反応が良いようで、集中的に瀬肩~瀬を狙います。

時間帯もあるかもしれませんが、午前中やったヒロセよりは型が良い鮎が混ざります。

中にはチビに混ざって20㎝近いものも時々掛かるのでドキッとさせられて楽しい状況、ただ高水温でかなりの鮎が弱っていくのでチビでもとりあえずオトリにして次の鮎を掛けていけるかがテンポを切らさないポイントになります。


最大サイズがこれくらいの鮎…こんなんばっかりなら嬉しいんですけどねぇ

途中でそこに、鮎師がひとり降りてきて自分のすぐ上流に入られたので、自分は動けずに同じ場所で釣る事になりましたが、瀬肩や瀬の対岸のヘチ近くまで引くラインをズラすとそれなり反応があり、悪くないテンポで掛かるので結局、最終17時までワサワで釣ってました…

ワサワで釣った鮎をタモに入れて数えると40匹ジャスト、ヒロセで釣って缶に入れていた鮎が12匹で本日トータル52匹、いろいろあって疲れましたが納得の釣果となりました♪


ワサワで釣った鮎

渇水で高水温の有田川ですが、鮎はいっぱい見えたので、少しまとまった雨でも降って水温が少し下がると良く掛かると思います!

これからが有田川の本番ですね♪



カテゴリー:奈良橿原店:スタッフ釣行記  情報登録日: 2016,08,24, Wednesday


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