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5月です!“大黒回り”解禁!そして半夜釣りがスタートです!てなわけでちょっと間があきました・・5月1日、梶賀の磯でグレ釣りです。誠丸にTELすると「そんなに多くないで・・エサやりにきたら」で予約完了。夜11時半に橿原を出発し、いつものR169を順調に走り、途中で釣り餌吉野に寄ってボイル2枚を受け取りいざ梶賀へ。出船は4時45分ですので3時半には回りがバタバタしはじめます。宮原氏も登場!今日は“通し釣り”(朝イチから夕方6時までの釣り)をするそうです。皆さん早々に着替えを済ませ待機しています。やがて時間がきて誠丸は出船します。ベタ凪の賀田湾を横切りカガリの前をスルーし、沖磯を目指して爆走します。ダンゾのシマに4人組が降り、次のソコブで僕と宮原氏が呼ばれます。満潮近くなので正面の船付から着けて、結果3人がソコブへ上がりました。宮原氏は船付に、僕は海に向かって右側の足場の良い高いところ、もう一人は奥の船付に釣座を決めてそれぞれ戦闘準備開始です。去年の9月からエサが入っていないエリアなので解禁当初は魚があまり口を使わず、一週間ぐらいしてから喰い出すのが例年のパターンです。だから今日はあまり期待していません・・解禁磯で竿が出せればそれでOK!なのです。タックルを準備しながら磯際にボイルをパラパラと撒き続けます。先発のウキはM-0でハリス3号を2ヒロ、ウキ下はとりあえず2ヒロ半でスタートです。オモリ無しの軽い仕掛けを投入しマキエを被せますと、偏光グラス越しに茶色の小魚が群がってくるのが見えます。まったくのベタ凪、無風でパチャリともしない磯際・・当然サラシも無くおまけに潮も動いていません・・苦戦するぞ~・・仕掛けを回収するとサシエが盗られています。足下に多い目にマキエをして、その沖に仕掛けを入れてみるとサシエが付いて帰ってきました。このパターンをしばらく続け、サシエが残る限りゼロウキを沈めていきますが沖の深ダナでは全く魚っケが感じられません。沖目にマキエを打っても状況変わらず・・です。水温は18度くらいあるそうですが底潮は冷たいのでしょう・・浅いタナをやりこむほうがカタいかな・・今度は少しウキ下を浅くしてマキエのど真中に仕掛けを入れて、さらにマキエを被せます。2~3度繰り返してやっとこさでウキがそれっぽく沈みます。軽く手首を返してアワせるとキューン!一ヶ月ぶりの手ごたえです!しかし軽~いです・・30センチあるなしの尾長です。ヒョイと抜き上げキャッチです。少し躊躇してからとりあえずキープしとこっ!でブクブクONです。同じ攻めで同型が続きます。2匹釣ってからウキにアタリが出なくなります・・サシエには触った形跡があるのにウキの沈み方に変化が出ません。ウキをM-G2に交換しオモリ無しの仕掛けでタナをキープし、ウキをきっちり浮かせて狙ってみますが小さな変化がありません・・(ワカリマセン)沈んでいく黄色のマーカーを注意して見ると、沈むリズムがスー・スー・・ススッ!と変化した(ように見える・・)時とか微妙に横ぶれした感じのときに掛け合わすと何故か同型のグレがヒットしてきます。入れ喰いとまではいきませんが連発で釣れます。しかしイマイチ面白くない・・デカい魚が欲しいんです・・(竿出せたらいいっていってたじゃん!)またまた作戦変更!L-00のウキでとりあえず遠投してみます。はたして沖の潮は動いているのか・・蛍光イエローのウキがなかなかおもうように沈んでいきません・・潮が流れていない証拠です。潮があればいろんなもの?に引っ張られウキは潜行していきます・・オモリを打って沈めてみてもサエないことは分かっています。宮原氏はどうか?