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台風後のダムの放水が落ち着きやっと本来の水位になった有田川のダム下です。
新垢の付きは場所によってはまだしっかりとは付ききっていませんが、濁りはほとんど無く平水で連日多くの方が竿を出されています。

放水が収まったすぐの8月28日とすっかり平水になり濁りも取れた9月3日の釣行レポートです。

8月28日、放水が収まったとはいえ10トンほどの放水、水位も少し高く濁りが残っています。
台風の大水で川相が変わってしまっているので朝イチに川を見てからおとり屋へ行くことにする。

吉備中央、丹生神社前、ワサワ、金屋駅裏など…

吉備中央は左岸にあった瀬が無くなり右岸中心に流れが寄り橋の上の流れがさらに広くなった感じ。丹生神社前は去年の台風で狭くなってしまった流れがまた広くなり適度な流れになり川底に石が入っている所があれば(濁りで川底が見ただけでは確認出来ない)期待できそう。
ワサワが一番変化が少なかった、イメージは変わらず少し瀬が浅く広くなった感じ。
駅裏は、去年の台風で右岸に新しく流れが出来て流れが2つに分かれてしまったのがさらに右岸側に流れが移ってしまい左岸側の瀬が小さくなってしまった。

個人的に好きだった駅裏は少し残念な感じになってしまい、ワサワ、吉備中央は現状維持、丹生神社前は川底の状況に期待かなぁ…と同行の野津氏と話ながら、おとり屋へ向かう。

下流部を川見したのになぜか中流域の岩野川、前田おとり店へ…中流域の様子もついでに聞いてみますがまだ少し濁りがきついので支流の四村川か粟生の方が良いと進められる。

確かにかなり前から濁りも取れて垢も先に付きだしているので状況が良いのはわかるがこれから9月に入り、釣りの中心は下流部になるのでどうしても下流部の様子を把握したいので、おとりを購入し、また下流に引き返すことにする。

ワサワの上流のヒロセの様子も見たかったので(車が走れる道路からは様子が見れない)ワサワに入ることにした。


ワサワの様子…

画像ではわかりづらいですが、まだ濁りはあり、垢も付いていません。

自分は瀬肩から、野津氏は瀬の下から釣り出しますが野津氏は反応が無いとのことでさらに下へ降りて行き、見えなくなってしまいました。

瀬肩では重くなるだけのようなおとなしいアタリでたまに掛かる程度、4匹ほど掛かったところで上流のヒロセに歩いて上がります。

ヒロセはもともと2つの流れがあったのが今回の大水で左岸側の川幅が広くなり、釣り易くなったように感じます。

早速、左岸のチャラ瀬の瀬肩でおとりを泳がせると必ず反応があります。

しかし、予測できないゴミや石での根掛かりが頻発しうまく続きません。

掛かるサイズはチビから20センチほどまでいろいろなサイズが混じります。

チビでもあまり水深も無く流れもキツくない場所では一応おとりで使うようにします。


チビが立派なヤツを連れてきました♪

できる子です(笑)

おとりがうまく回らないながらも何とか釣りを続けます。

下流に下りていた野津氏から連絡が入り、自分もワサワに戻り、昼休憩。

この後どうするか相談し、吉備中央の様子を見に行くことにします。


吉備中央に着きました。
朝に川見で来たときに橋の上から見ると橋の下流、右岸側に唯一鮎が見えていたので、野津氏はまずそこに入り、自分は同じく右岸側の橋の上流に入ります。

おとりを出すなりすぐにアタリ♪

しかしチビ…

おとりにします(笑)

またすぐにアタリ♪

またチビでした…

ポツリポツリ…
雨が降ってきました。

状況はよくありません。

野津氏も同じ状況のようで橋のすぐ下をあきらめてさらに下流にある瀬まで移動しています。

右岸の橋の下が気になるので野津氏の後に入らせてもらいます。

するとチビではない18センチほどの鮎が掛かりました。

ワサワから吉備中央に移動してからまだそんなに経っていないのに、この時点で雨は本降り、橋のすぐ下流で数匹掛けてどうしても丹生神社の石の様子を確かめたくて、この雨では川に入れる時間も残り少ないと判断、釣りを見切って下流に歩いていきました。

しかし…
結局、丹生神社まで行く半分くらいのところにチャラ瀬の落ち込みに石が入って良さげな場所を確認するまではしましたが、バケツを返したようなドシャ降りになってきたので丹生神社までは行かず、そのまま引き返し、15時過ぎに川を上がり、釣り終了しました。

2名で30匹ほどの釣果でしたが、台風で変わった川の状況が少しわかったので有意義な釣行となりました。



そして5日後の9月3日、有田川に戻ってきました。

今回も野津氏が同行、6時半ごろ岡本おとり店に到着、おとりを購入して吉備中央に入ります。

前回状況の良くない中、吉備中央の橋の下の瀬では反応が良かったみたいで野津氏は今日、そこをもう一度試したいよう。

その瀬の瀬肩から釣り始める野津氏、自分は橋の下の右岸から釣り始めます。

水位は下がり釣りやすいですが、濁りが取れていますが鮎が見えません。
時折、水面をはねるのを見ますが明らかに鮎が薄く感じます。

野津氏期待の瀬は不発だったようで、野津氏は早々と丹生神社の方へ降りていきました。

この日はヘチ付近でしか掛からず型もヘチで掛かるものの方が揃っていました。


吉備中央大橋、右岸側から


そこから下流向きで


その右岸のヘチ付近が掛かりました

それでも昼までに10匹も掛けてません。

自分も丹生神社の様子を見に行きます。

前回、めぼしを付けていた所に野津氏がしっかり竿を出していました。

その下にもう1人…

さらに下の丹生神社前には4人ほど見えます。

丹生神社は断念、野津氏のすぐ下で竿を出させてもらいますが、そこで3匹ほど掛けたのみでまた吉備中央大橋にもどります。

人気ポイントなので橋の上流、下流に6~7人見えます。

橋のすぐ上が空いていたので入ります。

水面が少し波立った場所を中心に泳がせると連発は無いですがポツポツと掛かります。

人も多く休憩する時間のタイミングも逃し15時過ぎに一度竿を置いておにぎりを食べます。

その後、同じ場所に入ります。少し上流に釣り上がると美味しいスポット発見♪

そこの川底に良い石が並んでいるのかはわかりませんが、そこを泳がせるとポロポロとテンポ良く掛かってきます。昼休憩まで10匹ほどだった釣果が17時過ぎに終了した時点でなんとか30匹になっていました♪



有田川のダム下はこれからが数釣りの本格シーズンです。

大雨で大量のダム放水があるような大きな水が出ない限り、例年10月までは十分楽しめます。

鮎釣りラストスパート、まだ行きますょ♪

カテゴリー:奈良橿原店:スタッフ釣行記  情報登録日: 2014,09,04, Thursday


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