11月17日、今回はイシダイ釣りをお休みして、徳島県は“伊島”の磯へグレ釣りに行ってまいりました!夜の11時に鎌森名人(だから何の?)と奈良橿原店を出発。途中でマリコン尼﨑店メンバーと合流し、淡路島を抜けて椿泊の勝丸渡船に無事到着です。そして5時半に出船、30分程で伊島に着きます。1級ポイントの“西長のオチ”から磯着け開始です。ここのシステムは着けた磯に希望者が「いきま~す!」と船頭さんに声をかけて降りていくようです。全体的に少人数で入る磯が多いみたいで、1~2人での磯上がりです。4年前に上がったことのある“唐人”を過ぎ、ナンだかんだあって結局気がつけば我々メンバーは全員“水島”に上がってました。伊島は3度目でこの磯に上がったのは2度目です。以前に竿を出した“胴”の正面の釣座は時折波が這い上がり厳しそう・・左横の高場からの竿出しが無難かな・・鎌森名人が入った足場の1メートル隣に無理やり入れてもらいます。立ち位置の左は磯の切れ込みになっていて、ウネリが這い上がり巨大なサラシを形成。足下は根が突き出していて左前に続いており厄介です。風は左から右にかなり強い・・厳しい状況ですが・・やってみよっ!インターラインの1.5号に道糸1.75号・ハリス1.7号、鈎6号にカン付ウキLサイズのG2、2ヒロのハリスにG5・G2を段打ちにして2ヒロ半のタナで海の状況を窺います。サラシが落ち着くタイミングを計り、マキエを足下に4~5杯撒いて仕掛けを竿1本沖に投入。しかし馴染む間も無く次のサラシでぶっ飛ばされてしまいます。G2のガン玉を追加し、ウキを沈め気味にしてサラシの下に引き戻し、波が落ちついたところで潮に乗せて流したい・・という作戦ですが馴染む頃には鎌森名人のウキを越えてしまい即回収となります・・(やりにくいやないかいっ!)波と“彼”の投入のタイミングを全てドンピシャであわすのは無理・・作戦さらに変更!ハリスを1ヒロに切り、ウキをマイナス00のBIGサイズでスルスルにしてサラシの外側に遠投!沈めていきます・・が、足場の高さがアダとなって横風に道糸がとられて一旦沈んだウキが直に浮かされます。沖を釣るのも難しいので今度はウキをMサイズのBにガン玉B+G2を糸の直結部にまとめて打ち、タナを1ヒロ半に設定してサラシの左側に振り込んでマキエを被せ、右流れの潮とサラシがぶつかり“潜り潮”となっている場所を丹念に探っていきます。綺麗に馴染んだときはサシエが盗られています。エサトリの姿は殆んど見えていないので正体は分かりませんが、雰囲気的には良い感じです。そして数投後、ユルユルとシモって行く仕掛けに張りを加えてサラシ際でひきつけて待っているとガツン!と手ごたえです。「やっと喰ったで~!」で30センチちょいのグレが登場!1匹目ということで大事にタモで掬います。「タナ、浅いで~!」と鎌森名人に声をかけ、次を狙います。しかし後が続きません・・アタリが無いままサシエが盗られてます。Bのガン玉はそのままでG2をはずし、ハリスの真ん中にG5を打ち、ウキ下を1ヒロに詰めます。波と風のタイミングをみてマキエと仕掛けを同時に投入!(めったにうまくいきません・・)よっしゃ決まった!で即、ウキ入れ!ギューンといった!根がいやらしいので強引に竿で溜めてリールをダッシュで巻きとります。サラシの中からポコッと現れたのは35センチくらいかな・・きれいな口太でした。(仕掛け・・チョッといじって正解やったね)隣で鎌森名人が何かしてます・・竿を拝んで引っぱりあいっこです・・(デカイんか・・?)そしてバチコン!と切られてしまいました・・残念やね・・しかしここからは鎌森名人の時間に突入!重い目の仕掛けと狙い所がハマったみたいで30センチ級のグレ・イサギを釣り上げます。さらにイシダイまでも・・(やり取り中のしぐさがチョッと笑えた・・)「エエでんな~」「自己記録っす!」僕もがんばろ・・そういえばさっきからこっちはアタリが止まってます・・ハリスを1.5号、ハリを4号に落とし、オキアミを半むき身にして小さく付けますと・・やはり喰い渋ってたみたいです・・黄色のマーカーをチチッと走らせるアタリで掛け合わすと(波止でグレ釣りをやってた時代に習得したつもり・・のテク)なんとこれがズン!と重量感。竿を気持ちよく絞り込みます・・いきなり足下で右に突っ込んだ!(てっきり左の根に行くと思ってました・・)ちょっと焦って磯の前にお尻で滑り下りて、体勢を整え竿を左に煉るように起こすとこれが結構良型ですやん!タモ入れに苦労させられたけど(ヘタなだけでしょ!)なんとか納まりました。40センチくらいかな・・デジカメONでニッコニコ!(グレ釣り・・オモロ~!)ライブウェルに入れてここで休憩。隣りの東の船付から上がった(歩いていけるけど・・)尼崎店チームの様子を伺いますと・・何やら忙しそう・・次々に竿を曲げていらっしゃるではありませんか!(景気、ヨロシイなぁ・・)グレが“入れ食い”ですって~!・・鎌森名人の隣りに戻り、狭い釣座で再開します。キタマクラやウマズラハギがチラチラ見え出しました・・気がつけば風向きが変わり、沖を通すようになり磯際の波が大人しくなってます。馴染ませやすくなったのでウキをゼロに換えG5をハリスの真ん中に打ちサラシの先端をダイレクトに狙うと綺麗にウキ入れ!しかし竿先がガガガッと震えババタレ(イズスミ)がピョン!抜き上げると鎌森名人めがけて飛んでいきました!(ウンチ・・かけたったらエエのに・・名人は無事にかわします・・)更にイズスミ・ウマズラ・・外道が続きます。鎌森名人は謎の魚?(チビキの白いやつ?)を釣り上げ、見事に指を噛まれます!(楽しそう・・)軽い仕掛けは外道続きなのでBの仕掛けに戻し、磯際を試しに流すとユルリと入ってグレ!ここに居ったんか~でもう一度狙うと連発ヒット!しかも突っ込みがキツい!また右にいきます!(何かあるのか?)上の足場のまま少し強引に扱い一気に浮かせると・・「え~グレやっ!」鎌森名人に掬ってもらいます。40センチ・・あるかな?満足・満足!これにて早目の納竿とします。そして最後に鎌森名人がやってくれました!ラストチャンスで見事なウキ入れ!即、アワセが決まりリールを巻こうとしたら・・ラインがモジャって巻けないよ~状態!直そうと必死・・「切って、結んだら・・」と声をかけると意外にも素直に・・何とか直結し、追い合わせをくれてやる~と竿を煽る名人?竿が曲がってないね・・糸がラインローラーをくぐってないじゃん!(ププッ!)またまたやり直し今度は無事にマキマキ・・奇跡的?に魚はまだ付いてました。30センチのグレでこんなに楽しめるなんて・・やっぱり磯釣りは面白いですね!今回はなかなか楽しい釣行でした!
鎌森名人 好調!(しかし“いい笑顔”だ・・) 久々の良型グレ! イシダイ~!(サン〇ソウ・・って言っちゃダミだよ~) これにて終~了~のよんじゅう! スタッフ 高橋 カテゴリー:奈良橿原店:スタッフ釣行記 情報登録日: 2008,11,19, Wednesday
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