・・同じく苦戦中です・・アタリが無い・・と。僕は竿を置いて休憩タイムです。しばらくして再開。仕掛けをなんとなくいじります。ウキをS-0、結節部にG5のガン玉を打ってウキ下を3ヒロとします。マキエから仕掛けを少し離してサイズアップを図ります。少し風が吹いてきて海面がザワつきだしました。本日初の状況変化です。さぁ!釣るよっ!と竿2本沖に仕掛けを入れてマキエをその手前に・・左側のサラシが少しだけいい感じになってきて、その切れ目を集中攻撃しますとサシエが盗られたり残ったり・・もう少し沖目はつきっぱなしで手前はエサトリが出てきました。そしてアタリが出ないのに喰ってたわ~で30センチオーバーの口太が釣れました。これは何とも・・おもんなあ・・です・・ちょっとだけ潮が動き出したような気がします。サラシでハケて沖に流れ、そこから更に沖に向いて流れていきます。30メートルほど沖に泡溜まりが発生!「喰いそう・・マダイ」とウキをBIGのマイナス00で針をTKOの10号に変更です。潮目直撃で狙った一流し目にいきなり弾けます!「くっ・・喰った~!」でアワセを・・道糸が止まりません・・まんまにフッ・・軽くなってしまいました・・道糸とハリスの結節付近でトンでました。気を取り直して同パターンを組み再開しますが・・もう無いか・・ここで宮原氏のウキがシュンと消えて竿がギューンと絞られます!慎重にやり取りをして最後に左へ走ったのを強引に止めタモでフィニッシュ!良い型のグレです!デジカメON!40センチ強の口太でした。すかさずタナを聞くと「3ヒロないで」と。「タイ・・やっとるバヤイちゃうやん!」でM-3Bのウキに3Bのオモリ、タナ3ヒロ弱として(素直なこころで)サラシ脇のヨレを狙います・・しかしアタリをもらえません。サシエは時折触ってくるので「オモリ・・嫌ってるんか?」でウキをS-0、ハリスを2.5号、針をボイルグレ7号に落としてオモリ無し、タナは3ヒロ強・・サシエに潜り潮を掴んでもらってピシッと張りながら潜行させていくイメージです。サラシ脇のヨレの少し沖目で水面下50センチを漂うウキが加速しながら沈降!素早くアワセを決め一気にリールを巻くとなかなかナイスな手ごたえです!足下まで寄ってきて右に突っ込んだ!耐えた!・・バレた・・(うそ~ん)針ハズレでした。どうも調子・・悪いです・・アカンなぁ・・。風が止まると暑いです。周りの磯もダレダレです。(通し組みはそろそろお昼寝の時間)時は過ぎて12時。半夜釣りが出船してきてダンゾに更に2名が下りました。朝釣りは1時で納竿なので通し釣り以外の磯はこのタイミングで入れ替わりとなることが多いのです。ちなみに半夜釣りのチャンスはこの入れ替わりの数投目までと夕マズメなのです。僕に残された時間・・40分ほどか・・竿を振り続けますがイサギが一匹釣れたのみ・・納竿します。イサギを最後まで残る宮原氏に進呈し、グレはリリースしました。沖で待機していた誠丸が1時になると始動。朝釣り組を回収です。「お先やで~がんばってね~」で僕は船に乗っかります。午前の部の釣果はあまりパッとしませんでした。途中でカガリに磯替りした人が40台のグレを釣ってるとか・・やっぱりカガリがカタいかな?まあしゃあない・・5月いっぱいは大黒回りのグレ釣りを楽しむことにしましょう!

 左沖大黒 中大黒・・僕は上がったこと無いけどね・・

 左宮原氏のソコブでの定位置

 左僕のソコブでの定位置

 左40センチ級の口太ゲットの宮原氏

スタッフ 高橋

カテゴリー:奈良橿原店:スタッフ釣行記  情報登録日: 2009,05,03, Sunday


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