台風が過ぎていった9月11日、和歌山県印南の伝馬船に行ってきました。
5時に印南港に到着、伝馬船と呼ばれるボートに道具を積み込み出港です。 伝馬船を親船で引っ張ってもらい沖まで運んでもらって、ポイントに着いたらそこにアンカーを落として掛かり釣りをするといったスタイルの釣りです。 アンカーを落したら親船は居なくなりますが時々親船が見回りにきてくれあまり釣れない時はポイント移動もしてくれます。 何か有れば電話をすれば迎えにきてもらえます。 好きな釣り方で好きなものを狙えるのでのんびりとマイペースに釣りを出来るのが魅力です。 料金も2名で1船10000円と1人あたま5000円とリーズナブルなのもイイですね♪ 親船に引かれて、さあ出港! ポイントに着いてアンカーを降ろして船が落ち着いたら釣り開始です。 オキアミをエサにした天秤フカセで狙います。 メインのターゲットはイサキです。 水深は30M、天秤とサニーカゴMK-ⅡのLに30号のオモリ、1.5~2.0㎜のクッションをつけて3.0m3号ハリス2本針の仕掛けでやってみます。 最初は底取りしてから5Mほど上げて釣り始めます。 状況を見て次からはリールのカウンターを見て上からの棚で釣りをします。 底から5m上げると25mあたり、アタリも無くしばらくして仕掛けを上げると2本針のどちらにもエサが残っていません。 次の投入はさらに棚を上げて狙います25mからさらに上の23m、今度は底からではなくリールのカウンターが23mのところで仕掛けを止めて待ちます。 10~15秒待ってアタリが無い場合は大きく竿をあおって誘いを入れます。 このときにカゴに残っているオキアミが再度放出されます。 誘ったあとにアタリが出ました! 大きく無いですが本命イサキが釣れました♪ 幸先良くイサキが釣れ、今日はイイ感じと思ったのもつかの間、サバとカツオの猛攻に遭うことに… 仕掛けを落す最中に、途中で落ちていかなくなります。 サバやカツオが食ってしまっています。 急いで巻き上げて回収しますが、掛かっているサバやカツオが暴れまわって仕掛けを無茶苦茶にしてしまいます。 無事に棚まで仕掛けを降ろし、イサキを食わせたのにそのイサキを上げてくる途中で2本針のうちのイサキの付いていない方の針に食いつき暴れてせっかく掛けたイサキが外れてしまうことも度々起こります。 カツオ、サバ達が回ってくるタイミングがあり、少し姿が見えない時間にイサキを掛けて、また回ってきたら撒きエサを控えめにして行き過ぎるのを待つといった釣りとなりました。 それでもサバ達にはかなりイジメられ、何本針を結んだかわからないくらい結ぶこととなりました。 仕掛けや針は充分過ぎるほど用意した方がいいです。 イサキ狙いがメインですが、ココではいろんな魚が釣れます。 過去には、ハマチ、シマアジ、イシダイ、マダイなどの高級魚、コロダイ、サンノジ、グレといった魚も良く釣れます。 今回も、イサキ以外にグレ、サンノジが釣れてきました。 サンコウとも呼ばれるサンノジ、正式和名はニザダイ…よく引いて期待しながら上げてくるとたいていこいつです(笑) そして… 今回、今まで釣ったことの無い珍しい魚を釣りました♪ 水面に浮いて来た時は『何じゃコレ!』と思いましたが… わかりずらいですね… でもこれでわかると思います! そう!コバンザメです♪ 水族館では見たことありますが、釣ったのも触ったのも初めて。 恐る恐る吸盤のところに手を付けてみると… くっ付いた! かなりの吸着力です、船の床に付けて見ると、ビターッとくっ付いて外れないくらいでした。 もちろんリリースしました。 いろいろな魚を釣りながらも、イサキの数を増やしていきます。 昼過ぎからはラストスパート、ダブルもあり棚も上ずってきて手返しも良くなってきて最終の午後2時で60匹以上のイサキを釣る事が出来ました。 台風直後とあって風が残って少し波がありましたが、天候が穏やかになればのんびりと釣りが楽しめると思います。 当日利用 和歌山県 印南 『木下丸』 0738-42-0313 カテゴリー:奈良橿原店:スタッフ釣行記 情報登録日: 2015,09,12, Saturday
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