11月10日、今回は宮原氏と梶賀で石鯛釣りです。彼はこの釣行で今年の底物釣りを終了し、上物に専念する・・とのことで気合いを入れて2本竿で挑むそうな・・で、ウニ40個にサザエ3キロを持っていくそうです。僕は先週の残りのサザエ約1キロ(冷凍してます)とウニ40個です。まだ薄暗い中、誠丸は6時に出船です。「最後やから“南”・・行きたい」とのことでカガリの南に2人で上げてもらいました。5日に僕が打った“一番高いとこ”に宮原氏が入り、僕は船頭さんのオススメにより海に向いて右の“チョッとだけ高いとこ”から神須ノ鼻向きに竿を出すことにします。感じのいいピトン穴はすぐに見つかりました。竿を継ぎ仕掛けをセットし、30号のオモリでまずはエサを付けずに50メートル程投げてラインを送ります。着底したところで竿をピトンに掛けて潮の具合をみてみます・・速っ!左から右へピャーッと流れていきます・・底をさぐってもこれではワケがわからんので、とりあえずエサを付けて放り込んどきます・・が一瞬で糸が右に・・どうにもなりません。「速いなぁ・・ヤバイなぁ・・」「・・・うん・・」潮が緩むまで適当に打ち返しますが回収時に手前で根掛かりが多発・・当然手返しが遅くなります。サザエも全然盗られてない状況が続く中、8時ごろから少し潮が緩んだような・・(着底後に糸フケが出るようになった)おおっ!チャ~ンス!「ここはウニでしょー」と何の根拠もない、単なる思い付きでウニを投入したところ、カウント55メートルで落ちつき竿先を何気に眺めているとココッ!と動いたように見えたみたいな・・10分間我慢して回収すると“軽っ!”ウニが綺麗に盗られています!(“とれただけ”・・かもよ)本日初の期待感・・大振りのウニで同場所を打ちます。着底して糸フケをとる最中にコンコン!とアタってきます!そして数秒後・・ガン・ガン・グーン!「アタったでっ!」と宮原氏に声をかけて様子を見守るが・・次の展開が無いので上げてみるとやはり素鈎です!小振りのウニの2個掛けで勝負!カウント53に置いてしばらくすると・・ゴン!・・フワッ・・グッ・ググ~ッ!舞い込んだ~!・・か?・・戻った・・(またまた前々回の展開じゃん!)クッソ~です・・「アカンわ~離した」と報告して回収します。次は目先を変える意味でサザエを投入・・アタリなし・・すぐに回収。再びウニの2個掛けで・・アッ・・アタッた!(ウニ好きなやっちゃなぁ)そして間髪いれずにドーンと舞い込み~!「今度はモロたっ!」と竿を抜きアワセに入ろうとしたその瞬間・・フッ・・(あれれ~)・・どーしたらいいんでしょうか・・まだアルっしょ~いや、アッてくれョ・・しかしアタリは止まりました・・9時の最干潮からの折り返し・・潮の動きっぱなに竿先を押さえる怪しいアタリがきましたが、それがこの日最後のアタリとなりました・・入れ替わり?にその頃より宮原氏の竿先が動き出し、気がつけばガチャガチャッ・ガッ・ガッ・グーン!と舞い込んで「ハナチンやっ」と30センチ級のイシガキを宙に舞わせます。そして数分後(数時間後?)知らない間にひとまわり小型のイシガキをぶら下げてました・・(リリースしてました)再び潮が速くなり・・時間はあっと言う間に過ぎて12時です。携帯に着信、前日に“50センチオーバー”のイシガキを仕留めた水本氏です。「どないでっか~!」「潮が速よて・・ダメダス!」・・「昨日は1時半やで、釣れたん・・がんばってケロッ!」「アイ ドゥ・・」・・エサもたっぷり過ぎる程残ってますし、がんばりますか・・で“1時半”を期待して投入・・でもダレダレです。仕掛け回収時に根掛かりの連続でもう打ち返したくない心境。1時を過ぎて「次で最後にしよっかな・・」で宮原氏から貰った“活きた”サザエの5個掛けを用意し、さあ、回収!と竿を煽ると・・根掛かりしてる・・切れたらもう止めよう・・ラインブレーカーでグルグルしてると“コスッ”と外れたみたいな・・ラッキー!もう1回できる~!とルンルンでリールを巻きます・・あと25メートル・・・20メートル・・18・・ガスッ!(えーっ・・ちょっと~・・)これは完全にカチ込んだ・・再びグルグル・・ブッ!・・切れた・・終~了~・・1時半を待たずして・・スゴスゴと片付けます・・ほど無く宮原氏も納竿。今年最後の石鯛釣り・・チョッと消化不良でしたかな?まあイシガキ釣ったからイイじゃな~い!僕は・・悲しすぎるよ・・でも11月はまだ終わらんのだよ・・。
前日に水本氏が仕留めた”50センチ”のイシガキ! 宮原氏は今年最後の・・ イシガキをゲッチュー! 潮の速さと根掛かりに苦しんだ・・ スタッフ 高橋 カテゴリー:奈良橿原店:スタッフ釣行記 情報登録日: 2008,11,12, Wednesday
|
次の記事 前の記事 |