雨が降りませんねぇ…
相変わらず水の少ない有田川です。 その渇水気味の有田川に6月4日に4回目の鮎釣り、そして今回6月9日に5回目の釣行です。 4回目は野津氏と2人で支流、四村川に入ってイマイチで本流のボダイ辺りでもダメ… 野津氏はツ抜けしたものの自分はトラブルも有り、5匹ほどの釣果。 しばらく雨が降って水が出るまで釣行を考えるほどでしたが今回6月9日は今年から鮎デビューする山本くんと約束の日です。 厳しい状況の鮎デビューですが、いつもの野津氏と2人で山本くんをサポートです。 いつもの時間よりすこし遅れて有田川に到着、岩野川の前田おとり店でおとりを購入。 最近少し掛かりだしたらしいのと、釣りやすく比較的収容人数の大きな釣り場なので鮎釣りが初めての釣り場としては良いかもと、そのまま岩野川周辺で釣りをすることにします。 おとり店から少し上流の橋の前後に入ります。 橋の少し上にすでにひとり入られていましたが釣り場が広いので十分入れそうです。 橋の下すぐのチャラ瀬で野津氏、鮎釣り初挑戦の山本君にはその下の瀬尻がいいんじゃないかと思い一緒に川に入ります。 自分は竿を持たずに横で鮎釣りの説明をします。 仕掛けのセット、竿を伸ばし、仕掛けの長さの調整、イカリの付け方やおとり鮎にハナカンを付ける説明をひと通りして… さあ、釣り開始です♪ 鮎を送り出し、糸の針具合や角度、オバセの意味や使い方などなど… 理解してもらえたかどうかは別として(笑)ぎこちなかったおとり操作がそれなりに鮎が自然に泳ぐようになってきました。 するとすぐに目印に反応が! ブルブルッとのあとにシューっと川下に目印が動きます 『来たんちゃうん!?』と聞くと 山本くん『ハイ来ました!』 やった♪ 以外に早く掛かり少しホッとしましたが、まだ取り込んでいません。 慎重に慎重に… 流れのゆるい所に2匹の鮎が確認出来たところを見て『じゃあ山本くん、タモ抜いて鮎抜こうかー』と指示すると 固まっている山本くんが『タモ抜けません!』と返してきます。 竿から片手離して腰からタモを抜け!と指示しますが、竿から手が離せないと両手で竿を握ったまま(笑) 右手1本で竿尻を持って手を伸ばして左手でタモを抜くことを説明しますが取り込みの手順を説明する前に掛かってしまったのでどうしたらいいのかわからなかったよう。 大事な天然鮎1匹目、このまま2匹とも流されていきそうになったので、とりあえず自分が取り込み方を説明する意味で竿を受け取り、山本くんの代わりに抜き上げました。 18㎝の立派なサイズ♪ 山本くんも天然鮎を見て、『綺麗ですねー♪』 すぐにおとりを交換して送り出します。 先ほど掛かった場所の少し下、対岸奥の大き目の石のワキに、天然に変わりたてのおとりがスッーと目印を引き上げた瞬間、また目印が下流に走りました! また掛かった! 次は山本くん本人に取り込んでもらいます。 『腕伸ばせ!伸ばせ!』と何度も言われながら何とか引き抜いた鮎も18㎝級の黄色い綺麗なナイスサイズの鮎でした♪ 初めて自分で釣った鮎(もうちょっと嬉しそうな顔して?) しかしその後が続きません。 場所を変えてポロリ、また場所を変えてポロリといった感じで拾い釣り。 その日は股下くらいの少し水深のある瀬尻下あたりの流れの緩やかになっていて石や岩盤が見えているような場所を選んで山本くんに釣ってもらいました。 9時半から昼すぎまでになんとか9匹、ほとんどが16~19㎝の良型でした。 昼食休憩、ついでに移動も考えましたがすでに14時前、午前中に掛かった場所を釣り返す方が良いかもと残り時間も留まることにします。 後半戦のあと3時間ほどは自分も竿を出すので、山本くんはひとりで頑張ってもらいます。 夕方の3時間、自分でも竿を持ってしましたが、やはり歩き回っての拾い釣りになりました。 3時間で7匹、同じ場所でパタパタというのはありませんでした。 見えてる鮎はそこそこ居るので、それなりに纏まった雨が降って水が出たら面白いのになぁ…と感じました。 5時半に納竿し、野津氏は9匹、山本くんはと言うと後半ひとりで頑張って1匹追加!! なんと見事にツ抜け達成です♪ この今の有田川の状況で、初挑戦でツ抜けは立派です! 岩野川周辺で掛かる鮎は比較的チビが少なく型揃いでした。 今週、纏まった雨が降るといった予報ですが、どうなるでしょうか… カテゴリー:奈良橿原店:スタッフ釣行記 情報登録日: 2014,06,10, Tuesday
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