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ついに4月!春ですねぇ・・本来ならばグレ釣りは一旦お休みしてアオリイカ釣りをする季節・・ですが今年の梶賀はいまだに尾長グレの喰いが止まりません!ってことで4月2日もグレ釣りなのです。いつものように深夜12時に橿原を出発します。天気予報では“今夜は嵐”とのこと・・かなりの風雨の中、川上村を抜けてループのトンネルを抜けて・・えっ!雪?積もってる!?4月だというのに大台ケ原は雪ですか・・ゆっくり走り西原を過ぎたあたりで雪から雨へと変わります。池原ダムの満開の桜も散ってしまいそうな勢いです。つりえさ吉野に到着する頃には雨は小降りですが風がエライことになっています。「北西の風やけど舞いこんでくるやろからカガリはキツイんちゃう?」と吉野さん。「うん・・見張りにいけたら鯛狙いするわ」でボイル2枚を受け取り梶賀へ。出船時間は5時15分とさらに早くなりました。ほとんど寝る間もなく船頭さん登場で、着替えを済ませて事務所へ。お客さんは3人です。時間がきて出船場へ下りていきますと停泊中の誠丸が風で斜めに向いています。「風がエラいから“南”はやめといたら?“東”行くか?」と船頭さんからの提案に、カガリに行けるならアリやなぁ・・でOKサインです。もう一人のお客さんが“南”を希望し、風と戦う覚悟で上礁していきました。続いて“東”に僕が降りて、最後の人はどうやら見張りに行ったみたいです。荷物を飛ばされないようにまとめておき、いつものタックルをセットして正面の船付“饅頭岩”に下ります。ウキをB、道糸・ハリス共に3号でウキ下4ヒロから始めます。磯際にマキエを撒いて竿1本前に投入し様子を見ます。潮はゆっくり左へ流れているかな・・ウキがなじんで一度ビシッと張ってから道糸をパラリと出して流しますと、ゆっくりとウキがシモっていきますが・・まだ沈む設定にしていないので何で沈むのん?そっと竿先できいてみますとコン!ときたのでとりあえずアワせてみますとギュギュッと手ごたえです。何だぁ~?でリールを巻きますと足下まできて素直にポコッと浮いてきたのはグレです!タモ入れも簡単に成功し魚を見ると40センチ弱の口太です。しかし1投目から釣れるとは・・“スミイチ君”になる場合が多いので複雑な心境ですが、とりあえずボ○ズは免れホッとしました。ブクブクで活かしておき再開します。潮の流れが左沖向きに流れ出し、風は北東から吹いています。マダイが喰いそうな雰囲気に、仕掛けを交換します。マイナス00のBIGで風を突いて遠投し、ウキを沈めてアタリを待ちますと思惑通り?道糸が弾けて竿にドーン!「もろたっ!」とオープンベールのスプールを押さえて渾身のフッキングをカマします。一瞬ズシッ!と手ごたえがありましたがすぐに全てのテンションを失った竿が戻ります。アッチャ~・・高切れ!(巻きっぱなしで何度も使ってる糸ですから・・チェックしましょ!)・・ヘタこいた~・・でもう一度同じパターンを試してみますが今度は右に流れ出しました。僕の好みの潮向きです!ウキをLサイズの3Bに換えてタナを4ヒロ、オモリは3B+G2で少し沈め気味に磯伝いに流してみます。“ワレ”の前まで流れたところで潜り潮がきつくなって更にウキがシモっていき、張って止めて待っていると竿がいきなり引き込まれます!竿を横向きにアワセをいれて竿を曲げて強烈な突っ込みを吸収し、魚がこちらを向いた隙に一気にリールを巻き上げます。手前にきてから左前に伸びる張り出しの下に潜り込もうとするのを、右に竿を倒してかわし、そして持ち上げますと今度は尾長!タモでキャッチしたのは40センチ強のグッドサイズです。「今日も尾長 やったで~!」と上機嫌です。ワン モア キャッチを狙って同じコースを狙いますが、潮がかなり速くなり“ワレ”の前の潮目を素通りしてしまい、はるか潮下でチャリコがアタってきます。そして風向きが北西~西に変わりちょっと釣りにくい状況・・やがて爆風!“南”に上がった人は船を呼んでオペラの波カブリへ磯替わりです。そして僕は根掛かりで高切れ・・「もうこの糸 限界かぁ」で一旦竿を仕舞います。荷物置き場でゴソゴソ・・竿は1.7号の極翔のままで、リールをハイパーフォースのノーマルギヤに交換、道糸4号のスプールをチョイスして“東の船付”の沖向きの角の“ド”際を攻める事にします。ここなら風を背に出来るし口太一発!の可能性もあるし・・ノリで滑る平らな足場に移動しマキエをポロッと撒いてみます。エサトリが何も出てこないので一安心で仕掛けをします。ハリス4号(太っ!)を2ヒロにウキはSサイズのG2でハリスにG2・G2・G5と打ってタナは4ヒロ半とします。仕掛けを投入しウキ止めまで入ったら磯際にひきつけます。ウキはゆっくり沈む設定なので竿先を下げて張りを緩めるとシモりだします。潮の流れや波のタイミングをはかりながらベストの入れどころを探ります。しばらく続けていると“ミニマムグレ”がチラチラと出てきましたがサシエはしっかり通りますので気配アリです。そして全てのタイミングがビタッと合って、いい感じに仕掛けがピンポイントに入っていったとき、竿先にコツコツときてそっと聞くと竿が一気に急降下!咄嗟にアワせて素早く磯の前に出て(すり足で・・怖いからね!跳んだらアカンよ!)竿を曲げきります。魚は真下に突っ込み竿の真ん中から先は水中へ没しています。しかし道糸・ハリス共に4号です!アセることは無いのです!ゴリゴリ・・ゴリゴリ・・何かに擦れていますが・・“ウリャ”っと強引に竿を起こすとこれまたマアマアサイズのグレ!しかも尾長かっ?てっきり口太のエエのんしかこないポイントと思ってたのに・・タモ入れ完了で魚を確認するとやっぱり尾長!43センチでした!道糸はウキ止めの上あたりがズタズタボロボロです。(4号にしてて良かったネ)その後も際をしつこく攻めますが・・釣れません。最後にもう一度正面船付から“ワレ”に向いて竿を出しますが・・沈黙・・1時半に納竿です。“南”では風が吹く前に40センチの尾長がひとつ出て、オペラに変わってサッパリ・・とのこと。見張りでは良型の口太とイサギが釣れてました。「次はいつ来るンや~?」と船頭さん。「さぁ・・大黒解禁してからかな?」と冗談で言うと「底物やな・・そろそろ」と言われてしまいました。(きっと冗談で・・)まだまだグレ釣り、がんばりま~す!

 左カガリの東 正面の船付

 左今回も尾長!よんじゅうなっぷ!

 左北西の風・・強し

 左4月もグレ!まだまだ好調やわ!

スタッフ 高橋

カテゴリー:奈良橿原店:スタッフ釣行記  情報登録日: 2009,04,05, Sunday


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