2009年度の初釣りです!1月6日、三重県は梶賀の誠丸(今年もよろしくお願いします)でグレ釣りです!深夜1時に橿原を出発し、いつもの大台越えルートを走っておりますとタヌキ4匹にカモシカ1頭、普通?の鹿は無数・・と動物パラダイスでしたが無事に到着です。(タヌキには出来れば遇いたくなかった・・)6時半に出船です。他の船が梶賀側に向かうのをみて誠丸は三木里方面へ・・カガリから行くようです。「高橋君から行こかぁ~!吉村さんと」で年末に続いてカガリ東に上がります。真ん中の“ワレ”に僕、“饅頭岩”に吉村氏が入り、ゆっくりとタックルをセットします。年明けから18度前後あった水温が一気に16度台となり、喰いの渋い日が続いていたみたいですが、数日安定した為に釣況は復調の兆しがみえてきたようです。磯際にボイルをパラリと撒いて海を観察します・・しかし潮、澄んでるなぁ・・ベタ凪とあってサラシもほとんど無く、普段は見えない底の部分まで丸見えです。しかし昨日は澄んでても結構喰ったらしいので何とかなるさ~でハリス3号、カン付きウキMサイズのBで釣り開始!タナを2ヒロ半として竿1本前を流してみます。潮は止まっているのかウキがじっとそのままです。吉村氏はお得意の遠投作戦で狙うみたいです。「潮 速いなぁ・・高橋君の方むいていきよんで!」・・ってどうしたことでしょう?沖では潮が通ってるらしい・・こちらも少し遠くを流すと確かに右へ・・数分後には磯際まで流れが入るようになりました。遠近・左右、色々攻めてみましたが反応無しです。Mの3Bに交換しタナを序所に深くしていきますと5ヒロあたりでエサが盗られたり残ったり・・時折波長の長いウネリがやってきます。磯に到達したときにサラシが左右から広がり、右沖にはっきりと潮目が出来るようになり、その潮目にウキが入ったところで微妙に張るとウキがオレンジの尾を引いて一気に水中へと消えていきました!アワすとギューンと強烈!そしてゴッ・ゴッ・・と竿を叩いてきますのでサンコさんかな?・・見えた!・・やっぱり・・サンコ(サンノジ)でした。そしてそこから怒涛の3連発!・・で、サンコ・・(こんな状況を“サンコの巣を突いてしもたっ!”と言います)潮目はやめて足下右の張り出し根の先端を狙うことにしますと2投目にユルル~と入ってお上品なヒキで35センチほどのグレがきました!ブクブクONでキープして(電池・・換えておきました!)次を狙いますが、エサが通らなくなりました・・逆光で見えにくいけど高いところから覗いてみるとミニグレが底の方にチラチラと・・8時を過ぎたころから潮が止まり、サラシも消えて、ついでに魚の気配も消えてしまいました・・休憩します。吉村氏は船付に移動して前回に僕が責めた“際の角”に狙いを変更しました。しかしミニグレと根がかりに手を焼いている様子です。パンをかじりながら何気に海を眺めますと、西風が吹き出して磯際がザワザワしだし、何か釣れそうな雰囲気に・・サラシも大きくなってはるか沖まで泡の筋がつながっています。「アルなぁ!」で急いで釣座に戻りひと流ししてみると見事なまでに沖向きに仕掛け・マキエが流れていきます!Lの00にウキを換え、スルスルにしてウキの下にG2のガン玉を打ってドンドン沈めていく作戦です。でいっ!と遠投して糸をいったんビシッと張り、後は流れるに任せてスプールからパラパラと糸を送り出します・・パラリ・パラパラ・・パラララ~ッ!きましたっ!最初は強烈なパワーとスピードで真沖に向いて突っ走っていきます!(真鯛っぽいです!)しばらく糸をくれてやり、頃合いをみて“止め”にかかります。ゆっくりポンピングで寄せてきますとある程度寄ってきたら時折首を振るだけで重~いだけ。「こいつはとれるやろ~!60センチくらいのんやろ~!」と油断したわけじゃ無いですよ・・ただちょっとだけ気になることが・・「針・・6号や・・」そうですぅ!真鯛に小針はヤバいですぅ・・!そしてその瞬間がやってきました・・竿を握る右手にズズズッと嫌な感触・・そしてスン!と軽くなりました・・バレテシモタ・・回収すると予想通り針外れでした・・真鯛、もったいない・・(真鯛って言い切れるのか?ボラかもしれんでっ!)「バレましたワ~!エ~潮きてるヨォ」と吉村氏に報告して次に仕掛けを入れた時には・・もはや“潮”は無くなってました・・(時合はまさに一瞬・・)その後、サシエがつきっぱなしの状態になりました・・5Bのウキで竿2本のタナでちょい沖~けっこう沖を探りますが45センチ程のイガミが釣れただけ・・(食べたら美味いと・・地元じゃ高級魚ですって!)一応キープしておきましょう・・おっ!吉村氏にヒット!かなり沖で喰わせたみたいですね・・30センチあり!のグレです。僕も遠投してみます・・正面50メートル沖の潮目まで遠投します・・届かないので諦めます・・(はやっ!)12時をまわりさらにサシエが“つきっぱ”になってきました。大きいのんが居るんか・・何も居らんのか・・紀東の寒グレはお昼からが“ゴールデン”となることが多いので集中力を高めます・・満潮が12時半・・折り返しの時間・・ちょっと良い雰囲気です・・潮が右に流れだしました。右沖の潮目に流し込んでいきますとウキが入りました。グレですがしかし・・コマい・・残念ながら30ちょいです・・(この時間は“40オーバー”も絶対にいる!と思います・・)深めのタナでサシエの頭だけ盗られたりしてますから、微妙にタナを詰めていきバッチグーのタナを探る・・そんな攻防を繰り広げていると・・吉村氏の竿が強烈に曲がり豪快なファイティング!「なになに~?」と竿を置いて見物です・・5分経ち・・10分が過ぎてようやく姿をあらわしたのは・・デカッ!70センチくらいはありそうです・・タモに入るのか?・・「よっしゃ~!」と吉村氏・・お疲れ様でした~見事な“コロダイ”です!しかしよく獲れましたねえ・・。すこし早いけどこれにて納竿とします。(こんなんみたら・・もうエエでしょう)他の磯も好調のようでお隣りのカガリ南では1時から40オーバーが4連発!だったそうです。僕もパーンと連発!・・してみてぇ。
吉村氏は大遠投で! イガミです・・ 僕の初釣りの釣果・・寂しげな・・ コロダイ70センチ!巨大だ・・ スタッフ 高橋 カテゴリー:奈良橿原店:スタッフ釣行記 情報登録日: 2009,01,08, Thursday
|
次の記事 前の記事 |